今回は発芽したのに小カブが大きくならない?それでもなんとか収穫!カブ栽培に挑戦

以前失敗したことのあるカブ栽培に挑戦しています。

カブ栽培について

カブと言えば大根に似た形状でありながら食味や味が異なるというなんとも不可思議な野菜のことですが、近所でカブが売られていないため、自分で育てることにしました

しかし、初めて挑戦した時はそもそも発芽せず、失敗に終わりました。そして今回再挑戦したところ、無事に発芽し、なんとか収穫までできました

プランターでカブ栽培

今回も、失敗した前回も同じ長いプランターで栽培しています。長いプランターを使ってみてメリットだと感じたのは、長いプランターでカブを育てる場合、筋状に種をまくことができるので、管理がしやすいです。

カブの種は大根の種と違う

ネットで購入したカブの種
ネットで購入したカブの種

初めてカブの種を購入した時、種の形状は大根と同じような形状でした。しかし、今回購入したカブの種は大根の種と違います。かなり小さいです

品種によって種の形状まで異なるのか、それか何か他の理由があったのだと思われます。

なお、大根は食べる部分が根なのに対し、カブは食べる部分が胚軸と呼ばれる根と茎の中間のような部位なのだそうです。

種まき時期

カブの種まき
カブの種まき

種まきをしたのは11月でした。私の住む地域の11月の平均気温は18~24℃でした。夏が終わり、涼しくなってきたころですが、冬ほど寒くない時期です。11月に種まきした今回、無事にたくさん発芽しました。

以前、1月にカブの種まきをしたときは一切発芽しませんでした。1月の平均気温は13~19℃。でも、気温の問題というより、何か他の原因があったのではないかと思っています。

種をまく深さ

地上から1cmぐらいの深さに筋状に種まきをしました。しっかり発芽したので1cmぐらいで問題なかったのだと思います。

なお、初めてカブを栽培しようと種まきをしたときはもしかしたら鳥などに種を食べられたのかなとも思ったのですが、当時の映像が残っていて、どうやらその時も1cmぐらいでした。うまく発芽するときとしないときがあるんですね。

発芽時期

種まきから6日後のカブの様子
種まきから6日後のカブの様子

種まきをしてから3日で発芽が確認できました。適した時期に種まきをすると3~4日で発芽するのが一般的なのだそうです。

カブは間引きする

種まきから1ヶ月経過したカブ
種まきから1ヶ月経過したカブ

カブの種まきは筋状にたくさんの種をまいて、発芽したらそれを間引くという方法で育てていきます。そう、カブは間引きが必要で、間引きしないと株間が近すぎて生育に影響がある可能性があります。

購入した種苗店によると、何度か間引きを繰り返し、最終的に本葉が4~5枚の時に12~13cmぐらいの株間になるよう調整すると良いのだそうです。

貪欲な私はそんなに株間を取りませんでしたが、なんとか育っていってくれました。

収穫時期

ベランダで栽培した小カブ

カブは種類によって収穫時期が異なります

今回私が栽培したのは直径3cm程度になるカブで、小カブの中でも小さい部類に入る品種だと思われます。小カブだと発芽から50日ぐらいで収穫となるようです。我が家も早いものはそのぐらいで収穫できましたが、大半は50日ではまだ小さい感じでした。

追肥1回

生育状況に応じてカブは追肥をすると良いのだそうですが、小カブの場合は追肥が不要とのことです。私は1回だけ、大体発芽から40日前後の時に液肥を与えました。

液肥を与えてから地中部も地上部もあきらかに生育がよくなったので、追肥の効果はあったのだと思われます。

中カブ大カブは月に2回程度追肥をすると良いのだそうですが、私が育てているのは小カブのため、追肥は1回のみでした。もっと多く追肥していたらもっと順調に育ったかもしれませんね。

もっと作りたいけど連作不可らしい

カブは連作ができないのだそうです。最低でも一年は待つ必要があるそうです。似ている大根は2~3年連作しても良いのだそうです。

連作障害が出るとわかっても、もっとカブを育てたいと思っています。普段からあまり連作障害は気にしていないので、また今度種まきしてみようと思っています。

カブが大きくならない

そもそも小さなカブなのですが、実際に直径が3cmぐらいになるまで50日程度かかりました。といっても、いくつか植わっているうちの一つが3cmぐらいになっただけで、それ以外はなかなか大きくなりませんでした。

カブが大きくならない原因

カブが大きくならない原因は土壌が酸性に傾いているとか生育温度が適温でないなどが考えられるそうです。

今回、卵の殻を砕いたものを少しだけ土にすき込んでから種まきをしました。pH調節のためです。気温についてはもっとも低い時期に育てているので、できることはやった感じでした。

ただ、それまで虫に葉を食われたり、強風にさらされたり、風から退避したりを繰り返していたため、環境が良ければもっと早く肥大したのではないかと推測しています。退避中、どうしても日当たりは犠牲になってしまっていました。

カブが辛い理由

夏にカブを育てると辛くなることがあるそうです。それに裂果(裂根?)もしやすくなるようで、夏の栽培は避けた方が無難なようです。

今回私はいわゆる秋から冬にかけてカブを栽培しました。あまり近場ではカブが出回っていないので、この時期ぐらいしか栽培が難しいのかもしれません。

最後に

カブ栽培超楽しいです。なにより2か月程度で収穫できるので、成果が早く見えて楽しいです。ただ、発芽しないということも発生しうるので、環境はしっかり整えてから、適切な時期に種まきをすると良いと思います。