台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」を食べた感想

普段、ハンバーガーを食べる時はマクドナルドへ行くことが多いのですが、今回はちょっと遠くまで足を延ばしてバーガーキングの台湾限定メニュー「叉燒火烤牛堡」を食べてみました!

バーガーキング

ハンバーガーチェーンの一つ「バーガーキング」は世界各地に店舗を展開しており、それはアジアも例外ではありません。

バーガーキングはアメリカ発祥のハンバーガーチェーンです。日本ではここ数年で店舗数が劇的に増えているらしく、2023年11月ごろには204店舗目をオープンしたそうです。

台湾のバーガーキング

台湾のバーガーキングは1990年に一号店ができて以来、紆余曲折を経て現在は投資ファンドNEXUS POINTが代理権を取得して運営に当たっているそうです。

ここ数年出店攻勢をかけているようで、2022年現在の店舗数は80店舗です。なお、マクドナルドは400店舗を超えているはずなので、それでも規模としてはマクドナルドの方が優勢です。つまり、そんな中、バーガーキングを食べられたらラッキーということになります。

桃園空港のバーガーキング

台湾にもバーガーキングはあり、おなじみの桃園空港内にも店舗を構えているので、台湾旅行の行き帰りに桃園空港のバーガーキングで食事をしたことがある方も多いのではないかと思います。

オーダーは機械

私が訪れた店舗では、マクドナルド同様、大型のディスプレイパネルでオーダーします。写真を見ながら選べるので非常にわかりやすいです。

支払方法は電子マネーなども選べますが、カウンターでの支払いも選べるので難しい方はカウンター支払いを選ぶと良いと思います。

バーガーキングと言えばワッパー

バーガーキングには一般にイメージされるバーガーとは別にワッパーというのがあります。そう、バーガーキングと言えばこのワッパーが有名です。

ワッパー(whopper)は英語で「とても大きなもの」を表す言葉です。つまり、どでかいバーガーをワッパーと呼ぶようです。なんでも、ワッパーのサイズは5インチなのだとか。5インチはおおよぞ12.7cmになります。

なお、ワッパーとは書かれていませんでしたが、今回注文した叉燒火烤牛堡も結構大きかったです。

風味豊かなパティ!

台湾バーガーキングの店舗のいくつかには入り口に「火烤美味專賣店」と書かれています。これはバーガーキングのこだわりである「直火焼きパティ」の専門店ということを表しています。

そう、バーガーキングと言えば直火焼きのパティ!今回訪れたのもこの「火烤美味專賣店」でした。

提供時間は心を無にせよ

こだわりのハンバーガー、ワッパーを提供するためか、提供時間はマクドナルドよりも多少長いように感じました。いや、むしろマクドナルドが超絶早いので、バーガーキングも決して遅いというわけではありません。

最高の味を味わうための待ち時間なので心を無にして待てば苦にはなりませんでした。

限定メニュー「チャーシュー・直火焼きビーフ・バーガー」

台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」
台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」

今回いただいた台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」は直訳すれば「チャーシュー・直火焼きビーフ・バーガー」となります。

チャーシュー入り

台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」
台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」

バーガーキングの代名詞とも言える直火焼きのビーフパティとチャーシューがドッキングしたバーガーで、ほかにタマネギ、チーズなどが入っています。

香ばしいバーガー

台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」
台湾バーガーキングの限定メニュー「叉燒火烤牛堡」

かぶりつくと直火特有の香ばしい香りが口の中から鼻へ抜けていきます。ビーフパティとチャーシューのダブルコンボで肉肉感もばっちり!ああ、これがバーガーキングか!

ソースもマクドナルドなどにはない、独特の風味を持っていて、それがパティやチャーシューと非常にマッチしていました!

サイドメニュー 「辣薯球」

台湾バーガーキングのサイドメニュー「辣薯球」
台湾バーガーキングのサイドメニュー「辣薯球」

セットの丸っこいポテト「辣薯球」も食べてみましたが、名前に「辛い」ことを意味する「辣」が入っている割にはそれほど辛味を感じませんでした。非常に食べやすい味です。

バーガーキングは髭の生えたおっちゃん(良い意味)

この表現で伝わるかは疑問ですが、マクドナルドが都会ナイズドされたハンバーガーだと言うならば、バーガーキングは田舎のおっちゃん的なテイストのハンバーガーです。もちろん口髭の生えたおっちゃんで、カウボーイハットをかぶっています。

そんなおっちゃんが庭でBBQをしていて、「どうだい?おいしいだろ?」って笑いながらすすめてくる、そんなハンバーガーという印象を受けました。

提供期間は不明

一応限定メニューということのようなのですが、いつまで提供されるのかは調べてもわかりませんでした。

台湾バーガーキングは紙ストロー採用

紙のストロー
紙のストロー

台湾マクドナルドはドリンクをオーダーすると口を直付けで飲みやすい蓋になっています。台湾バーガーキングは紙ストローを採用しています。これは台湾ケンタッキーと同じです。紙のストローは環境に配慮しての策のようです(数年前より店内飲食におけるプラスチックストローの提供は法律で禁止されており、そのことによる措置)。

最後に

今までハンバーガーと言えばマクドナルドに行くことが多かったのですが、今回バーガーキングを久しぶりに食べてみて、バーガーキングも良いなぁと思いなおさせられました。

ただ問題はバーガーキングの店舗数がマクドナルドよりも少ないため、そう簡単に食べられるわけではないということ。

遠出をしてまで食べる価値があるかは意見の分かれるところかもしれません。でも、私はそれも良いのではないかと思っています。なぜならあの直火焼きの風味はマクドナルドでは味わえないからです。