台湾旅行では観光地巡りも楽しいですが、台湾限定のグルメも捨てがたいです。
今回は台湾マクドナルド。かわいい店員さんがいると話題になったこともある台湾のマクドナルド。今回は店員さんではなく、台湾マクドナルドの期間限定メニューのお話です。
目次
微牽絲起司排シリーズ
豚肉を揚げたとんかつが入っている微牽絲起司排脆豬堡と、牛肉のパティが入っている微牽絲起司排雙牛堡の二つのシリーズです。
微牽絲起司排シリーズの特徴
微牽絲起司排シリーズの特徴は3種のチーズを使用していることと、黒いバンズです。
3種のチーズ
微牽絲起司とは、「微かに糸引くチーズ」という意味で、チーズをフィレオフィッシュを彷彿とする四角い形に揚げたものです。チーズフライとでも言いましょうか。このシリーズはこのチーズフライをメインに作られた期間限定メニューです。
チーズはこの揚げたチーズフライだけでなく、傑克起司(おそらくアメリカで有名なモントレージャックのことと思われる)のソースやスライスチーズ(チェダーチーズ)も入っています。まさにチーズ尽くしのハンバーガーです。
チーズフライは割ると微かに糸引くはずだったのですが、持ち帰って冷めてしまったからか、まったく糸を引かず、さけるチーズをそのままかじっているような食感になってしまいました。店内で温かいうちに食べたらそんなことはないのかもしれません。
黒いバンズ
このシリーズはチーズ以外にも特徴があります。それは黒いバンズです。
黒いバンズはイカ墨を混ぜて作られるのだそうです。何とも言えない色をしていますが、味は普通のパンです。
ビッグマックなどに使われているゴマが振られたバンズでも美味しいのかもしれませんが、見た目のインパクトはこの黒いバンズの方が強いように思います。
販売期間
2023年5月17日から2023年6月13日の期間限定です。
ただ、確か過去にも販売されていたように思うので、今回は回帰やリターンという感じです。評判が良ければまた登場するかも?
微牽絲起司排脆豬堡
包み紙を開けてみると中にインパクトの強いとんかつがドーン!そして今回のメインともいえるチーズフライは下部に鎮座しています。このバランスを見るに、メインはチーズ風味のとんかつバーガーという感じでしょうか。
公式サイトの商品写真ではチーズフライが上になっていて、とんかつは下でした。その辺りはあまり気にしていないのでしょう。
また、名称にある排脆豬とはカリカリのとんかつのようなもので、堡とはハンバーガーやサンドイッチの事です。
とんかつうまい。食べ応えもあり、普通にうまいです。レタスの量は作る人によります。
感想
このシリーズの売りはなんといっても微かに糸引くチーズフライなのだと思うのですが、冷めてしまってはその味を最大限に楽しむことはできません。次回食べる時は出来立てを店内で食べようと思います。店内でならもしかしたら糸を引くかもしれません。とんかつとチーズがマッチした素敵なハンバーガーでした。
微牽絲起司排雙牛堡
基本的には微牽絲起司排脆豬堡と同じような構成になっていますが、排脆豬は入っておらず、その代わり牛肉のパティが二枚入っています。
いうならばトリプルチーズバーガーみたいなものですが、ダブルチーズバーガーと違い、ケチャップベースのソースではないのと、ピクルスは入っていません。それにレタスが入っています。ビーフパティと3種のチーズではありますが、ダブルチーズバーガーとは全く異なるハンバーガーです。
微牽絲起司排脆豬堡同様、こちらも持ち帰ってから食べたのですが、やはりチーズフライは糸を引きませんでした。多少暖かさが残っていたので端の方が多少ぷにゅっとはなりましたが、弾力のある固形チーズの食感となっていました。
感想
マクドナルドのレギュラーメニューとは全く違う、非常に特徴的なメニューになっています。ビーフパティが入ってはいるものの、ビーフパティの味を楽しむというよりも、チーズの味を楽しむハンバーガーと言えます。
特にチーズは濃厚で濃い味付けとなっているので、まったく新しいハンバーガーとして楽しむのが良いです。
最後に
台湾マクドナルドではてりやきバーガーやグラタンコロッケバーガーみたいなものは売られていません。それはそれで残念だなと思うこともあるのですが、その代わり、台湾にしかないハンバーガーもあります。
台湾旅行の際は夜市もありますし、鼎泰豊などの有名な店もありますが、おなじみのマクドナルドで地域限定のメニューを食べるのも良いかもしれません。ただ、行く前に限定メニューがある時期かを確認してから行くことをお勧めします。