超高発芽率!センダンの木を種からベランダで育てた方法

センダンの種を入手してそれを発芽させ、ベランダで育てています。これまでに感じたことなどをここにまとめておきます。

センダンの木

センダンの木は日本にも多く生えている比較的ポピュラーな樹木です。ここ台湾においてもセンダンの木は生えており、秋になるとたくさんの実をつけています。

似ている木にインドセンダンがありますが、インドセンダンと今回のセンダンは別物です。以前は勘違いしたこともありましたが、基本的に台湾や日本に自生しているセンダンの木はインドに生えるインドセンダンとは別の物です。

センダンの薬効

一応インドから渡来して変異したという見方もあるようです。となれば、このセンダンにも虫除けなどの効果があるのかもしれないと考えるのは普通のことではあります。

実際、実や樹皮、葉を薬用に用いていたこともあるようですが、インドセンダンに含まれるようなアザディラクチン(アザジラクチン)は含まれていないか含まれていたとしても微量で、アザディラクチン(アザジラクチン)の効果を期待するものではありません。

インドセンダンのアザディラクチン(アザジラクチン)は人や家畜に対して比較的安全であるとされますが、センダンに含まれるメリアトキシンは人や家畜に有毒だとされ、特に実に多く含まれているそうです。

香木ではないセンダン

センダンと似た植物にビャクダンがあります。漢字表記のセンダンは「栴檀」となりますが、これはビャクダン(白檀)の異名でもあるそうです。ビャクダンは香木とされますが、センダンは香木ではないそうです。

栴檀は双葉より芳し(栴檀双葉)

センダンは漢字で表記すると栴檀となるようですが、この栴檀はビャクダン(白檀)の異名でもあるといいます。そのため、漢字の栴檀だけを見るとどちらのことかわからないこともあるようです。

「栴檀は双葉より芳し」という諺は、将来大成する人は子供のころから優秀だという意味で、幼木のころから香気を放つ栴檀を学校に植えられることが多くあったそうです。ただ、香気を放つのはどちらかというとセンダンよりもビャクダンの方なのだそうです。でもセンダンが植えられたりしていたようです。

こういうのは台湾にもあって、例えば台湾ではキャッサバ澱粉を習慣的に地瓜粉(サツマイモ澱粉)と呼ぶらしく、今でもスーパーなどで当たり前のようにキャッサバ澱粉が地瓜粉(サツマイモ澱粉)という名称で売られていたりします。こういうのは勘違いする人(私)がいて当然でしょう。

分布

日本では本州以南で見ることができ、沖縄ではセンダンを使った加工品も作られているのだそうです。

落葉樹?常緑樹?

センダンの木は基本的に落葉樹なのだそうです。インドセンダンは常緑樹だそうです。

我が家のセンダンの幼木は11月に入っても落葉する気配がありません。幼木は落葉樹であっても落葉しないことがあるというのは過去の経験から知ってはいるのですが、地域によって落葉樹も半落葉樹になったり、暖かいと落葉しなかったりと言ったことがあるようなので、注意深く観察しています。

近所に生えるセンダンの木の花
近所に生えるセンダンの木の花

近所にセンダンの木は自生していて、それには夏ごろに花が咲きます。とてもキレイで、素敵いな花です。

センダンの実

センダンの実
センダンの実

センダンには黄色くて丸い実ができます。実ができる秋にセンダンが自生する場所に行くと地面にたくさんのセンダンの実が落ちていることがあります。

センダンに似た木

左がタイワンモクゲンジで右がセンダン
左がタイワンモクゲンジで右がセンダン

我が家のベランダにはタイワンモクゲンジという木もあるのですが、そのタイワンモクゲンジとセンダンの葉は非常に似ています。

トウセンダンという樹木もあるようですが、トウセンダンの方は実がまん丸のようで、センダンは多少楕円がかっています。

センダンの育て方

ベランダで育てているセンダンの木
ベランダで育てているセンダンの木

これまでベランダで250日ほどセンダンの木を育ててきました。その中で感じたこと、実際に行ったことは以下の通りです。

鉢のサイズ

今は2号ぐらいの小さな鉢で育てています。2号でも結構大きくなるもので、背丈が30cmぐらいにはなっています。30cmにもなると、さすがにバランスが悪く見えます。

剪定

まだまだ小さい幼木で、剪定の必要性を感じないのでそのまま放置しています。もしも落葉することがあったら多少切り戻してもいいかもしれませんが、今のところ予定はしていません。

植え替え

現在は2号ぐらいのとても小さい鉢に植えているので、落葉したら植え替えようと思っています。もしも落葉せずに春を迎え、新芽が出てきてしまったらその時にでも植え替えようと思っています。

水やり

鉢が小さいこともあってかかなりの水食い。特に夏はあっという間に乾燥していました。

成長速度

センダンは成長速度が速く、製材に適している木なのだそうです。我が家のベランダで育てる目的は製材ではありませんし、鉢が極端に小さいこともあってか成長速度が速いとは感じませんが、遅いわけではありません。

もしかしたら植え替えをして鉢を大きくすると一気に大きくなったりするのかもしれませんね。

成長速度が速い木と言えば桐(きり)があります。ファカルタなども成長速度が早くて有名ですが、桐やファカルタの材は柔らかい印象ですが、センダンの木は強度もあるのだそうです。

最後に

センダンの木はかわいい花が咲きます。いつかその花が見られるでしょうか。がんばってお世話を続けていきます。