ポインセチアの寿命更新!650日経過して3度目の冬

2021年に我が家にやってきたポインセチアを2023年11月になった今も育て続けています。日数で言うと約650日経過し、3度目の冬を迎えました。ポインセチアは多年草ではありますが、寿命はどのぐらいなのでしょうか。

ここまでに感じたことなどを以下にまとめます。

長持ちするポインセチア

2021年に購入した小さなポインセチアが2023年11月になった今でも我が家のベランダにあり、今年も赤く色づいてきました。

ポインセチアの寿命は諸説あるようですが、樹木類などと比べると短いものの、ポインセチアは多年草であるため冬越しに成功さえすれば複数年楽しむことができます。

実際に我が家のポインセチアは入手してから650日を超えました。

寿命5年説

ポインセチアはよく寿命が5年だと言われるようです。ポインセチアは多年草ではあるものの、永遠に寿命が続くということではなく、管理の仕方次第で5年ぐらいは生存させられる可能性があるということのようです。

我が家にポインセチアが来たのは2021年の12月です。小さなポインセチアでしたので、2021年に挿し木されたものだと思われます。つまりこのポインセチアは2021年生まれ。そこから5年後は2026年です。2026年の冬を迎えられれば御の字といったところでしょうか。

寿命10年説

ポインセチアはうまく育てると10年間楽しむことができるという話もあるようです。もしも10年とか生きながらえたら幹は10cmとかになったりするのでしょうか。

10年を目指してポインセチアを育てるのも楽しいかもしれません。ポインセチアが大きくなったら挿し木で増やし放題になります。

1mを超えるポインセチア

ポインセチアは冬越ししてしっかり育てると1mを超えることがあります。実際街に行くと鉢植えのポインセチアが1mを超えていたりしますし、公園にも同様に大きなポインセチアがあったりします。

台湾ではそもそもポインセチアの寿命について調べても何も見つかりませんでした。台湾でポインセチアはベランダに放置していても冬越しできるので、そもそも1年で枯れるものでもなく、複数年楽しめるのが当たり前といった感覚なのかもしれません。

秋口から葉がボロボロ落ち始める

8月末ごろのポインセチア
8月末ごろのポインセチア

冬越しには成功しているものの、少し気になっていることがあります。それは二年連続秋口からポインセチアの葉が落ち始めることです。下の方から葉が落ちてしまうのです。

ポインセチアの下の方から葉が落ちる現象の原因は水のあげすぎだと言われます。実際ポインセチアはかなり水切れに強く、我が家の環境では毎日水を与える必要はありません。

かといって極端に水を上げなかったりするとぐったりして枯れ始めたりもします。このポインセチアが我が家に来たばかりのころ、一週間ぐらい水を与えていなかったらぐったりしてしまったことがありました。

今は多少乾燥してきてから水やりをするようにしていますが、このポインセチアにはそんなに水はけの良い土を使っているわけではないこともあってか、やはり秋口に葉が落ち始めてしまいました。

なぜ秋口なのか

なぜポインセチアの葉が落ちるのが決まって秋口からなのかを考えてみました。

まず、夏は多く水やりをしてもポインセチアがたくさん吸い上げ、乾燥も速いです。そのため、一気に水を消費できる状態です。

しかし、秋口になって気温も下がり、日が短くなってくるとポインセチアの吸水量も減り、乾燥速度も遅くなります。そのため夏と同じようなペースでポインセチアに水やりをしていると水分過多になってしまうのではないかと思っています。

2023年もポインセチアは冬越し出来そうではありますが、水やりはもっと上手になりたいと思っています。来年は8月末から9月初旬ごろから水やりの回数を減らしてみようと思っています。

切ると白い樹液が出る

ポインセチアは剪定などすると白い樹液(乳液)が出てきます。この樹液が手に直接触れるとかぶれたりすることがあるそうなのですが、この白くて粘り気のある樹液があることと、水分過多に弱い(逆を言うと乾燥に強い)というのは何か関係があるのではないかと思っています。

ポインセチアのこの白い樹液にはホルボールエステル(フォルボールエステル)と呼ばれる物質が含まれていて、人体に有毒だそうです。

剪定からの挿し木

この650日の間に我が家のポインセチアは3つに増えました。梅雨ごろに剪定し、そこでできた挿し穂を挿し木にして増やした結果です。

ポインセチアの挿し木の成功率は30%ぐらいでした。土に挿しても成功しましたし、水挿しでも成功しました。

植物好きの親戚がいるので、いつか挿し木苗が大きくなったらプレゼントしたいなぁ!と思ったのがポインセチアを増やし始めたきっかけです。

今はまだ小さいポインセチアですが、一つは赤く色づき始めたのでプレゼントしても良いかもしれません。ただ、やはりちょっと下の葉が枯れ始めているのが気になります。

最後に

ポインセチアの寿命は5年ぐらいというのが一般的な認識のようですが、ここ台湾ならもっと長く生きられるかもしれません。

水やりに注意し、挿し木で株を増やしながらこれからも育てていきたいと思います。