【ベランダ菜園】イチジクの育て方

去年の夏、義父からイチジクの苗をいただきました。義父の家には立派なイチジクの木があり、剪定した枝を挿し木したものとのことでした。

我が家に庭はありません。あるのはベランダのみ。ベランダ菜園でイチジクをどうやって育てれば良いのか。苗をいただいてからもうすぐで1年になるので、その間に学んだことや、育て方をまとめました。

イチジクをベランダで育てる!

イチジクはベランダでも育ちます。鉢植えでOKです。

イチジクの種類

いわゆる「イチジク」はクワ科イチジク属に属する植物で、実は種類がかなりたくさんあります。黒イチジク、白イチジクと分けられたりもしますし、果実が実る時期でも夏果専用種、秋果専用種、秋夏兼用種と分けられたりもします。

品種で言えば、カリフォルニアブラック、バナーネ、桝井ドーフィン、ビオレソリエスなどがよく聞くところですが、実際はもっともっと多いです。

ガジュマルもイチジクの仲間

実は沖縄などに生息するガジュマルもイチジクの仲間です。我が家のベランダで育てているアコウもその仲間。どれもクワ科イチジク属なんです。

我が家のイチジク

義父に品種を尋ねたのですが、義父も知らないとのことでした。秋果専用か夏果専用かとも聞きましたが、それもわからず、年がら年中実がなっているとだけ教えてくれました。

なお、「年がら年中」というのは気になりましたが、秋果の方が一般的なようだったので秋果と踏んで育て始めたものの、義実家では今も実がなっているので、どうやら少なくとも夏果が実る品種のようです。これで秋果が実らず夏果専用種だと我が家は今年も結実は期待できそうもありません。

ベランダでのイチジクの育て方

さて、ベランダでイチジクを育てる際の、育て方について見聞きしたことをまとめます。

苗の入手

園芸店などに行けばイチジクの苗は容易に手に入るのではないかと思います。私は義実家にイチジクの木があり、剪定時に出た枝を挿し木にしたものをいただきました。

イチジクの挿し木は成功率が高いらしく、その後、私も挑戦したところ成功しました。

それから食べた乾燥イチジクの種から発芽した苗も育てています。こちらも品種不明、トルコ産ということだけはわかっています。

イチジクの挿し木の方法

イチジクの挿し木をするにあたって、私はミズゴケを利用しました。剪定時に出た枝の下部をミズゴケに包んで、それをさらにラップで包んでおくと、あっという間に根っこが生えてきます。ここで注意が必要なのは、枝の向きです。枝の下部にミズゴケを巻くと覚えておきましょう。見分け方は、葉がついていた跡の下側に点がいくつも出ています。つまり、点がある方が下です。

イチジクの挿し木の時期

挿し木の時期的には新芽が出始める少し前が適しているように思います。私が住む地域では1月下旬から2月上旬頃に新芽が出てくるのでその前の例えば1月中旬とかがいいように思います。

イチジクの栽培難易度

イチジクの栽培難易度は高くありません。細かいことを気にしなくても水さえあげていれば育っていきます。

結実させるには剪定の方法が肝になるようで、YouTubeでたくさん解説動画が公開されているのでそれを参考にすると良いと思います。夏果専用種と秋果専用種で剪定方法が異なります。

我が家のイチジクは秋果専用だと思って冬に強剪定をしたのですが、どうやら夏果も実るタイプだったようです。

肥料

確実に結実させるには肥料も大切だそうです。落葉後と夏前、秋口に施肥すると良いそうなのですが、結実のためには花や果実用の肥料が良いそうです。

我が家では一般の万能タイプの肥料を与えていたのですが、今の時期から花や果実用の「リン酸多めタイプ」に変更しました。これで秋に結実すれば夏秋果兼用種ということになろうかと思います。

剪定

剪定時期は落葉後の冬が良いそうです。ほかに芽摘みなどをされる方もいるようですが、これもやはりプロの方がYouTubeに動画を上げられていますので、そちらを参考にするとよいと思います。

私は昨冬、比較的ガッツリ剪定しました。夏果専用種だとやっちゃいけないヤツ。自分が育てているイチジク(入手したイチジクの苗)の品種、どんなタイプ化は把握しているに越したことはないと思います。それで剪定方法も変わります。

仕立て方

イチジクの仕立て方は、開心自然形とか盃状形仕立て(杯状形仕立て)が一般的なようです。開心自然形は左右にバランスよく枝が伸びる整枝法で、盃状形仕立て(杯状形仕立て)は二本の枝を翼のように広げるような樹形です。この二パターンの場合、ベランダでやるなら、開心自然形の方が適しているように思います。

農家さんでは一文字整枝(一文字仕立て)という、枝を低く誘引し、それこそ「一」の形になるようにした整枝方法があって、ベランダでもそれは応用できそうです。「一」の文字と同じように低くまっすぐに主幹を伸ばすので、場所を取らずに栽培することができそうです。

我が家のイチジク

我が家にあるイチジクは一文字整枝を採用しました。極力ベランダを占有させたくなかったからです。でも、一文字整枝は右と左の二本を一文字にするのですが、我が家のイチジクはあいにく片方しか枝が大きく育たず、今のところ片一文字みたいになっています。これはこれで一文字でいいのかな?もっと重くなるようでしたら支柱をつけようと思っています。

植え替え

イチジクの植え替えは冬がいいそうです。2年に1度程度で良いそうですが、我が家のイチジクは2年目にもかかわらずすでに根詰まりに近い状態になっています。今の時期から植え替えするのは如何なものか、と思って放置しています。次の冬は確実に植え替えするつもりです。

その際の土は赤玉土7に培養土3の比率にするつもりです。我が家の樹木系は大体この割合。培養土ではなく腐葉土がいいという説明も見るのですが、近所で腐葉土が一切売られていないので我が家では一般植物用の培養土を使っています。

水やり

イチジクは水が大好きな印象です。かなり水を吸収します。ですので、特に夏はほぼ毎朝水やりをしています。(雨が強く降っている日はしないこともありますが、それでも水やりは大切ですので、乾燥していないかよくチェックするようにしています。)

最後に

イチジク栽培はとても楽しいです。難易度も低いので初心者向けだとも思いますし。

我が家では去年の夏から育て始め、早ければ今年の秋に結実を期待できるかなと思っているのですが、どうでしょうか。ベランダでできたイチジクを家族で食べられる日を夢見てこれからも育て続けます。