これすごい!Lenovo YOGA Pad Proまとめ

Lenovoから発表されたYOGA Pad Pro。AndroidタブレットでありながらMicro HDMIポートを備えるという、なんとも夢のような機器です。

特徴などをまとめてみました。

YOGA Pad Pro

世の中には「サブモニタが欲しい!タブレットもほしい!」という考えの方がそれなりにいるということでしょうか。少なくとも一人はここにいますけど。

サブモニタに注目している人は確実に増えている実感があります。実際、小さなモニタよりも大きなモニタ、もっと言えばサブモニタがあればさらに作業スペースが広がります。

そもそもタブレットの立ち位置はスマホの画面よりも大きな画面で作業性を高める、というものだと私は認識しています。ということは、やはり作業をするには大きなモニタ、大きなディスプレイが適しているのです。

YOGA Pad Proのスペック

Lenovoから発表されたYOGA Pad ProはポータブルモニタでありながらAndroid 11を搭載したAndroidタブレットでもあります。簡単にスペックを以下に記します。

  • 13インチ(2160 x 1350)
  • Snapdragon 870
  • Android 11
  • 8GB RAM(LPDDR5)
  • 256GB ROM(UFS 3.0)
  • 800万画素(前面カメラ)※顔認証用ToFセンサー搭載
  • スピーカー×4(JBL製/2.5Wx2、2Wx2)※Dolby Atmos対応
  • 10200mAhバッテリー(最大12.7時間駆動)
  • 約830g
  • 293.35mm x 203.98mm x 6.2-24.9mm
  • Wi-Fi 6対応
  • Bluetooth 5.2
  • Micro HDMIポート
  • 背面キックスタンド(逆さにして吊るしたりもできる)
  • スタイラス対応(別売り)

想定される用途

  • デスクトップパソコン用モニタの拡張
  • ノートパソコン用モニタの拡張
  • 任天堂Switchの大画面化
  • スマホ画面の大画面化

ハイエンドSoC「Snapdragon 870」

Snapdragon 870といえばモトローラのmoto g100に搭載されているもの。本記事執筆時時点ではハイエンドに当たるSoCです。つまりすごいヤツ。

Google Playストアの有無

中国版のYOGA Pad ProにはGoogle Playストアが入っていないそうです。

ただ、Google Playの「サポートされているデバイス」に「Marketing Name : YOGA Pad Pro / Device : K606F / Model : Lenovo YT-K606F」と書かれています。そのため、中国版以外では入っている可能性がありますが、いずれにしても購入前に確実に確認したいポイントではあります。

モニタサイズは11インチ?11.5インチ?13インチ?

YOGA Pad Proの情報を見ているとモニタサイズがまちまちだったりします。13インチのモデルがYOGA Pad Proです。同時に数機種発表されたんですね。

  • 13インチ:YOGA Pad Pro
  • 11.5インチ:小新(Xiaoxin)Pad Pro/小新(Xiaoxin)平板Pro
  • 11インチ:小新(Xiaoxin)Pad/小新(Xiaoxin)Pad Plus

Micro HDMIポートを搭載しているのは13インチのYOGA Pad Proのみです。

背面カメラ非搭載

YOGA Pad Proは背面カメラ非搭載です。

サブディスプレイとしてのYOGA Pad Pro

最近はいろんなポータブルサブディスプレイが登場しています。各社解像度やタッチ機能、ゲーム機との親和性など様々な特徴を謳っています。

私も仕事でパソコンを使いますが、複数のウィンドウを開いて作業をしたい時、どうしても1つのディスプレイでは表示しきれず、ウィンドウの切り替えなどをしながら作業をしています。でもそれでは複数のウィンドウを同時に見ながら作業をしたい時に不便です。だからサブディスプレイがほしいなと思うわけです。

タブレットPCもいいよね

もう一つ、私がメインで使っているのはデスクトップPCなので、当然のことながら持ち歩くことはできません。移動するとなるとそれはもはや「模様替え」レベルです。最新のiMacなんか持ち運びが便利そうだなと思いますが、acerのタワーPCは決して持ち運びが便利とは言えなそうです。

そこで思うのが、やっぱりノートパソコン最高よね、ということ。持ち運べるということは、例えば食卓でも作業ができるし、居間でも作業ができます。小さな子供がいるのに自分の部屋にこもって作業をする、なんてことをしなくても、子供のそばで作業ができるのです。

日常的にする作業はそれほど重いものではありません。ですので、ノートパソコン以外にChromebookやタブレットPCも候補に挙がります。

ただ、タブレットとしても使えて、必要な時にサブディスプレイになるような端末があれば一石二鳥だなと思うわけです。そんなときに登場したのがYOGA Pad Pro。

最後に

せっかく台湾に住んでいるので、個人的にはASUSあたりが同じような製品を作ってくれないかなと思う次第であります。