種から育てる桃の一年の変化

桃を種から育て始めて1年経過したのでその記録です。

1年間で大きくなった桃の木

桃栗三年柿八年。収穫よりも木の成長がうれしかったりする今日この頃です。もちろん将来的に収穫出来ればもっと嬉しいですが。

桃の1年をまとめました。

2020年末、発芽

桃の種の発芽
桃の種の発芽

思えばこのころは食べた桃の種から本当に発芽するのか半信半疑だったように思います。とはいえ、同じバラ科のリンゴは何も工夫無しに発芽したので、かなり期待もしていたように思います。

調べてみると桃の種は冬を経験して初めて発芽するということで、また、冷蔵庫を使えば似たようなことを人工的にできるということで、実際に冷蔵庫に種を入れたり、また、入れなかったりしました。

結論から言うと冷蔵庫に一定期間(3か月ほど)入れておいた種も発芽しましたし、入れずに置いておいた種も発芽しました。むしろ室内に放置して乾燥した種も発芽しました。

2021年3月ごろ、成長が止まる

本来、3月と言えば桃の花が咲くころではなかろうかと思いますが、1年目の桃の木は当然花など咲かせることはなく、変化と言えば、発芽してから順調に大きくなっていた苗の成長が止まったことぐらい。

なぜ成長が止まったのかを考えてみたのですが、このころには最初の双葉(桃の種の仁に当たる部分)はすでになくなっており、もしかしたらそれが大きく影響していたのかもしれませんし、また、本来であれば冬は落葉して開花を待つ時期であるため、ホルモンの関係で葉や茎の成長がとまったのかもしれません。

そして花の時期となり、花が咲き始めてからしばらくすると新しい葉も出てきて成長するというのが通常のスケジュールのようなのですが、我が家の新桃の木はここから9月ごろまで一切変化がありませんでした。

この間、何があったのかはわかりません。植え付けていた鉢も非常に小さいものだったので、それも影響して成長が止まってしまったのかとも思っていましたが、この後、9月から急にまた成長し始めました。

2021年9月ごろ、新芽が出始める

桃の木の新芽
桃の木の新芽

9月になり突然頭頂部から新しい葉が現れました。そしてそのまま成長していったわけですが、そもそも桃には早生と晩生があり、早生なら5月ぐらいから収穫、晩生なら9月~10月に収穫だそうです。ただ、もっとも多くの品種が収穫できるのは真夏の8月ごろなんだそうです。

確かに我が家で桃を食べることが多いのは夏。我が家で植えている桃も夏に手に入れた種です。ということは晩生ではなさそう。

晩生でないならば、この時期は収穫が終わり、冬に向けての準備期間かと思いますが、この発芽1年目の桃の木は新しい葉が出始め、以前よりも大きくなりました。

この時期の成長がよくわからず、今のところはホルモンの関係で、発芽1年目だったから不規則なスケジュールになっているのだと理解しています。2022年の秋の様子が気になるところです。

2021年11月ごろ、成長が止まる

そんな秋の成長も11月ごろには納まりました。成長スケジュールなどあまり気にしていなかったので、成長が止まったことは残念でもありましたが、むしろ秋になって冬支度が始まったと考えれば当然の結果でした。

桃のような落葉樹のスケジュールを考えれば冬は休眠期であり、それに向かって成長が止まるのは当たり前です。ただ、一般的なスケジュールでは、桃は花後に桃の実とともに葉や茎の成長があり、夏ごろには葉や茎の成長が止まるらしく、やはりちょっとイレギュラーな動きだったのではないかと思います。

2022年1月ごろ、若干葉が変色したが、ほぼ落葉には至らない

1月の桃の木
1月の桃の木

さて、年を越え、冬はさすがに落葉するかと思ったのですが、一切落葉しません。若干葉の色が変わって来たり、葉先が枯れてきているようには見えますが、落葉した状態ではありません。

2021年のこの時期はまだ成長をしていましたが、それはおそらく双葉があったから。ですので、2022年の今の時期とスケジュール的に異なるのは当然ではあります。

2022年2月ごろ、新しい種も発芽

桃の発芽
桃の発芽

2021年の夏に手に入れた種の発芽にも挑戦しています。

10個ほど種を冷蔵庫に入れていたのですが、そのうち4個は仁が変色してしまっていて、腐っているようでした。当然発芽もしません。

残った種もいくつかは腐りかけで、さらにいくつかは殻を割るときに傷つけてしまいました。傷ついてしまった種はカビやすくなり、どうしても朽ちるのが早くなります。それでも発芽して成長はするのですが、やはり成長速度は遅いです。

10個のうち2個はきれいに殻を割ることに成功し、仁も真っ白で健康な状態でした。これらはしっかり発芽し、しかも成長がかなり早いです。

思うのですが、梅にしてもチェリーにしても、この桃にしても、冷蔵庫に入れなくてもやり方次第で発芽はします。しかし、冷蔵庫保管がうまくいって、且つ殻を割るのも成功すると、冷蔵庫に入れなかったものよりも成長が速いように感じます。冬を経験させなければ発芽しないということではなく、冬を経験した方が時差ボケが少なく、成長しやすいということなのかもしれません。実際、冷蔵庫に入れなかったものは、発芽時期は早いものの、結局春ぐらいに追いつかれることがあります。焦ってすぐに種まきしなくても良いと言えそうです。

最後に

2020年から育てている方は、今年から通常のスケジュールで成長していくと仮定するならば、次に変化があるのはおそらく開花期が終わって成長が始まる4月ごろ。そのころにどうなるか、今から楽しみです。

そして、新しく発芽しているものもあるので、今後ベランダが充実していくのも楽しみです。