桑の木(マルベリー)を種からベランダで育てる

ベリー系の果物ってなんであんなにワクワクするのでしょう。ストロベリー(いちご)もそうですし、ブルーベリーもそう。個人的にベリー系の果物はちょっと贅沢な果物というイメージがあります。

そして今回はマルベリーのお話。

マルベリーについて

マルベリーは桑(くわ)の木につく果実のことで、一つ一つ独立した粒が蚕のようにまとまった形状をした果物です。

色は赤紫の物や白の物、かなり黒いものがあります。葉は蚕が食べるとも言われていますね。

桑はいろんな種類があるのですが、あいにく我が家の桑がどの種類かはまだわかっていません。基本的に桑は落葉樹とのことなのですが、それすらもまだ確認できております。

食べれる桑の実「マルベリー」

ここ台湾では市場などで生のマルベリーが売られていることがあります。また、大型スーパーなどでは海外から輸入された乾燥マルベリーなども売られています。

乾燥マルベリーは食べたことがありませんが、生の物は知人からいただいたことがあり、食べたこともあります。

そしてその時に種を取っておいたので種まきもしてみました。

マルベリーの育て方

マルベリーの種を湿らせたキッチンペーパーで包んでおくと、数日で発芽し、10日もすればかなり双葉が伸びてきます。発芽率は半端なく高いです。私が挑戦を開始した時期は四月末でした。

開花・収穫の前後と、休眠期の冬に肥料を与えると良いそうなのですが、初年度はあまり気にしていませんでした。2年目の今年は3月に施肥しております。緩効性の花用有機肥料です。

マルベリーはその年に伸びた枝に、翌年実をつけるそうなので、剪定時は気を付けたいところです。また、時期的には休眠期の冬が剪定や植え替えに適しているそうです。

ベランダで育てているため、基本的に鉢植えで育てています。

クワ科は生命力が半端ない

その辺に捨てた実発芽の種などからも恐ろしいほどたくさん発芽し始めて、むしろ精魂込めて育苗ポットに移植したものよりもその辺に雑草のごとく生えているマルベリーの方が大きくなったり。とにかくマルベリーは生命力がすごいと感じていて、これはマルベリーに限らず、クワ科の植物全体に言えることなのかもしれません。

というのも、例えばイチジクなどの生命力もすごいですし、以前育てていたフィカスという植物も生命力が凄かったのですが、いずれもマルベリーと同じ、クワ科の植物でした。

このマルベリーに至っては、昨年秋に近所の子供からいたずらをされ、撤収したにもかかわらず、土の中に残っていた根というか埋まっていた茎というか、残されていた部分から再度芽を出し育っていたのです。

マルベリーと害虫

今年、我が家のベランダにはアブラムシが大量発生しています。ハダニも少々いるようですが、顕著なのはアブラムシ。

例えばサツマイモの苗とか、葉物野菜にはひどいぐらいアブラムシが付いていますが、なんとマルベリーにはほとんどついていないのです。多少アブラムシが歩いているのは見たのですが、複数が群がって動かないということはありません。マルベリーにはハダニもついていません。やはり虫は寄り付きにくいようです。

そのため、害虫対策は一切していません。

種から育てたマルベリー

果樹は種から育てても親の性質を引き継がない上に、そもそも開花、結実するかもあやしい、もしも開花、結実するとしてもかなりの時間がかかるそうです。

ですので、マルベリーの収穫までは期待していません。収穫を期待する場合は園芸店で苗を買った方が良いでしょう。

盆栽の桑

ある程度の大きさになったら剪定を繰り返して小さく管理していこうと思っています。イメージとしては盆栽みたいな感じです。というのも、我が家のベランダはそれほど広くないので、大きく育てるわけにもいかないからです。

調べてみると桑の盆栽というのも存在するようなのですが、我が家の桑の木が盆栽に適した種類かはわかりません。ただ、木は弾力があり、かつ生命力が強そうなので、大胆な試行錯誤ができそうです。

盆栽は自然の姿を再現するものらしく、経験や技術が必要になります。いろいろ試行錯誤してみようと思っています。

桑の芽かき

我が家にある桑の木は去年撤収した枝から出ている芽なので、時折地面から新しい芽が飛び出してきます。

それらは栄養が分散されるだけなので見つけ次第切ってしまっています。

マルベリーの結実

マルベリーは単体で結実するものもあるようなのですが、2品種用意した方が結実しやすいそうです。

私は結実を目指していないので良いのですが、園芸店で購入される場合は店員さんに話を聞くと良いと思います。

今後のマルベリー栽培について

今、私の住む台湾は平均気温が20~22度前後です。3月に入ってから桑の木の成長が著しく、1日に1cmぐらい大きくなっている模様です。ただ、とにかく上へ上へと伸びているだけで、枝が出てきません。

剪定時期はまだ(むしろ終わったばかり?)ですが、芯止めをしようか迷っています。ただただ上に伸びられるとなかなか扱いづらく、かつ密集したマンションのベランダで育てているためか風も強く、倒れやすくなってしまいます。

暦で言えば6月ぐらいには収穫期を迎え、その後花芽の分化が始まるそうなのですが、花はあまり期待していないので樹形づくりに専念しようとは思っています。

最後に

やっぱり害虫駆除などの手間がかからない木は楽でいいなぁとしみじみ思っております。