先日剪定したアボカドから新芽が! ベランダでアボカド栽培

先日、アボカドを剪定(摘芯)したという記事を書いたのですが、無事に脇芽が出てきたのでそのご報告です。

アボカドから脇芽発生

時期的には間違っていなかったはず。とはいえ、剪定や摘芯は慣れないと不安になるものです。めっちゃ冷や汗ものですよ。もしも失敗したら、貴重なアボカドの苗をダメにしてしまいますから。肝っ玉の小さい私には耐えられません。低く育てたいという方にも必須の摘芯です。

過去記事:アボカドの頂芽を剪定(摘芯)しました

本当はいくつかあったアボカドの苗

実は、アボカドの栽培は今回の1つだけではありませんでした。いくつかまとめて育て始め、一番生育の良いものを残した結果がこの苗です。

ベランダで栽培していることもあり、どうしてもスペースが限られます。そこでこのような手段を取っています。本当は5本でも6本でも育てたいですが、そうもいきません。昨日も布団を干そうとした妻が、増えた植木鉢によって狭くなったベランダで苦戦していました。

アボカドに限らず、多くの苗は最初多めに発芽に挑戦し、そこから元気そうな苗だけを残しています。

アボカドの芽の出し方

アボカドは種を取り出し、尖っていない方(丸い模様なものがある方)を少しだけ水に浸けておきます。爪楊枝などを3方向に挿し、コップなどに固定すると良いです。

最初は水耕栽培とし、室内で育てます。頑丈なので結構早くに木を育てている実感を持てます。そう、アボカドは木になります!水耕栽培中も室内のできるだけ日当たりの良い場所に置くと良いと思います。

成長期のアボカド

5月から6月にかけてのアボカドはかなり成長します。あ、私は台湾在住なのであしからず。すでに連日30℃越えです。そもそもここまでアボカドはかなり順調に育ってきていました。土に植え替えて間もないころに葉が落ちてしまったことがありましたが、それ以降は順調に大きく育っています。

摘芯による脇芽の発生具合

avocado
avocado

摘芯のタイミングとしては良かったのではないでしょうか。脇芽も四本ぐらい出てきていて、その下にさらに芽が出てきそうなでっぱりがいくつもあります。それこそ合計八つぐらいあります。摘芯の効果てきめん。ちゃんと枝分かれしてくれました。芯止めして良かったです。

なお、摘芯から1週間もしたら脇芽が動き出していました。それにここ数日はかなりのスピードで脇芽も伸びています。

アボカドの樹形

一番上の芽はまっすぐ、それ以外は外に広がるようにして樹形を整えたいと考えています。しかし、盆栽のように針金を使えば良いのか、何か紐みたいなもので他の物に誘引すればいいのかで悩んでいます。手っ取り早いのは針金?でも針金って食い込みますよね。盆栽みたいに細かく曲げをつけようとは思っていないので、紐で引っ張る程度でも良いのですが、その紐を結び付ける何かがベランダに見当たりません。なぜか転がっている大家さん(義父)の石に結び付けるとか?それならできそうです。

前回も書きましたがベランダ栽培なのでそんなに大きくさせたくないのです。

アボカドは葉が大きくなりますよね。そうなると風通しが悪くなったり、日当たりが悪くなったりしそうです。そうならないように考えなければなりません。自由に伸ばしてあげるのも良いのかもしれませんが、そうするとヒョロッと縦長になりそうで。それが嫌で摘芯したんですよね。

スペース的に限界もありますが、さて、どんな感じに育つでしょう。脇芽もいずれまた摘芯することになる気がします。今でベランダの1/3ぐらいの高さなので、2/3ぐらいの高さに切りそろえることを考えています。そこからは人間の胸の高さぐらいまでが限界ですかね。

アボカドの実は成るの?

アボカドは種から育てる実生苗の場合、結実する確率が低いそうです。そのため、普通は既存品種の木から枝を切り取り、それを実生苗に接ぎ木することで上部の既存品種の実を収穫できるようにするのだとか。

とはいえ、観賞用なら実生苗でも問題ないですし、種から育てた木でも実がなることはあるようなので、木が大きくなったら実がなるような工夫をしてみようとは思っています。

実際、数年で結実したという話もネット上にあります。

挿し木は低確率

接ぎ木は挿し木の成功率が低い植物で一般的に行われる手法で、アボカドはまさにそんな挿し木の成功率が低い植物なんだそうです。

実生は結実が低確率、挿し木はそもそも成功率が低い、となると接ぎ木になるようです。結実を期待する場合はやはり苗、それも接ぎ木苗を買ったほうが良いでしょう。

アボカドはクスノキ科

アボカドってクスノキ科なんですよね。クスノキと言えば、なにやらベランダの土から勝手に生えてきているのがどうやらクスノキみたいで、それも育てているのですが、性質的に似ているところがあるのかもしれません。もっとも、クスノキってどんな木かよく知らなくて、それの同定もスマホアプリに頼ってのものです。だから本当にクスノキかは実はわかっていません。

もし同じクスノキ科だとしても、性質が違うことだってありますよね。イチゴも桜も同じバラ科ですし。でもベランダに「クスノキ科コーナー」としてまとめるのは面白いかもしれません。

水やり頻度を増やします

ちなみに今日の夕方にベランダを見てみたら、アボカドの土が乾き始めていました。もしかしたら毎朝1回だけの水やりでは足りないのかも。今日から試験的に朝夕の2回チェックにして夕方も土が乾いていたら水やりしようと思います。土の様子を見ながらですね。

植物が大きくなるにつれて水やりも変えていかなければならなそうです。

まとめ

不安もありましたが摘芯したアボカドは無事に脇芽が育ち、これからも大きくなってくれそうです。