台湾在住者です。スーパーで日本産のサツマイモが売られていたので買ってきて焼き芋にしました!品種は「なると金時」で、今回のパッケージの物は初めて買いました。焼き芋と言えばねっとり系が人気ですがホクホク系の「なると金時」は果たして?!
台湾で焼き芋を食べよう!
今年も日本のサツマイモが市場に出回る時期になりました。いや、厳密に言えば私の住む台湾では年中サツマイモが見られるのですが、特にこの時期に増えます。そして、日本産のサツマイモが店頭にならんでいるのを見る機会が多いのもこの時期、秋から冬にかけてです。
毎年、「里むすめ」や「葵はるか」をスーパーで見かける機会が多かったのですが、最近は別のサツマイモも見かけます。具体的な品種、名前の書かれていない、ただ「サツマイモ」としか書かれていない商品も見かけます。
2025年の今回、入手したサツマイモは「なると金時」でした。販売者は「農家ソムリエ~ズ」という団体。徳島県に拠点を置く団体です。
なお、台湾ではコンビニで焼き芋が売られるほど焼き芋が普及しています。今回はスーパーでサツマイモを買って、自宅でオーブンを使って焼き芋にしました!
農家ソムリエ~ズの『なると金時』

調べてみると農家ソムリエ~ズは2015年頃から私の住む台湾への輸出を開始していたようなのですが、目にしたのは今年2025年が初めてでした。
もしかしたら台湾内でも主要な販売店、例えば日系百貨店内のスーパーなどのみでの扱いだったのかもしれません。それが庶民向けスーパーでも扱われるようになっているということは、さらに販路が拡大したのかもしれません。
特許庁によると、「なると金時」は徳島県鳴門市、徳島市、板野郡産の金時さつまいもとのことです。以前より好んで食しておりました「里むすめ」は、徳島県鳴門市の「里浦町」という場所で生産されたサツマイモです。農家ソムリエ~ズの「なると金時」もその仲間と考えて差し支えないでしょう。いや、むしろライバルの関係かもしれませんが。。。
農家ソムリエ~ズの「なると金時」は「里むすめ」よりも若干お値段がお手頃、とはいえ台湾においては台湾産のサツマイモの2~3倍程度の価格になっていました。
なると金時はホクホク系!
なると金時はいわゆるホクホク系です。台湾では台農57號というねっとり系のサツマイモが焼き芋として販売されていることが多く、焼き芋と言えばねっとり系という認識を持っている方も多いのではないかと思いますが、日本ならホクホク系のサツマイモのうまさを知っている方も多いことでしょう。
甘さで言えばねっとり系のサツマイモの方がホクホク系よりも高い傾向にあります。例えば紅はるかは糖度30度前後(焼き芋にすると更に高くなる!)なのに対して、なると金時の糖度は13度前後だと言われます。
なると金時は甘すぎないため、様々な料理に使われます。決して焼き芋の使われないわけではありません!
オーブンで『なると金時』を焼く!

今回の調理方法は焼き芋です。焼き芋の作り方はフライパンを使ったりオーブンを使ったりしてきました。焼かないということであれば、蒸籠で蒸したり、お湯で茹でたりも経験があります。しかし、過去の経験から、品種にもよりますがサツマイモはやはり焼き芋がおいしく、焼き芋を作るならオーブンが簡単だと言う認識でおります。そのため今回もオーブンでお任せ調理です!
なぜにホクホク系で焼き芋を?
ホクホク系の「なると金時」はねっとり系の「紅はるか」などよりも糖度が低いです。焼き芋にするなら「紅はるか」のように甘いサツマイモが確かに人気ではありますが、私は小さいころからホクホク系のサツマイモの焼き芋で育ってきた経緯があり、たまにホクホク系の焼き芋を食べたくなります。
ねっとり系の焼き芋も、正直最初は慣れませんでしたが、少し前にねっとり系の「葵はるか」の焼き芋のおいしさを知り、それ以来ねっとり系の焼き芋も好きになりました。
だがしかし!やはりホクホク系も時々食べたくなってしまうのです。
オーブンによる焼き芋の焼き方

今回のサツマイモは丸みを持ったサツマイモでした。太った部分は直径5~6cmぐらいあったので中まで火を通すにはどうすれば良いか考えてみたのですが、まずは以前からやっている方法で焼いてみました。
結果は大成功!焼き上がったサツマイモに竹串を指してみたら、すう~っと抵抗なく入っていきました。
なると金時の焼き芋の味は?

今回はなると金時を焼き芋にしたのですが、その味はもう最高の一言!ああ、懐かしい!ねっとり系のサツマイモのような甘味が広がって蜜が香るタイプのサツマイモとは違いますが、食べるほどにうまみが広がる最高のサツマイモでした!
食感に関してもねっとり系とは違い、しっかりしているので食べ応えもありますし、なにより持ちやすく食べやすいです。ねっとり系のように手がべとべとになったり、ふにゃっとなったりもしません。

バターを付けながら食べるのもお勧めです。その際は有塩バターの方が良いでしょう。適度な塩味がサツマイモの味を引き立て、バターの油分が焼き芋を食べやすくし、そしてバターの風味が加えられて激ウマになります!この食べ方ができるのがホクホク系サツマイモの特徴でもあります!
最後に
秋の味覚と言えばサツマイモです。2025年の秋冬はホクホク系の「なると金時」がいい!またスーパーで見かけたら買って来ようと思います。
また、徳島県産のサツマイモには他に、徳島県徳島市川内町には「甘姫」というブランドのサツマイモ、徳島県板野郡松茂町には「松茂美人」というブランドがあるそうです。これらも機会があったらぜひ賞味してみたいです。



