【ベランダ菜園】食べたミニトマトの種を採取して栽培しました

台湾ではミニトマトをフルーツのように食べる習慣があるらしく、スイカ、リンゴなどと並んでミニトマトが出されることがあります。普通のミニトマトもありますが、中にはとても甘く、確かにフルーツのようなミニトマトも存在します。日本にもフルーツトマトというのがありましたね。

先日スーパーに行った時、野菜の種売り場で子供が「これ買いたい!」といって手に取ったのはミニトマトの種。食育的な観点から言えば、自分で栽培したミニトマトを収穫し、それを食べたら食べ物の大切さなどをはじめ、いろんなことを学べると考えたのですが、父は知っています、子供が水やりを継続する可能性が低いことを。だから子供に「だったらミニトマトを食べて、種を取って、それを植えればいいよ」と伝えました。水やり当番の問題は解決しないまま。

子供に聞くと必ず良い返事が返ってきます。ちゃんと毎日水やりをするんだよと言えば「うん!」と元気に答えます。大人の仕事は子供を信じること?

1月12日 食べたミニトマトから採取した種

ミニトマトを栽培します!

さて、実際今回購入したミニトマトもとても甘い物でした。日本にいたときよりもミニトマトが好きになっています。ただ、もちろんハズレもありますけどね。今回はラッキー。

食す前に種を取り、種の周りのヌメリをキッチンペーパーにこすりつけるように取り去り、水洗いして一晩キッチンペーパーに包んでおきました。これで種の採取完了です。

ミニトマトの種まき

すぐにこの種を蒔いてもよかったのですが、そういえば種は生物であるうえ、野菜の種類によっては冬を経験させなければ発芽しないものがあると聞いたことがあり、なんとなく冷蔵庫に保管しました。常温で一晩乾燥、冷蔵庫で一晩冷却。いや、冷蔵庫に一晩とかあまり意味がないようにも感じますが、なんとなく気分的なものです。

スポンジに種を蒔いた様子

冷蔵庫で一晩寝かせた種を、スポンジに切れ目を入れてそこに蒔きました。直接土に蒔いてもよかったのですが、発芽するか心配だったんです。

自分が子供だった時、ミニトマトは何度か栽培したことがありました。その時は確か直接土に蒔いたように記憶しています。ただ、種からの栽培だと非常に難しかったように記憶しています。果たして今回はどうなるのか。

なお、ミニトマトの発芽には15℃以上が適しているらしいのですが、ここ台湾では2月の指定気温の平均値が約15℃。室内ともなればもっと暖かい、という環境になります。種まきをするときは発芽に適した環境かを調べてから行った方が良いと思います。

種を蒔いたスポンジは水に浸す

ミニトマトを発芽させる

種まきが終わったら、そのスポンジに水を含ませ、水の上に浮かべます。スポンジって意外と水を保持し続けてくれるんですよね。

ちなみにこの後、この容器ごとアルミホイルで包み、真っ暗な状況を作りました。そしてさらにそれを窓のない部屋に置くことで、光を完全にシャットアウトします。そう、土の中を再現しているのですね。そのまま発芽するまで待ちます。

1月18日 ミニトマトが発芽!

6日ほど放置していましたが、なんと、無事に発芽しました!種が発芽した時はとてもうれしいです!もはやこのために家庭菜園とかやってるといっても過言ではありません。いや、まだ食べれませんけれど。

でも6日も放置していたのでなんだかもやしっ子のようです。これから日に当てようと思います。

1月22日 緑になっていくミニトマトの芽

覆っていたアルミホイルを完全に取り去り、ベランダに4日間放置しました。芽の数も少し増えましたね。無事に成長しております。

ミニトマトの植え替え

さて、このままスポンジで栽培するわけにもいかないので、土に植え替えることにしました。でもスポンジにしっかり根が張ってしまっていてどうすればよいのか。

とりあえず引っこ抜きますよね。でもガッチリ根がスポンジをホールドしているのでなかなか抜けません。というか引っ張ったらいくつか根が切れました。せ、せっかく発芽したのに。。。

スポンジごと移植

そこでスポンジをちぎって、そのまま土に植えることにしました。土には少しだけ堆肥を混ぜていますが、ただの土です。

移植後の様子

移植って不安で仕方ありません。無事に育ってくれるでしょうか。ダメだったら今度は種を土に直播します。

2月1日 その後のミニトマト

結果、いくつかのミニトマトは大丈夫でした。2株ほどダメになりましたが、おそらくそれが根っこを切ってしまった苗だと思います。

2月28日 ミニトマトの成長

ミニトマトを間引く

日本にいるときにもミニトマトを栽培したことはあります。ですが、こんなに生命力強かったでしたっけ?成長のスピードは違えど、皆すくすくと成長しております。移植したときはヒヤヒヤしましたが、今となってはその生命力の強さに驚いております。密集しているので、そろそろ成長の良い苗を2,3株残して他は抜いてしまおうと思っています。

3月13日 1本になったミニトマト

さて、それぞれが大きくなってきたので1本のみにしました。1本のみにしてからの成長がまた早いですね。この調子でどんどん大きくなってほしいものです。なお、この時点で追肥などは一切していません。

3月13日  ミニトマトの葉にできた黒い斑点

ミニトマトの障害?

よく見たらミニトマトに黒い斑点ができていました。はて?これはなんでしょうか。とりあえず黒い斑点ができてしまった葉はすべて取り除きました。

3月13日  葉の減ったミニトマト

ミニトマトの開花

少し寂しくなりましたが、ミニトマトです。さて、ここからどうやって挽回するでしょうか。今後に期待です。

4月9日 だいぶ復活し、花が咲いたミニトマト
4月9日 ミニトマトの花

黒い斑点の問題はなんとかクリアになったようで、無事に育っています。花も咲きました。

4月15日 大きくなるミニトマト

ミニトマトに施肥

いいですね、どんどん大きくなってきました。ここで、肥料を与えることにしたのですが、この判断が正しかったのかどうか、今となってはかなり疑問です。というのも、肥料を与えた直後から花が落ちていってしまったからです。しかも徒長が進み、かなり背が高くなってしまいました。

4月17日 落ちてしまった花たち

その後、どんどん花は落ちていきました。そして背丈は2mを超え、ベランダの天井に激突しました。

5月13日 少し色づいてきたミニトマト

ミニトマトの収穫

ともあれ、いくつかの実は無事で、少しずつ色づいてきました。このまま落ちないことを期待します。

5月24日 収穫したミニトマト

そしてなんとか収穫を迎えました。感動もひとしお。1つのミニトマトから種を採取し、結果的に10個ぐらい収穫できそうです。

少なっ?!

残念ながら、味はそんなに甘くありませんでした。

ミニトマト栽培まとめ

今回台湾でミニトマト栽培をして感じたことをまとめます。

スーパーで売られているミニトマトから種を取っても発芽します!しかし、育て方を失敗すると徒長したり、収量が極端に少なくなります。脇芽はどんどん掻いていったのですが、徒長してしまってから脇芽を伸ばそうと思っても、株の下の方からはもう芽が出てきませんでした。徒長、花の落下の原因が肥料なのかはわかりませんが、タイミング的には肥料が良くなかった(多すぎた?)のだと思います。

ミニトマト栽培はとても楽しいのですが、徒長してしまうとモチベーションが一気に下がりますね。それでも収穫までこぎつけ、家族も喜んでくれたので良しとしたいとおもいます。