金柑(キンカン)の甘露煮の作り方 こんなに簡単だったのか!?

今まで、甘露煮と言えば栗で作ったことがありましたが、今回は栗ではなく金柑(キンカン)の甘露煮に挑戦してみました。結論から言うと非常においしくできました。金柑(キンカン)の甘露煮を作った際のレシピです。

金柑(キンカン)の甘露煮

金柑(キンカン)の甘露煮は金柑(キンカン)を砂糖で煮詰めた食べ物です。砂糖と水で煮るのでシロップ漬けと言っても良いかもしれません。

台湾では細長いタイプの金柑(キンカン)が冬から春にかけて市場に出回ります。和名はナガミキンカンと言うようです。味は金柑(キンカン)です。いわゆる伝統市場に冬や春に行くと、茎や葉が付いた状態で売られているのを見ることができます。

簡単な金柑(キンカン)の甘露煮の作り方

金柑(キンカン)の甘露煮は簡単です。材料もシンプルですし、手順も少ないです。

金柑(キンカン)の甘露煮の材料

  • 金柑(キンカン) 280g
  • 粉砂糖 180g
  • 水 360ml

白砂糖がなかったので粉砂糖で作りましたが、白砂糖やグラニュー糖で問題ないと思います。三温糖は色が付くと思われます。以前栗の甘露煮を三温糖で作ったらやはり想像通りの色になりました。

水の量は砂糖の量の2倍ぐらいを目安にすると作りやすいです。もしも煮る時に金柑(キンカン)の上の方が出てしまうようなら砂糖と水を同じ比率で増やして全体がシロップの中に入るようにして煮詰めます。

今回使用した金柑(キンカン)は台湾の金棗と呼ばれるもので、日本名は「ナガミキンカン」と言うのだそうです。特徴は日本でよく見る丸い金柑(キンカン)とは違い、名前の通り細長い金柑(キンカン)です。味はそんなに変わらないようにも思います。そこまで中が酸っぱいというわけでもなく、中までおいしく食べることができる金柑(キンカン)です。

醤油を入れるレシピもあります。私の場合、上記の材料で作る金柑(キンカン)の甘露煮に醤油を入れるなら隠し味程度に小さじ1程度入れます。塩分が少し入ると味が際立ちますよね。ただ、入れなくても美味しかったです。

金柑(キンカン)の酸味について

以前、金柑(キンカン)は皮だけ食べる物という認識がありました。それは中が非常に酸っぱいからです。しかし、今は品種改良などで中身の酸味が抑えられ、中までおいしく食べられる品種が増えているのだそうです。今回使用したナガミキンカンも中身の酸味は強くなく、食べやすいものでした。

金柑(キンカン)の甘露煮の作り方

  1. 金柑(キンカン)のヘタを取る
  2. 金柑(キンカン)の周囲に縦方向に6つほど切れ目を入れる
  3. 切れ目から種を爪楊枝などでかき出す
  4. 金柑(キンカン)を砂糖、水と一緒に50分ほど弱火で煮て完成

金柑(キンカン)に切れ目を入れるのは種を取るためと、さらに煮やすく、味が染み込みやすくするためなんだそうです。

金柑(キンカン)には独特の苦みがある場合があります。苦味が強い場合は調理前にしばらく水につけておくとか、煮こぼしをすることで苦味を抑えることができるそうなのですが、今回はやりませんでした。金柑(キンカン)の種類によっても苦味の程度は異なると思うので、調理前に1つ食べてみると良いと思います。

最初、砂糖を入れずに水だけで煮始めるレシピもあるようです。私は簡単なレシピが好きなのでまとめて煮始めます。

保存期間

砂糖の量、つまりシロップの糖度にもよりますが、私の場合、砂糖:水=1:2ぐらいのシロップで作った甘露煮は金柑(キンカン)に限らず冷蔵保存で1週間ぐらいで食べきります。それ以上長く保存したい場合は消毒したガラス瓶にシロップごと入れてから脱気して、さらに冷蔵保存しますが、さすがに何か月も冷蔵庫に入れておくのは心配になります。

作った感想

実際に金柑(キンカン)の甘露煮を作りました。その中で思ったことを以下に書き記します。

簡単

金柑(キンカン)の甘露煮づくりは簡単です。材料もシンプルですし、栗の皮剥きのようなハードな作業もありません。しいて言うなら切れ目を入れて種を取るのが面倒ではありますが、栗の皮むきよりは圧倒的に簡単です。

ママレードやジャムにもできそう

金柑を煮詰めるのを眺めているとき、金柑の皮を、切れ目を入れるのではなくて切り離してしまったら金柑マーマレードや金柑ジャムができるんじゃないかなと思いました。金柑にもペクチンが含まれるようで、冷めたシロップはかなりドロドロになりましたし、味もおそらく最高。言うならばドロドロになった甘露煮状態にできれば、パンに塗ってもおいしい、スコーンに塗ってもおいしいものができるのではないかと思いました。

12月ならおせちに使える

私は金柑の甘露煮が入ったおせちを見たことがないのですが、おせち料理に入れることもあるようです。12月に作るなら、せっかくなので新春のおせち料理に入れてもいいかもしれませんね。

最後に

金柑おいしいです。スーパーで売られているのを見て久しぶりに飼ってみたのですが、ちょっと傷み始めていたので甘露煮してみることにしました。結果は大成功。おいしい甘露煮ができました。そのまましばらく保存もできたのでしょうが、翌日には全部食べてしまいました。

最近柑橘類の種を手に入れるたびに土に植えています。今回の金柑も種を入手したのでいくつか土に植えてみました。そちらの生長も楽しみです。自分で栽培した金柑を収穫して甘露煮出来たらうれしいですね。