台北にある動物園「木柵動物園(台北市動物園)」に行ってきたので、簡単にご紹介します。
目次
台北旅行でおすすめのスポット
最近、街で外国人を見かけることが多くなり、少しずつ台湾への旅行者も増えてきているような感覚があります。
台湾旅行と言えば特に最初は台北がおすすめです。台北には中正紀念堂、台北101、そして今回ご紹介する木柵動物園(台北市立動物園)など、見所が満載です。
それから、市場にも行く機会があれば行くと良いと思います。市場こそ台湾の活力の源で、台湾を最も感じられるスポットではないかと思っています。
台北を満喫したら古都台南、都会の台中、などに行ってみるのも良いですし、自然や原住民文化を感じたいなら東海岸の花蓮、台東もおすすめです。
木柵動物園(台北市立動物園)について
木柵動物園は台北駅のちょうど南東の方角、直線距離で11kmほどの位置にあります。
木柵動物園は台北市立動物園と言われることもありますが、動物園の看板は台北市動物園となっています。台北の動物園と言えば一般にこの木柵動物園のことを指します。
木柵動物園は1914年に日本人が圓山という場所に植物と動物を観賞できる場所を作ったのが始まりで、現在の木柵という場所に移ったのは1987年ごろで、その後も工事を継続し、1992年に現在の木柵動物園は完成したそうです。
木柵動物園は超でかい
敷地面積が広大で、普段運動しない私のような人が歩いて回ると翌日の筋肉痛がすごいことになります。
おすすめの回り方
全部を見るのにはかなりの時間がかかる上に体力的にもかなりキツイので、時間的に余裕がある方は二日とかに分ける方がよいです。
どうしても一日で回りたい場合は、園内には汽車型のバス(有料)があり、それに乗って一旦一番奥まで行ってそこから入口まで戻ってくるようなコースがおすすめですが、一日の場合はすべての動物をじっくりではなく、どの動物を見るかを事前に考えておいて、効率よく回ると良いです。
ちなみに入り口から順に奥まで見ていっても良いのですが、奥に向かうにつれてところどころ緩やかな登り坂になっているため、奥から入口に向かって戻るようにすると多少は楽かなと思います。
また、特別展示など、さまざまな最新情報がオフィシャルウェブサイトから入手できるので、行く前に確認しておくと良いと思います。
- 臺北市立動物園 Taipei Zoo(中文、English)
- URL:https://www.zoo.gov.taipei/
ズーラシアと協力関係?
2016年、よこはま動物園ズーラシアと野生生物の保全などに関する協力覚書を締結したようなのですが、木柵動物園とよこはま動物園ズーラシアについて調べても情報が出てきませんでした。もしかしたら解消されたのかもしれません。
アクセス
台北駅からならMRTが便利です。
- 台北駅→(淡水線)→大安駅→(文湖線)→動物園駅
- 台北駅→(板南線)→忠孝復興駅→(文湖線)→動物園駅
台北のMRTは案内板も豊富なので、乗り換え時に迷うこともそれほど多くないと思います。案内に従って乗り換えをすれば大丈夫です。
台北駅からMRTで木柵動物園に行く場合、いずれの路線を使っても30分~40分ぐらいかかります。
動物園駅の前に木柵駅というのがありますが、木柵駅ではなく動物園駅で下車する必要があります。木柵駅から直線距離では動物園駅まで500mぐらいしかないのですが、間に川があるため遠回りさせられて2kmぐらい歩くことになります。動物園駅で下車しましょう。
主な動物
木柵動物園ではものすごい数の動物を見ることができます。その中でおすすめの動物をいくつかご紹介します。なお、ゴリラも見たかったのですが、私が行った日にはゴリラはいませんでした。
猿
入園からほど近い場所にいる猿。動物園といえば猿というぐらいありふれてはいますが、猿の見た目は人間に似ているところもあり、見ていて飽きません。
昆虫館のちょうちょ
多くのちょうちょが放し飼いにされていて、花の蜜を吸う様子が目の前で見られます。ストローのような口も超至近距離で確認できました!
イノシシ
山間部に住んでいる方以外は日常生活でイノシシを見ることなど皆無だと思われますが、木柵動物園ではイノシシも見れます。イノシシの大きな体は圧巻!あんなのが突進してきたらひとたまりもありません。猪突猛進!
パンダ
少し前にニュースにもなっていましたが、木柵動物園にはパンダもいます。あいにく動くことはありませんでしたが、やはりパンダはかわいいです。
ナマケモノ
ナマケモノも手で触れる距離で放し飼いされていて、手でロープを伝ったり、ご飯を食べたりする様子が見られます。
ナマケモノはのっそのっそとゆっくり動く姿がかわいいです。ナマケモノの歯は結構するどくて、食事中などはその牙を見ることもできます。
トラ
トラは寝ていました。トラってかっこいいですよね。運が良ければ起きているときに会えるかも?
象
木柵動物園で一番大きな動物と言えば象。象の展示はアジアゾウ、アフリカゾウなどの種ごとに何か所かにあります。
象のエリアは強烈なニオイがすることがありますが、その場合は口を布で覆いながら見るなど、工夫すると良いと思います。以前に比べると現在はかなりニオイも改善されたそうです。
ラクダ
ヒトコブラクダもフタコブラクダもいます。ラクダって結構体が大きいんですよね。乗ることはかないませんでしたが、遠くから見ることができます。
シマウマ
とっても凛々しいシマウマ。アフリカのサバンナにいるかのような姿を近くで見ることができます。
キリン
餌を入れた籠が檻の近くに設置されているため、近くでキリンを見ることができます。キリンも大きい!
コアラ
コアラは日中寝ていることが多いようです。木の上で顔を伏せてじっとしていました。ナマケモノよりも怠け者かもしれません。ファンサービスなど期待せず、遠くから見てみましょう。
カバ
カバすごい!寒いからか一か所に集まっていました。
ライオン
凛々しいライオン。ライオンなどの一部の動物は危険がないように檻というよりは壁が設置されていて、ガラス窓から覗き込むような形の展示になっています。それでもライオンが見れたことはラッキーだったかも。しかも起きていました!
サイ
サイは鎧のような皮をまとっています。なにしろかっこいいです。言うならば戦車ですよね。運がいいと餌を食べるのを真上から見ることができます。
ペンギン
ペンギン館にはかわいいペンギンがたくさんいます。ただ並んで立っているだけでもかわいいですが、運が良いと水に飛び込む姿が見れるかもしれません。
最後に
個人的に木柵動物園はおすすめのスポットです。
動物園で観賞できるのは生き物なので、その時その時で展示が変わっている可能性があります。事前にウェブサイトなどで確認してから訪問すると良いと思います。