三時のお茶のお供は和菓子もいいですが、お紅茶やおコーヒーには洋菓子の方が合うものです。菓子に分類して良いものかはわかりませんが、午後ティーと言えばスコーンと相場は決まっておりまして、スタバでも定番メニューとなっております。はい、エアフライヤー(ノンオイルフライヤー)で小麦粉からチョコスコーン作りました。
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エアフライヤーでスコーンづくり
昔からスコーンが好きで、自分でも作ったりしていたのですが、今の家に引っ越してからというもの、引っ越す前に持っていたオーブンを手放したものだから作ろうにも作れない日々が続いておりました。そんな折、我が家に舞い降りた天使の名前は「エアフライヤー」。別名をノンオイルフライヤーとも言います。
家族が突然購入したのですが、聞けば、グループ購入で安く購入できたので購入したのだとか。台湾では結構前からグループ購入で物を買う方々がいます。実際そんなに安かったのかと言うと、多少は安くなっていた、という程度だったみたいです。それでも安いことには変わりないので、ありがたく使わせていただきます。
エアフライヤーと言えばフライドポテトを作る調理家電というイメージがあります。油で揚げるのとは違うので、体に良いという考えを持っている方もいるでしょう。そもそもフライドポテトを自宅で食べることなど皆無だった私としては、他の使い道を考えてしまいます。
今までも色々作ってきましたが、今回はスコーンです。結論を言ってしまうと、エアフライヤーでもスコーンを作れます。プレーンタイプも作れるし、チョコを入れたチョコスコーンも作れます。しかもうまい。
スタバのスコーンがうまいと言う家族のために、エアフライヤーでスタバ風のスコーンを作ってみました。
小麦粉から作るスコーン
スコーンの主材料は小麦粉です。ホットケーキミックスを使えばより簡単に作ることができますが、ホットケーキミックスの主材料はやはり小麦粉で、+αでいくつかの材料が入っています。つまり、それらの+αを自分で用意すればほぼ同じようなものになります。
以前からパンケーキを小麦粉から作ったり、とにかく出来合いの小麦粉ミックスは買わないようにしておりまして、今回のスコーンの場合、小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖があればほぼ同じようなものになります。あと少量の塩、油分(粉末油脂)も入っているのでバターで代用し、パンケーキを焼くならバニラエッセンスを入れればほぼ完璧です。
そう、スコーンは小麦粉から作れます。
スコーンづくり
今回のスコーンは水分多めで作ってみました。
材料
- 小麦粉(薄力粉) 100g
- ベーキングパウダー 5g
- 砂糖 25g
- 塩 一つまみ
- バター 25g
- 牛乳 50g
- 板チョコ 50g
このレシピでは結構甘いスコーンになります。砂糖と板チョコの量を好みに応じて調整してください。
粉ものの総重量(130g)に対して水分(牛乳+バター=75g)が57~58%になるように牛乳の量を調整しました。
なお、私個人の好みでは、板チョコは25gで良さそうですし、砂糖も15g程度で良いように思います。
砂糖は粒が細かいものを使った方が良いです。ザラメ糖を使ったのですが、溶け切らずにキラキラしていました。
追記:後日レーズンスコーンを作った際、上記分量の砂糖を10g、牛乳を40gとしたところ、非常においしく、自分好みの味に焼きあがりました。
塩を入れないスコーン
塩を入れずにスコーンを作ったこともありますが、それでもおいしかったです。
作り方
- バターは溶かさず、包丁で細かくしておく
- 板チョコ以外の材料を全て混ぜ合わせる
- 一体化したら板チョコを好みの大きさに切り分けてから入れ、一つにまとまるようにこねる
- 5回程度伸ばしては折りたたむを繰り返し、最後に厚み1.5cmぐらいにして包丁で3~4つに切る
- 予熱したエアフライヤーに入れ、両面焼いたら完成
焼き時間と温度
スコーンを焼くとき、最初は200℃で予熱して、それから材料を入れて200℃で8分、ひっくり返してから180℃で6分で十分でした。これで外はカリカリ中はふわふわのスコーンとなりました。
エアフライヤーの場合、裏面に火が通りづらいので、私はクッキーにしても、ひっくり返すことにしています。牛乳の量、焼き時間またはエアフライヤーの機種の特性によってはひっくり返すときに柔らかい場合があり、崩れないように要注意。
自作スコーンでおうちカフェ
自宅にあるエアフライヤーでも結構おいしいスコーンが焼けました!コーヒーを淹れて、一緒に楽しみましたが、もはや至福の時間でした。
エアフライヤーはその構造上焼けるものが限られています。とはいえ、ケーキも焼けるしクッキーも焼けます。小さいピザだったら温めることもできますし、いろんな用途に使うことが可能です。
レーズンで作るスコーン
実は家族がスタバのスコーンが好きだから作ったのですが、どうやら、家族が言っていたのは台湾のスタバで、チョコではなくレーズンが入っているスコーンのことだったようです。チョコのスコーンもそれはそれでおいしいと言っていたので良かったかなとは思いましたが、後日レーズンでも作ってみました。
レーズンのスコーンの場合、チョコレートの代わりにレーズンを入れますが、量は大さじ2ぐらいにしました。また、砂糖は10gにし、牛乳は40mlで作りました。もちろんこの時のレーズンスコーンづくりもエアフライヤーを使いました。
砂糖の量は10g程度が穏やかな甘さで私は好みかもしれません。牛乳の量も40mlぐらいが扱いやすかったです。
外側に飛び出しているレーズンは固く、焦げ気味だったので、レーズンが外に出てこないような工夫は必要かもしれません。これは実はチョコスコーンでもそうでした。今後、改善していこうと思っています。→追記:焼く前の段階でレーズンが飛び出ないように生地で包み込み、さらにひっくり返してからの焼き温度を当初200℃としていましたが、180℃にしたら焦げにくくなりました。
最後に
エアフライヤーって容量は小さいですが、いろんなことに使えます。今後もいろんなスコーンに挑戦していきたいです。