サンスベリアの葉を入手し、葉挿しして株を増やし、ベランダで育てています。大体340日経過したので、その間に行ったことなどをここに書き記します。
目次
サンスベリアの育て方
サンスベリアをベランダで340日間育てていました。その間に行ったことは以下の通りです。
置く場所
午前中は直射日光を当て、午後から半日陰になるような場所が適しているそうですが、実はこの条件が我が家のベランダにぴったりで、私はこの340日間、ずっとベランダに置きっぱなしにしていました。
耐寒温度
サンスベリアは10℃ぐらいまで下がっても耐えることができるのだそうですが、それ以下になると成長を停止し、寒さに耐えるためのモードになるのだそうです。その間、水やりをするのはご法度。基本的には15℃以上ある暖かい場所で育てるのが良いのだそうです。
私は台湾在住のため、冬でも15℃ぐらいはあります。たまに10℃を下回ることもありますが、数日程度なのであまり気にせずサンスベリアを育てることができます。
日本の多くの地域では雪が降るぐらい寒くなることもあると思うので、冬は防寒対策が必要になると思います。冬は室内の暖かい場所、日光の良く当たる場所に移動するなどすると良いと思います。
葉挿し
サンスベリアを増やすには葉挿しが簡単で、私も葉挿しで増やしました。
30cm程度のサンスベリアの葉を10cm間隔に切り、下部分を土に挿しておくだけで根が出て株が増えます。
この時、上下を間違えてしまうと根が出ないため、間違わないように注意が必要です。マジックで上下を書いてしまう人もいるようです。
トイレにサンスベリア
風水の関係でトイレにサンスベリアを飾る方もいるのだそうです。しかし、私はこの340日間、一度もトイレにサンスベリアを飾ったことはありません。
風水的にサンスベリアにトイレに飾ると、邪気払いの効果があり、金運や健康運が向上する効果が期待できるのだとか。
もっとも、そもそもサンスベリアはトイレに置かなくても金運、仕事運、健康運などに風水効果が期待されるのだそうです。
水やり頻度
よく何日おきに水やりをしたらよいのかという質問を目にしますが、環境によって一概に言えないように思います。水はけの良い土を使っているのかそうじゃないのか、保水性の良い土なのかそうじゃないのか、気温は何度だったのか、日当たりはどうだったのか、風はどうだったのか、その他の要因は何かないか、考えるだけで水やりに影響する事項が大量に出てきます。
基本的には土が完全に乾いてからで問題ないように思います。期間を設定して水やりをしていると雨の週と晴れの週でも乾き具合が異なりますし、ひどい場合は根腐れを起こすこともあると思います。
当然夏の方が水やり頻度は多くなります。そして冬は水やり頻度が少なくなります。そもそも夏の方が土は乾きやすいです。そして冬は外的要因による乾燥も減りますが、気温が低くなることによってサンスベリア自身の水揚げが少なくもなります。そのため、冬よりは夏の方が水やり頻度は多くなります。
何にせよ土の状態、それから植物の状態をよく見て水やりをすると良いと思います。
サンスベリアは大きくなる
私が住むマンションには植栽があるのですが、そこにもサンスベリアが植わっています。そのサンスベリアは80cmぐらいになっているので、うまく育てるとサンスベリアは80cmぐらいにはなるようです。
また、花が咲くこともあるのだそうです。
摘芯、切り戻し
サンスベリアの葉はそのうち傷んできたり古くなってきたりするそうです。今のところ我が家のサンスベリアにそのような症状は見当たりませんが、年数を重ねると出てくるのでしょう。
そうなったら傷んだ場所を剪定したくなりますが、そんな時は根元から切り取ってまた葉挿しすると株も増えて一石二鳥だと思います。中途半端なところで剪定すると見た目にもあまり美しくなさそうです。
我が家のサンスベリアはまだ20cmぐらいと非常に小さいので、まだまだこれからのお話です。傷んだり古くなったりということがなければ剪定は必要ないように思います。
肥料
葉挿ししてから現在まで、一度も肥料を与えたことはありません。今のところ少しずつではありますが、無事に成長し続けています。
ですが、太く、大きく育てるためには肥料を与えると良いそうです。固形肥料や液肥など、いろんなタイプがあります。我が家にも液肥があるので今後は液肥を与えることも考えていこうと思っています。
植え替え
この340日間で植え替えは行っていません。というのも、まだ小さいですし、根詰まりを起こしているわけでもないからです。今後、もっと大きくなることがあったら植え替えも検討したいと思っています。
最後に
葉挿しして芽が出るまで5ヶ月かかりましたが、それ以降、ゆっくりではあるもののしっかり成長してくれています。サンスベリアは大人気の観葉植物の一つで、家にあると見栄えする素敵な観葉植物です。
今後、30cm、40cmと大きくなるように頑張ってお世話を継続していきます。