ポインセチアをベランダで育てる方法

2021年のクリスマスに家族が買ってきたポインセチア。植物大好きな私なのですがポインセチアは過去に失敗したことがあるので今回はパスし、家族に世話を任せていました。ところがやはりというか案の定というか、枯れてきてしまったので引き取ってベランダで育てることにしました。

ポインセチアとは

ポインセチアとは、クリスマスの時期にたくさん出回る赤い葉っぱのあの植物です。赤いのが花だと勘違いしていた時期もありましたが、赤いのはあくまでも葉っぱです。冬になるにつれて日照時間が短くなり、その変化を感じ取って葉が赤くなるのだそうです。ただ、うまく赤くならない場合もあるそうで、人工的に箱をかぶせるなどして光を遮断し、赤色が出るようにするのだとか。それを短日処理と言うそうです。

赤以外にもいろんな色があって、例えばピンクのポインセチアや、白や黄色のポインセチアもあるそうです。我が家にあるのは赤なので、来シーズンに他の色をそろえてもキレイかもしれません。

ポインセチアは大小さまざまなサイズが売られています。今回購入したものは小さいものです。小さくても赤い葉の色が鮮明でとてもキレイでした。

花も咲くそうで、購入時は蕾のようなものが付いていたのですが、設置してすぐにすべて落ちてしまいました。今思えば、あれは蕾ではなく花だったのかもしれませんが、とにかく蕾ごとすべてが落ちてしまったので、観賞らしいことはできませんでした。

ポインセチアは多年草で、その年のクリスマス前後に飾るだけではなく、ちゃんと世話をすれば翌年以降のクリスマスの時期にも飾ることができるのだそうです。以前買ったときは一年草のようにダメになってしまったのでした。

ポインセチアの水やり

ポインセチアは水切れに強い植物のようで、土が乾燥してから水やりをする程度で問題なさそうです。ただ、最初の一週間一切水をやらずに放置されていたらしく、その時はさすがに枯れ始めていました。とはいえ、その後水を与えたらかなり元気になったので、やはり水切れには強いのではないかと思います。

ポインセチアの剪定

剪定したポインセチア
剪定したポインセチア

クリスマス前に買ったポインセチアですが、春先に剪定しました。上記が剪定した時の写真です。

ポインセチアの剪定時期

ポインセチアは花が終わって成長期が始まるころに剪定をすると良いそうです。例えば3月中旬。

落葉樹で例えば桜などのバラ科植物は冬の休眠期に剪定をすることが多いようですが、ポインセチアの場合、冬に花が付いていることと、冬の赤い葉がまさに観賞ポイントになるので冬の剪定はしなくて良いと判断しています。それよりも、花後の剪定が重要になるようです。

追記:以前はポインセチアも落葉樹だと思っていましたが、常緑樹のようです。常緑の植物を冬に剪定して失敗したことがあります。ポインセチアも冬に剪定すると失敗するかもしれません。

ポインセチアの剪定方法

各枝に2~3節残して剪定するのが良いそうです。葉は残っている方が良いという意見もあるようですが、2022年に剪定した際はほぼ葉がついていない状態となりました。それでも剪定後に新芽は出てきました。

ポインセチアの剪定後の様子

1週間もしたら新芽が出てきたので、タイミング、剪定方法はばっちりだったのではないかと思います。

ポインセチアの剪定で切られた枝は挿し穂にできる?

剪定で切り取った部分は挿し木にすることもできるのかもしれませんが、今回の剪定では剪定部分がかなり小さかったので挑戦しませんでした。一般的には梅雨ぐらいの時期に出ている新芽を挿し木にするそうです。花後の剪定と、梅雨時の挿し穂採り用の剪定の2回が剪定時期としては候補になるでしょう。

後述しますが、6月に挿し木に挑戦し成功しております。

ポインセチアの葉っぱの剪定

育てていくうちに葉っぱが茂って、非常に込み合ってきます。これ、葉っぱだけ剪定して落としてしまっても良いかなとも思うのですが、ポインセチアってなんだか込み合っているのが普通というか、そういう形で売られていて、そういう形で飾られていますよね。だから今のところ葉っぱだけを剪定したりはしていません。

ポインセチアを剪定したら植え替えも必要?

ポインセチアは冬に植え替えをせず、植え替えをするとすればこの剪定と同じぐらいの時期になるようです。実際に剪定後1週間ぐらいで植え替えしましたが、その後も順調に育っています。剪定と植え替えはほぼ同時で良さそうです。

ポインセチアの植え替え

植え替えたポインセチア
植え替えたポインセチア

剪定が終わったので植え替えも実施しました。というのも、かなり小さな鉢に入っているので、もうちょっと大きな鉢に植え替えて、全体をもっと大きくしたかったのです。

2022年の冬、クリスマスの時期に合わせてこれから育てていくわけですが、2021年のサイズよりも大きなサイズで観賞することが出来たら良いなと思っております。

ポインセチアの寿命

ネットで調べるとポインセチアはかなり大きくなるようで、街で売られている手ごろなサイズではなく、まさに「木」と呼ぶにふさわしいサイズまで大きくなるそうです。そもそもポインセチアは常緑性の低木。木なんですね。一年草などではありません。でも、そんなに大きくなったら短日処理が大変ですね。必要ないのでしょうか。

過去に私はポインセチアを1シーズンで枯らしたことがあります。残念。そうなると寿命は1年?とも思いますが、実際はそうではなく、何年も生き続け、30年ぐらいまで生きるポインセチアもあるそうです。

家の近所を散歩していると、普通に生えていることがあって、高さもそれこそ腰の高さぐらいのものや、もっと高いものも存在しています。それらが冬にどんな姿になっているのか今まで注目して見ていませんでした。赤くなっているのでしょうか。

ベランダで育て、冬前に短日処理をすることを考えると、あまり大きくなると短日処理が困難になるため、ある程度の大きさでとどめておいた方が良いように思います。腰の高さもあるようなポインセチアを箱の中に入れ、さらに毛布でくるむなんて毎日やっていられません。小さければ小さいほど短日処理は簡単になると思われます。

ポインセチアの短日処理

ポインセチアの特徴でもある赤い葉は、日照時間が短くなったことを感じ取って葉の色が変化しているものなんだそうです。

それを人工的に実現するため、9月中旬ぐらいから短日処理と言うのが行われます。これは、1日に12時間ほどポインセチア全体を段ボールなどで包み、完全遮光して実現するそうで、夕方から翌朝ぐらいまで真っ暗な環境を作ることで、日照時間が短くなったと錯覚させるのだそうです。

沖縄などに生える大きなポインセチアの写真を見ると、一部の葉が赤くなっています。このことから、短日処理をしなくても赤くなる場合もありそうです。ただ、確実に赤くしたい場合は短日処理をした方が良いと思われます。

なお、短日処理をしているときも昼間は光を当てた方が良いらしく、光を遮断するのはあくまでも夕方から翌朝までなのだそうです。

ポインセチアの置き場所

購入当初、このポインセチアは光がほとんど入らない玄関前に置かれていました。壁に囲まれた空間に小さな窓が1つあるだけという場所なので、日当たりはかなり悪かったです。それも枯れ始めた原因の一つだったのかはわかりませんが、植物の生育にとって決して良い環境ではありません。

現在のポインセチアはベランダの中でも日当たりの良い場所に置いています。とはいえ、我が家のベランダは全体的に日照時間が短いので、日光が直接当たるのは日に数時間、おそらく3時間程度です。

今はとにかく成長させることを優先して、飾ることはあまり考えていません。ですのでとにかく日当たり重視で場所を決めています。

なお、冬の寒さには弱いらしく、冬に外が寒くなる場合は屋内に移動した方が良いそうです。我が家のある台湾は冬でも10℃を下回ることが少ないので、昨冬もベランダに置きっぱなしでした。

ポインセチアは挿し木で増やす

ポインセチアを水挿しして発根した様子
ポインセチアを水挿しして発根した様子

ポインセチアは挿し木で増やすことができます。10~15cmぐらいの新しい枝を切り、挿し穂として使用します。

挿し木の方法は土挿しと水挿しのどちらでも発根実績がありますが、土挿しの方が根がたくさん出てきていたので、土挿しの方が良いように思います。土挿しの方は発根促進剤をつけていました。

発根するまではおおよそ2~3週間です。切り口から根が出るタイプなので、切れ味の良い刃物で、斜めに切り口を切って、それをきれいな土に挿して日陰に置き、毎日乾燥しないように水をあげていると発根します。

3週間ほどたって無事に発根が確認できたら他の植木鉢に植え替えると良いと思います。

ポインセチアに使われる鉢

植え替えとも関連があるのですが、ポインセチアに使われる鉢はどのような鉢が見栄えが良いのかも今考えています。今はプラスチックで赤茶色っぽい鉢に植えられているのですが、Instagramなどで見ると、白い鉢だと赤い葉が映えてきれいに見えるように感じます。これは見る人によって異なると思うので、自分が気に入った鉢が一番良いかと。

赤い葉に赤い鉢も結構目を引く組み合わせて悪くありません。鉢ではなく鉢カバーにこだわるというのも良いかもしれませんね。

ポインセチアの水耕栽培

挿し木をするとき、水挿しでも発根しました。それをそのまま水耕栽培で育てようかとも思ったのですが、発根具合が土挿しの方が良く、単に水に浸けておくよりも、土で育てた方が良いと判断しました。

それに、冬になって赤い葉を観賞するにあたっても、水耕栽培にしている理由は特段見当たりませんでした。

ポインセチアの下葉が落ちる理由

順調に育っていると思っていたポインセチアでしたが、夏なのに下葉が落ちてきたことがありました。これの原因は根腐れ、日照不足、低温のどれかです。夏なので低温は無いだろうと思います。あるとすれば根腐れ。ポインセチアは水のあげすぎもよくないそうです。もしくは日照不足。ベランダで栽培していると、比較的日当たりの良い場所に置いているとはいえ、どうしても日照不足になりがちです。置き場所も工夫したいです。

最後に

ポインセチアの見ごろはまさにクリスマスシーズン。今からクリスマスシーズンに向けて育てていくわけですが、次は植え替えです。そして、成長具合に合わせて再度の剪定、挿し木などにも挑戦してみたいと考えています。

もともと苦手意識があった植物なのでどうなるかはわかりませんが、ここ台湾は暖かいので比較的育てやすいのかもしれません。頑張って育ててみます。