夏になってあることに気が付きました。それは、今年の夏、2025年の夏は青じそを食べられないということ。そう、青じそ栽培に失敗したのです。失敗した理由などを考えてみました。
青じそがまったく育たなかった2025年

毎年ベランダではこぼれ種から青じそ(大葉)が勝手に生えてきていたのですが、2025年の今年は、確かに多少は発芽したものの、そこから1つもしっかり育ってくれず、なんと、1つも青じそを食べられない夏を迎えております。
青じそは20℃前後の時期に種まきをします。私の住む台湾で言えば、3月ぐらいには平均20℃前後になります。そのため、そのぐらいの時期から毎月のように保存していた種をばらまきしていたのですが、そもそも発芽率が悪く、生育も順調ではありませんでした。
青じそが無いと困る理由
青じそが無いと当然ですが青じそを食べることはできません。例えば素麺の薬味として青じそを用意したくても、青じそが無いので薬味を用意することもできません。
天ぷらにしたい場合も青じそが無いので天ぷらにすることはできません。特に夏、青じそのさわやかな味を味わうことができなくなってしまうのです。
なお、台湾在住のため、スーパーや市場で青じそが売られているのを見たことはありません。自分で育てる以外に入手手段はないのです。
青じそがうまく育たなかった理由
青じそがうまく育たなかった理由はいくつか考えられます。まず、第一に種の品質が悪かったこと。そして、次に連作による障害です。
種の品質が悪かった?

いつもこぼれ種から発芽していたので2025年もそんなに心配はしていませんでしたが、驚くほど発芽率が悪く、さらに、取っておいた種をまいてみても、やはり発芽率が非常に悪かったです。
そもそもの種に問題があった可能性があります。使用したのは2023年に採種したものと、2024年に採種したものです。いずれも低発芽率でした。
種は外見からその品質を見極めることは非常に困難で、まいてみないと実際にどうなるかはわかりません。
断定はできませんが、種が悪かった可能性は捨てきれません。
連作障害があった?
連作障害は土壌に蓄積された虫の卵や、偏った栄養分などのせいで引き起こされる障害のことです。
青じそが好きな虫たちには例えばハダニなどがありますが、ハダニをはじめ、青じそが好きな虫たちが土壌に隠れていたり、土壌に卵を産んでいて、それらが悪さをした可能性も考えられます。
発芽しても異常なほど生育が悪かったりしたのは、そういう連作障害の影響もあったのかもしれません。
聞けば、青じそは連作障害が出にくいそうです。確かに昔、実家の裏に生えていた青じそは毎年毎年盛大に茂っていて、全く問題なく育っていました。
しかし、だからと言って連作障害が全く無いわけではありません。生育に障害をもたらすほどに虫が害をなしていたとするならば、それは害虫被害でもあり、連作障害でもあったのではないでしょうか。
虫だけでなく、青じそが生育するのに適した栄養素が少なくなってしまった土壌で育てようとしていた可能性もあります。土を入れ替えなかったことも問題だったのかもしれません。
青じその代替
素麺には他にも合う薬味がたくさんあります。例えばミョウガです。すり下ろしたショウガも良いですし、輪切りにしたネギも良いですね。しかし、青じその独特の風味を代替できる薬味はおそらく他にはないでしょう。
ミントもベランダにはあります。いや、ミントはハッカです。ハッカで素麺を食べるのも悪くはないかもしれません。ですが、それは青じそですか?いいえ、違います。やはり風味が異なるのです。
スイートバジルも育てています。青じそ同様にバジルもハーブの仲間です。しかし、やはりミント同様に青じその代替とはならないでしょう。
さらにベランダには赤紫蘇が育っています。しかし、赤紫蘇は確かに青じそと似た風味ではあるものの、えぐみのようなものがあり、やはり全く同じというわけにはいきません。いくつか挙げた候補の中では比較的青じそには近いと思いますが、それでもやはり違うものです。
やはり、青じそが取れないと、私が大好きな素麺をおいしくいただくことはできません。代替が効かない野菜/ハーブ、それが青じそです。
今からでも種をまこう
私の住む台湾は日本の多くの地域よりも比較的温暖です。今夏は青じそを食べられそうもありませんが、もしかしたら今から育てた苗から秋か冬前ぐらいには青じそを食べられるかもしれません。
植物には種まきの適期があり、例えばこの記事を執筆している8月なんかは多くの植物にとって発芽しづらい時期ではあります。実際、7月にまいた青じその種は全然発芽しませんでした。暑すぎるのです。
でもそうやって土にバラまかれた種が、もしかしたら9月や10月に発芽するかもしれません。そうすれば多少は青じそをいただくこともできるかもしれません。
2024年に採取した種がまだあるので、それをチビチビまいていこうと思います。
最後に
青じそが無い夏は、なんとも物足りない夏です。いや、青じそが無くても生きてはいけますし、青じそが嫌いな方もいるとは思うのですが、私は比較的青じそが好きで、今年の不作は非常に残念に思っています。
2025年も残すところ5ヶ月、なんとか青じそを食べることはできるでしょうか。やるだけやってみます。

