ボウルと麺棒で餅つきをした記録 餅つき機を使わない

やっぱり食べたいお餅。でも近所で売ってない!じゃあ餅つきをして自分で作ればいいんじゃない?ということで、杵と臼を探しましたが、近所で借りられるところはありませんでした。そこでボウルと麺棒で、自宅で簡易餅つきをしてみました。今回はそんな自宅餅つきのお話です。

餅つき機を使わずに餅つきに挑戦

お餅と言えばお雑煮。お正月に食べますよね。でも、餅つきも年末やお正月の風物詩です。お正月に限らずお祭りなんかでもお餅は食べることができますし、切り餅なんかは日常的に販売されていますから、いつでも食べることができます。子供の頃はトースターで焼いたお餅にお茶漬けの素をかけて、それにお湯をかけて食べてから学校へ行ったものです。

子供の頃の経験

最後に餅つきをやったのはいつだったでしょうか。確か子供の頃だったと思います。その時は杵が重すぎてしっかり持ちあげられず、まともに餅つきができなかったように思います。それでも餅つきって何かとワクワクするんですよね。餅つきは見るのも楽しいですし、やるのも楽しいです。

杵と臼

餅つきと言えば杵と臼。でも近所では借りられないので他の方法で餅つきをしたいと思います。似たようなもので餅つきに使えそうなものを探したところ大きなボウルと麺棒を発見しました。これで餅つきすれば意外とそれっぽくなるかも?結論から言うと意外とそれっぽくなりましたが、全く伸びないお餅となりました。

ボウルと麺棒で餅つき

お餅
自宅餅つきで出来上がったお餅

餅つきは事前の準備も大切。今回はもち米を一晩水に浸けておきました。以下に今回の餅つきに使用した材料や道具、それから作業手順を記しておきます。今回の味付けはきな粉です。

材料

  • もち米 2合
  • きな粉 適量
  • 砂糖 きな粉の半分の量

道具

  • ボウル
  • 麺棒
  • 蒸し器
  • お湯

作り方

  1. もち米を洗い、一晩水に浸しておく
  2. 翌朝、蒸し器でもち米を50分蒸す
  3. 蒸し上がったもち米をボウルに入れ、麺棒で軽くまとめる
  4. 麺棒にもち米がくっつかないようにお湯で麺棒を濡らしながら何度も突く
  5. ひたすら餅つき
  6. 突きあがったお餅にきな粉と砂糖をかけて完成

餅つきで気を付けたポイント

実は、前回の餅つきで思ったようなお餅ができなかったので、その時感じた「お湯が足りない感」を改善すべく、今回は頻繁に麺棒をお湯につけて餅つきしました。また、少量のお湯をボウルに回しかけたりして、お湯の力を存分に発揮させました。

前回はもち米の蒸し具合が足りない感じがしたので、今回は蒸し時間を50分にして長めに蒸しましたが、蒸し時間は30分ぐらいで良さそうでした。

感想

今回の餅つきでは、もち米以上、お餅未満のお餅が出来上がりました。おはぎとかに似ている感じがします。全く伸びません。お餅なのに。いや、お餅未満か。

何がいけないのか

道具がいけないのか、それとも手順がいけないのか、餅つき特有のもっと伸びるお餅を作りたかったのですがうまくいきませんでした。今回は前回よりも長めに餅つきしようと思っていましたが、実際はかなり疲れるまで突いてもダメでした。時間にして20分ぐらいでしょうか。もう体はへとへとです。倍ぐらいやらないとダメなのかも。結構つきまくった感じだったのですが。

ボウルと麺棒では難しい?

餅つきの道具に関していえば、杵にあたる麺棒はもち米に当たる面積が小さい上に軽いので、そこまでもち米をつぶす力はないと思います。だから餅つきには向いていないかもしれません。杵はもっと大きくて重いですよね。

そして、臼にあたるボウルは麺棒を持ちあげる時にボウルごと持ちあがってしまうので完全に重量が足りません。臼は木でできているものや、石でできているものが主流ですよね。でも餅つき用の道具は周りで売られていませんし、レンタルも見つけられませんでした。

まとめ

自宅にある物で餅つきをやろうと考えて始めたことだったのですが、結論としては多少お餅のようになるけれど、全く伸びないので、餅に近いおはぎみたいな感じになりました。

餅つきの時間が短いのかも

なんとかして餅つきの楽しみを再現したいと考えたものの、出来上がる物がもち米以上、お餅未満ではなんとも達成感がありません。今回の餅つきでできたお餅の写真を見ると、きな粉のせいで唐揚げみたいに見えます。あれだけつきまくったのにデコボコです。やはり突く時間が足りないのかもしれません。

餅つきって突く人が次から次へと交換しますよね。何人かで交換しながら餅つきをするということは、それだけ長く餅つきをしていることになりますから、1人で麺棒を使って餅つきをするのとは比にならないぐらい多く突いているのかもしれません。今回の餅つきの失敗はこれかも。ん~餅つきがもっと上手になりたい。

色々工夫の余地あり

そういえば、今回はもち米を蒸したのですが、炊飯器で普通に炊いたら結構違うのかもしれませんね。機会があったらやってみると面白いかもしれません。また、成功するならばきな粉に限らず、あんこ餅や磯辺餅なんかも良いかもしれませんね。餅つきの良いところはその場で出来立てのお餅を食べられることです。

餅は餅屋?

とはいえ、今後お餅を食べたい時は自宅で餅つきをするよりも市販の物を買ってくるか、どうしても自分で餅つきしたい時は電動の餅つき機も売られているようですから、そういうものを利用するのも良いと思います。近所で道具をレンタルできればご近所さんと一緒に餅つきできるんですけどね。残念。一時は杵と臼を自作しようかと考えたこともありましたが、大がかりすぎて断念しました。餅つきは好きですが、自宅に餅つきの道具一式を用意するのも気が引けます。

さて、もち米がまだたくさん余っているのですが、これはおこわにでもしましょうかね。