種からマンゴーを育てる方法 マンゴーの種を13個連続開封してわかったこと

南国フルーツの代表格「マンゴー」が、もしも家で育てられたら、そんなことを考えたことがあるのは私だけじゃないはず。我が家には庭はなく、ベランダで挑戦せざるを得ないのですが、とにかくマンゴーを食べるたび、種を見るとどうしても育てたくなってしまいます。今回、土マンゴーの種12個、金煌マンゴーの種1個を入手したのですが、これだけたくさん剥くといろいろと気づくこともあるもので、それらをまとめておこうと思います。

台湾にマンゴーの季節がやってきた!

2022年もマンゴーの季節がやってまいりました。台湾のスーパーにはすでにマンゴーが並んでいます。最初に目にしたのは「土マンゴー」という小さくて緑色の品種。それから「金煌」という大きくて黄色い品種、そして「愛文」という中ぐらいの大きさで赤い品種が並び始めました。

味で言えば愛文が一番だと思い続けてきた私だったのですが、2022年最初に食べた「金煌」は一味違いました!甘みが強くてうまい!2022年は金煌がメインになる予感がします。

さて、早速土マンゴー12個と金煌マンゴーを1個食べ、種をゲットしたので例によってマンゴーを種から育てるべく、発芽にチャレンジしてみます。

マンゴーを発芽させるために試したこと

マンゴーの発根
マンゴーの発根

いつもと同じように発芽させても面白くないなと思い、今回は種を洗ってから数日放置してみました。さすがに中まで乾燥してしまうことはないだろうとは思うけど、その可能性が全く無いかと言われればそういうわけでもなさそう。なにしろわかりません。毛むくじゃらの殻を被った状態なら結構密閉状態に近そうだから大丈夫なようにも思いますが、如何に。

結果を言えば、中身は大丈夫でした。密閉に近い状態だったようです。しかし問題は、毛むくじゃらの殻は乾燥し、開けるのが大変になったこと。簡単に言えば、木のように固くなってしまった感じ。桐の木に質感は似ているかもしれません。ハサミでは切れないし、包丁を使っても簡単には切れません。結局ペンチでこじ開けるようにして中身を取り出しました。カッターは話になりませんでした。

マンゴーの種を取り出すなら周りの殻が濡れた状態、水分を含んだ状態の方が取り出しやすいです。乾燥してしまった種も水につけておけばまた取り出しやすくなるかもしれないので、そこは工夫次第だと思います。なお、固くなった種の殻も、ペンチを使えば開けられないこともなく、コツさえつかめば実は結構早く開けられたりもします。何か種をすぐに発芽させないような、その方がいいような話でもない限り乾燥させる理由もありませんが、もしも乾燥させる場合はペンチがおすすめです。文字通りこじ開けます。

硬い殻の次は仁を包む茶色い膜です。マンゴーの茶色い膜は取りやすいものと取りにくいものがあります。おそらくは仁の乾燥具合の違いによるもので、感想が進むと茶色い膜は取りやすくなります。中にはのりで貼り付けたかのようにネバネバして取りにくいものもあります。そんなときはカッターを使って慎重に少しずつ剥いていきます。手でもできなくはないですが、カッターを使うほうが簡単です。なお、茶色い膜を取るときは白い仁をなるべく傷つけないようにしましょう。仁を傷つけたり仁が欠けたりしてしまうと後の生育に影響します。

中には仁が無かったりものすごく小さかったりするものもあります。それらはうまく種が育たなかったものです。諦めて次に行きましょう。今回12個あった土マンゴーのうち、1つだけ発育不良の種でした。小さく、フニャフニャで、触っていたらすぐに割れてしまいました。

発芽してから何年で実ができるのか

実生によるマンゴー栽培の場合、そもそも花が咲く確率が低くなります。場合によっては数十年経っても花が咲かないこともあります(30年育てていて花を全く咲かせないマンゴーの木を知っています)。花が咲かなければ結実もしません。ですので残念ながら実がなるまで何年かというのは言えません。

収穫を期待するなら園芸店で接木苗、可能であれば結実実績のある接木苗を買いましょう。なお、結実実績のある接木苗でも、環境が変わるとてきめん花を咲かせなくなる場合もあるそうです。いや本当果樹って難しい。

ベランダでの栽培に向くのか

2022年は水耕栽培から初めて、その後ベランダに移行するつもりです。日照条件、温度条件、土の条件など、ベランダでのマンゴー栽培は制約がたくさんあります。正直ベランダで、しかも種からの栽培で実ができるとは思えません。ほぼ観葉植物としての栽培になります。でもそんな中、花が咲いたらやっぱり嬉しいですよね。心の奥底では期待している自分もいます。ベランダで採れたマンゴーを食べるとかそんな贅沢ができたら最高ですよね。桃栗三年柿八年、マンゴー何年?

最後に

これから台湾ではしばらくマンゴーの季節が続きます。今年は何個のマンゴーを発芽させられるでしょう。また、何種類のマンゴーを発芽させられるでしょう。まずは土マンゴーと金煌、今後は愛文や玉文などもまた挑戦していきたいです。また、発芽のさせ方も色々工夫していきたいです。