過去にも育てたことのあるキュウリですが、この度改めてベランダで育ててみることにしました。
目次
ベランダのプランターで育てるキュウリ
ずいぶん昔になりますが、地植えでキュウリを育てたことがあります。
キュウリは葉をかき分けて収穫をするので、当時葉をかき分けて生長途中のキュウリを見つけるのが楽しくてたまりませんでした。
そんなにたくさん収穫できたわけではありません。でも、大きくなるキュウリを見るのは非常に楽しみでした。
それから数十年経ち、改めてベランダでキュウリ栽培に挑戦してみようと思い立ちました。
種まき
キュウリは苗から育てることもあり、初心者にはむしろ苗からの栽培がおすすめされているようですが、私は種から育てるのが好きで、大体種からスタートしています。今回のキュウリも種からスタートしました。
実際種からだと難しい植物も多く、状況に応じて苗からスタートするか種からスタートするかは選ぶと良いと思います。
種まきの時期
野菜は種まきの時期が大切です。それはキュウリについても同じで、キュウリの場合は春と秋に種まきのチャンスがあります。
夏は気温が高すぎるようで、発芽に向かず、冬は逆に寒すぎて発芽に向かないようですが、ここは台湾なので、冬でも意外と発芽するかもしれません。
今回種まきをしたのは12月初旬。それでも大体平均気温が20℃ぐらいある地域なので問題ないと考えました。そして無事に発芽させることができました。
なお、夏に種をまく場合も無いわけではないようで、6月ごろ種まきをして夏真っ盛りの7月から8月にかけて収穫することができるのだそうです。
種まきの方法
土に深さ1cm程度の穴を開け、そこに種をまきました。
今回購入したキュウリの種はパッケージ内に4つだけしか入っていませんでした。余程発芽率に自身があるのか比較的高級な品種だったのか。もっとも、4つで50円程度だったので、そんなもんかもしれません。
種まきは基本的にドキドキです。1つも発芽しないことだって考えられます。以前ラベンダーの種まきをしたときは一切発芽しませんでした。
結論を言うとキュウリは2つ種まきして1つ発芽しました。そのため種まきの方法は間違っていなかったのかなと思っています。
種まきから発芽までの日数
種まきをした日から起算して5日目に1つ目の発芽を確認することができました。
これまで他の植物では数週間待つことも多かったので、5日で発芽したキュウリは発芽が早いと感じました。
ただし、発芽までの日数は環境によっても異なります。気温、水分量、光の当たり具合、種まきの時期など、様々な要因が発芽時期に関係してきます。
とはいえ、ウリ科はおおむね1週間ぐらいで発芽しなければ発芽しない可能性があるという感覚で私はいます。
発芽率
今回は2つの種をまいて、1つだけが発芽しました。いや、さすがに12月は遅すぎたかなとも思ったのですが、少なくとも1つは発芽しているので良しとしました。
発芽率にすると50%ですが、分母が少なすぎるのであまりあてにはならない数値かなと思います。
発芽はどんな植物でもうれしいですね。キュウリの発芽も可愛い双葉で、今後の生長に期待が膨らみます。
さて、発芽はしても、その後の育て方で良くも悪くもなります。ここからしっかり育つようにお世話をしていきます。
病気
ウリ科植物はうどんこ病にかかりやすいです。今回のキュウリの種は種苗店が販売しているものなので、育てやすい品種なのではないかなとは思いますが、それでも病気には注意が必要だと考えていました。
実際、過去にカボチャを育てたり、スイカを育てたりしたときはうどんこ病になったり、突然枯れたりということがありました。もっとも、それらは購入した種ではなく、食べたカボチャやスイカから取った種でしたので、強い種ではなかった可能性があります。
実はキュウリもスーパーで売られているキュウリから種を取ろうとして失敗していました。具体的な方法はキュウリを干して、完熟を促し、黄色くなってから中身を確認したのですが、あいにくしっかりとした種は形成されておらず、採種に失敗しました。それで種を買ったんです。
スーパーの野菜の種などから栽培を楽しむ再生栽培も楽しいですが、育てやすいのは断然種苗店で入手した種ではなかろうかと思います。
(追記)本葉が展開した段階で葉裏にコナジラミを複数確認し、その後うどんこ病のような症状も発生しました。
開花
発芽から45日前後で初めて開花しました。きゅうりの第一雌花は株全体の生長を促すために摘花するのが望ましいと聞き、容赦なく取り去りました。
最後に
まだ始まったばかりのキュウリ栽培ですが、今後まだ進展があれば更新していこうと思います。