哺乳瓶ボトルウォーマーでヨーグルトを作った話

我が家には、今となっては使うことのない哺乳瓶ウォーマーがあります。これ、まったく使わないのはもったいない。とっても便利なウォーマーで、お湯を沸かすことも、40度前後に保温することもできるすぐれもの。40度?あ、発酵できそう。ということで、ヨーグルトを作っちゃいました。

私も育児に全く参加していないというわけではなく、当然自分でできることはやっているのですが、共有財産であるウォーマーを本来の用途とは別の用途で使うとなると、やはり妻の顔色を窺う必要があります。発酵食品を作るとなると、その工程はなかなかにして怪しいものになるやもしれません。いや、ヨーグルト自体は過去にも作っているのですが。で、ゆくゆくはヨーグルトから派生して納t・・・いや、なんでもありません。

とりあえず妻に「ねぇ、これでヨーグルト作っていい?」と聞くと「もう使ってないからいいよ」とのこと!やった!この調子なら納t・・・いや、なんでもありません。

ヨーグルト作ります

ヨーグルトを作るといっても、乳酸菌は市販のヨーグルトから採取します。その方法はとても簡単。市販のヨーグルトをスプーン一杯ぐらい牛乳に混ぜればいいだけです。後は40度前後に保温して6~8時間放置すればヨーグルトの完成。

注意しなければならないのは、使う道具を事前に消毒すること。うまく乳酸菌で発酵させるためですね。それから、どうやら保温中はゆすったりしない方が良いようです。つまり、完全放置ですね。

過去にカスピ海ヨーグルトを作っていました。カスピ海ヨーグルトは比較的低い温度でも発酵するので、部屋に放置するだけでも大丈夫でした。しかし台湾では(少なくとも自分の周りでは)カスピ海ヨーグルトが売られていません。となるとやはり40度の環境を用意して、市販のヨーグルトで、ということになりますね。

ヨーグルトづくりとコスパ

さて、自宅でヨーグルトを作るメリットとして考えられるのがコストパフォーマンスです。市販のヨーグルトを買うよりも自分で作った方が安くなる、というのが一般的な認識だと思います。実際はどうでしょうか。

牛乳1858ml 166元
ヨーグルト500ml 136元

ヨーグルトは500ml前後で100元以下のヨーグルトも販売されています。今回は植え継ぎ用に少々高めのを購入しました。これで計算すると、この牛乳全部がヨーグルトになったと仮定した場合、約500元相当のヨーグルトを作ることができます。そのため皮算用では500元-166元=334元プラスになったということですね。ただし、前述したように少々高いヨーグルトを使っているので、これが例えば安いヨーグルトと高い牛乳の組み合わせだとそれほどプラスにならなかったりもします。例として500mlで80元のヨーグルトと1リットルで185元の牛乳では、160-185=-25元で、マイナスになってしまい、素直にヨーグルトを買った方が良い計算になります(味は考慮していません)。

ですのでコスパを考えるなら、安い牛乳を使うに限ります。そしてどのヨーグルトと比較するかも大切ですね。個人的には自分でヨーグルトを買うよりも、若干お得ぐらいだと思っています。なにより楽しいです。

自分で作ったヨーグルトの賞味期限は?

さて、自分で作ったヨーグルトですが、賞味期限が気になりますよね。今回の場合、発酵が終わったものをすぐに冷蔵庫に入れて、できるだけ早く食べきりました。なにしろメーカーのように衛生管理を徹底していたわけではありませんから。とりあえず個人的には一週間以内に食べようと思ってます。

古くなって放置された牛乳の思い出

ヨーグルトづくりは、もともと液体だった牛乳が乳酸菌の発酵作用により凝固するという、とてもワクワクする作業です。思い起こせば中学生の頃、なんだか似た体験をしたことがありました。

あれは確か夏だったと思うのですが、うっかり室外に牛乳を放置し、何日も処分をせずに放置し続けてしまったんです。気がついたときには当然飲めるものではなくなっていたわけですが、蓋を開けると中にはヨーグルトのように凝固したものが入っていたんです。

中学生の私にはその現象がとても興味深く、また後日やってみたのですが気がついたら大人に処分されてしまっていました。個人的には実験のつもりだったのですが、大人には悪ふざけに見えたのかもしれません。

さて、あのとき凝固したのはなぜだったのでしょうか。使ったのは未開封の牛乳です。ヨーグルトのもととなるような乳酸菌はおろか、チーズのもとになりそうなものも入れておりません。

発酵は善玉菌が増えたもので、その反対は腐敗なのだとか。腐敗は悪玉菌が増えた状態ですね。ヨーグルトや納豆は自分でも発酵させたことがありすぎる。これらは乳酸菌や納豆菌が発酵する過程で他の細菌が繁殖する余地を与えず、結果、乳酸菌や納豆菌が繁殖して発酵食品になるのだとか。生ハムなども同じような原理であると聞いたことがあります。要するに、不都合な細菌が繁殖する余地をなくすんですね。

で、今回のこの牛乳発酵事件はというと、悪玉菌が繁殖した結果ではないかと思うのです。つまり食べてはいけない系。見た目だけだと素人にはなかなか判別できません。個人的に発酵と腐敗は紙一重だとも感じます。

徹底した管理のもとで作られるから、美味しいものが作られるのですね。

すぐに壊れた哺乳瓶ウォーマー

今回ヨーグルトづくりに使った哺乳瓶ウォーマーですが、発酵が終わって見に行ったところ、水が漏れてしまっていて、ウォーマーの周りから水浸しでした。感電しそうで怖かったです。

修理したくて販売店に問い合わせたところ、保証期間内なので新品と交換してくれるとのこと。新しいのが届くのが楽しみです。