もうかなり前からWindows11にしなさいというアップグレード通知が何度も何度も届いていたのですが、今日の今日までスキップし続けていました。
そしてついにアップグレードしたのでそのお話。
目次
Windows11を長らく導入していなかった理由
メインで使っているパソコンには購入時よりWindows10がインストールされていました。Windows10はこのパソコンを利用するうえで何の問題もなく、もうすぐ購入から3年を迎えようとしていました。CrystalDiskInfoを使ってメインSSDと増設したHDDの状態を確認しても異常なし。かなりコンディションは良いのではないかと思います。メモリも12.0GBに増やしたことで、以前は比較的頻繁にフリーズしていましたが、今はフリーズの回数もかなり少なくなりました。年に1回フリーズするかしないか程度、つまり、購入から3年が経過しようとしていますが、メモリー増設後は1回か2回ぐらいしか記憶にないというイメージです。
さて、仕事でも使うこのWindows10マシーンにもしものことがあったら、私は仕事ができなくなってしまいます。そのため、Windows11のアップグレード通知はかなり前から来ていたのですが、アップグレードに踏み切れずにいました。
Windows11にアップグレードした理由
Windows10のバージョンによってサポート期間がもうすぐ終了することを最近になって知りました。
- バージョン1909:2022年5月10日まで
- バージョン20H2:2022年5月10日まで
- バージョン21H1:2022年12月13日まで
- バージョン21H2:2025年10月14日まで(ただし、2022年中にこのバージョンになっていること)
上記の通り、21H2よりも前のバージョンは2022年でサポート期間が終了します。そのため、2022年中に21H2以降に更新する必要があります。
バージョンによってはまだサポートを受けられるという考え方もできますが、いずれはアップグレードをすることになるだろうと思い、仕事が休みの日のうちにアップグレードすることにしました。
Windows11にアップグレードする方法
Windows Updateから簡単にダウンロード&インストールができます。それだけ。難しいことは無く、それを実行すれば良いだけです。
ハードウェアの要件に関してはMicrosoftのウェブサイトに書かれています。プロセッサ、RAM、ストレージの使用可能領域、グラフィックスカード、システムファームウェア、TPM、ディスプレイなど、様々な要件が書かれていますが、我が家のこのパソコンは無事どれもクリアしていました。なお、全部調べるのに20分ぐらいかかりました。アップグレード自体も10~20分ぐらいかかりました。今までになく大きな作業でした。
Windows11は無料なの?
Windows11にWindows10からアップグレードするとき、特段何かを請求されるということはありませんでした。つまり、無料でアップグレードできました。
Windows11にアップグレードして変化したこと
Windows11にアップグレードしたことで、いくつかの変更があったようです。
UIが変わった
UIが変わったのでフォルダの見た目、それからタスクバーの位置などが中央に変わりました。これは慣れだと思うので、操作に支障はなさそうですし、位置はタスクバーの設定から簡単に左に移動できました。
スナップ機能が追加
ほかにマルチタスク支援のスナップ機能という、現在開いているウィンドウを整列させる機能が追加されたようなのですが、これ、以前からlogitechのマウス「MX Master3」にその機能が付いていて、それと同じもののようです。Win11にしてからは、マウスの当該ボタンを押すとその機能が呼び出されるようになりました。確かに便利。
でもそうなると「MX Master3」の優位点が薄れてきます。次はその機能のないマウスでも良いかも。Windowsがその機能を食った感じでしょうか。(もしかしたら以前からあった機能で、私が知らなかっただけかも)
今後、Androidアプリが利用可能に
ほかにもいろいろ変更や機能追加はあるようなのですが、私が気になったのはAndroidアプリが実行可能になるということ。
これはどうやらMicrosoft StoreでAmazon Appstoreをダウンロードし、そこからAndroidアプリをダウンロードすることで実現ができるようになるというものらしく、そもそもWindows11にアップグレードしただけでは何もできず、しかもこの機能は2022年2月に米国ユーザー向けにプレビューリリースしたという段階にとどまり、全世界のユーザーがすぐに利用できるというものではないようです。現に、本記事執筆時にMicrosoft StoreでAmazon Appstoreを検索しても出てきません。
現時点ではアメリカのユーザーのみの特権のようになっているようです。
最後に
結果的に仕事には影響がないようで、アップグレードして良かったと思っています。動作が遅くなるようなこともありませんし。
ハードウェア要件の調べ方など、今回いろんな勉強になりました。今後もシステムをアップグレードする際は要件などを調べたりしてみようと思います。