実践中のローゼルをベランダで育てる方法

去年の秋ごろだったでしょうか。ローゼルの種をいただき、種まきするチャンスをうかがっていました。

ローゼルとは

台湾で洛神花と呼ばれる植物があり、それがお茶に姿を変えたり、漬物として食されたりしているのですが、それは日本語でローゼルと言うんだそうです。

ローゼル?ええ、聞いたことはありますが、そんなに頻繁に見かけるものでもありませんでした。しかしここ台湾では本当によく見かけます。というかその辺に生えています。

ローゼルをプランターで育てる!

さて、実際に私が実行したローゼルの育て方について書いていきます。

ローゼルの種まき

いただいた種をせっかくなので育てたいと思い、2月ごろに種まきをしました。よくわからなかったので地表から1cmぐらいの地中に数個。まだたくさん種はありましたが、発芽しなかったらどうしようと思い、まずは全体量の1/3ぐらいで様子を見ることにしました。

残りは発芽に失敗した時にまた植えてみようと思っていたのですが、意外と発芽率は高く、ほぼすべての種が発芽したのではないかと思います。

植物の種は発芽に適した温度、つまり気温がそれぞれ異なります。発芽した2月末から3月初旬にかけての台湾の平均気温は、最高気温が20~22℃、最低気温が14~15℃でした。最適化はわかりませんが、ローゼルはこのぐらいで発芽するということのようです。

ローゼルの間引き

ローゼルの発芽
ローゼルの発芽

当初、どのぐらい発芽するものなのか、発芽率がどの程度あるものなのかがわからず、密集して種まきをしていました。そのため、1つの小さな植木鉢にいくつもの芽が出た状態になり、このままではいけないと思って1つに間引きました。

今回、たくさん収穫することが目的ではなく、どちらかというと観察がメインになります。そのため、1株のみを育てていくことにしました。というのも、舞台になっている場所が小さなベランダのため、そんなにたくさん設置することができなかったんです。

ローゼルは結構背も高くなるらしく、何本もベランダで育てるのは結構大変かもしれません。

ローゼルの摘芯

ローゼルは一定の大きさになったら摘芯すると良いようなのですが、我が家では今のところまだ摘芯していません。というのも、かなり小さなうちからつぼみが出来て、切るに切れなくなってしまったからです。しっかり収穫させるためにはつぼみがどうとか言ってないで、本来は摘芯した方が良いのかもしれません。

摘芯しないことによる弊害は、例えば「収量が減る」とか、「収穫できる果実が大きくならない(小さいものが増える)」ということが想像できます。見ているとつぼみはどんどん増えて言っているので、後者が主な理由となり、摘芯をするのではないかと思います。

ローゼルの開花

5月に入り、1つ目の花が咲きました。時期外れでしょうか。こんなに早く花が咲くなんて思いませんでした。

今回咲いたローゼルの花は直径3~4cmほど。直径8cmぐらいのものを想像していたので思ったよりも小さいなと思いました。最初の花なので、まだ株がそんなに大きく育っていないことや、摘芯していないことが関係しているかもしれません。

1つ目のローゼルの花は1日でしぼんでしまいました。そして翌日には落ちて、その中に実のようなものが見えました。

なお、一般的な開花時期は9月以降だそうです。

ローゼルの害虫

特に目立った害虫被害はありませんが、ときおりハダニが付いているのを見かけることがあります。アブラムシも時々います。ただ、いずれもすぐに捕殺したり、唐辛子スプレーをかけたりしていることもあってか、密集するような事態には至っていません。ただ、少なくともハダニとアブラムシが付いていることは確認できたので、ローゼルにそれら害虫の忌避成分は含まれていないと思われます。

ローゼルの用途

そもそもローゼルの種をいただいたとき、合わせてローゼルの実の漬物のようなものをいただきました。甘酸っぱい漬物で、なんとも独特な味でした。

ローゼルにはそういった漬物のほかに、ハイビスカスティーにするという方法もあるようです。というのも、そもそもローゼルはハイビスカスの中まで、実際、花はもろにハイビスカス。南国情緒漂う見た目をしております。ハイビスカスティーを飲んだことはありませんが、ネットで見る限り真っ赤でとてもおいしそう。容量を間違えるとかなり酸っぱくなるなんて話も聞きますが、無事に収穫出来たら挑戦してみたいと思っています。

また、ハイビスカスティーのように鮮明な赤色になるわけですから、それを利用して他の物の着色にも使えるかもしれません。

最後に

ちゃんと育てると草丈が1mを余裕で超えるようです。まだまだ小さい我が家のローゼルですが、こんなに小さなうちから開花させたり、つぼみに栄養を取られていると今後の生育に問題が出るかもしれないと心配しています。そうなる前に摘芯、摘花(摘蕾?)すべきか悩んでおります。

こういう時のためにせめて2株ぐらいは残しておいた方が良かったかもしれませんね。