iPhone SE4はどんな機種になるのか予想

廉価版iPhoneであるiPhone SEは発売のたびに多くの方が購入するような大人気商品になっています。そこで気になるのは次のiPhone SE、つまりiPhone SE4が一体どのような機種になるのかということ。

どんな機種になるか、勝手に予想してみました。

iPhone SE4のディスプレイサイズ

iPhone SE2、およびiPhone SE3は4.7インチディスプレイを搭載していて、最近のフラッグシップモデルと比較すると非常に小さいディスプレイサイズとなっています。私はこの小ささが受けてここまで売れていると言っても過言ではないと考えています。例えば手が小さい方でも操作がしやすいというのは大きなメリットになるからです。

そこで、iPhone SE4のディスプレイサイズも4.7、もしくは大きくなったとしても少しだけではないかと予想します。

iPhone SE4の重さ/重量

iPhone SE2は144g、iPhone SE3は148g。これは他社製スマホを含めてもかなり軽い部類に入ります。小さいことは正義。軽いことは正義です。やはりこの部分もそんなに変えてこないのではないかと思います。また、これはディスプレイサイズとも密接にかかわる問題なので、ディスプレイサイズが据え置きになると考えるならば、重さ、重量もそれほど変わらないでしょう。

そこで、iPhone SE4の重さは144~147g程度と予想します。

iPhone SE4のCPU/プロセッサ

iPhone SE2はA13プロセッサ、iPhone SE3はA15プロセッサという、Apple独自のプロセッサを搭載しています。Android機の多くがSnapdragonを搭載する中、Appleは独自プロセッサ路線を進んでいます。思えば、AppleはPCも一時期intel製プロセッサを使っていましたが、今はApple独自のプロセッサを使用していますね。

iPhone SE2にしても、iPhone SE3にしても、少し前にフラッグシップ機に搭載されたものが搭載されています。そのため、iPhone SE4に関しても、発売される少し前にフラッグシップモデルに搭載されたプロセッサが使われる可能性は高いと思います。

しかし、そうなると発売時期も関係があります。

おそらく2022年9月にフラッグシップのiPhone 14 pro maxがA16を搭載して登場し、2023年9月にフラッグシップのiPhone 15 pro maxがA17を搭載して登場するように思います。

そこで、iPhone SE4のCPU/プロセッサはiPhone 15 pro maxと同じ、A17が搭載されると予想します。

iPhone SE4の発売時期

iPhone SE2は2020年4月、iPhone SE3は2022年3月にリリースされました。23か月、間が空いた計算になります。

初代iPhone SEは2016年3月の発売でした。そう考えると、iPhone SE3の登場は、iPhone SE2登場までの期間と比べると、半分くらい早くなったことになります。これはiPhone SE2の評判がかなり良かったことを反映していると思われます。となれば、iPhone SE2発売からiPhone SE3発売までの期間と同じぐらいの期間でiPhone SE4も登場すると思われます。

そこで、iPhone SE4の発売時期は2024年2月~3月になると予想します。

iPhone SE4の電池容量

iPhone SE2は1821mAh、iPhone SE3は2018mAhの電池を搭載しています。電池容量はスマホ業界全体で増加傾向にあり、Android機のフラッグシップモデルでは5000mAhが主流となりつつあります。ただ、AppleはフラッグシップモデルのiPhone 13 pro maxでも4373mAhと、5000mAhには満たないのが現状です。

iPhone SE4が発売される頃にはフラッグシップモデルの電池容量も増加していることが考えられます。そして、SE4に関しても容量は増加するでしょう。ただ、小さな筐体を維持し、かつフラッグシップモデルとの差をつけなければならないと考えるならば、5000mAhに近づくような大改革は望めません。

順当にいけば、iPhone SE2とiPhone SE3の電池容量の差は197mAhですので、そのぐらいは増加するのではないかと思います。

そこで、iPhone SE4の電池容量は2215mAh前後と予想します。

iPhone SE4のリアカメラ

iPhone SE2のカメラは1つのみで、12Mpx、1/3インチセンサーを用い、レンズはF1.8というものでした。iPhone SE3のカメラも1つのみで、12.2Mpx、おそらく1/2.93インチセンサーを用い、F1.8というレンズを搭載していました。つまり、物理的にはそんなに変わっていません。

iPhoneのフラッグシップモデルは複数のカメラを搭載しています。また、センサーサイズもiPhone SEに比べると大きいです。ここは差別化の一つなのだと思われます。だとすれば、今後も大幅な変更はないのではないかと思います。

Samsungなどは108Mpxのカメラを搭載した機種をリリースしています。同様にSamsungのセンサーを用いた機種を他社が販売もしています。しかし、iPhoneはフラッグシップモデルも12Mpxです。

センサーサイズはフラッグシップモデルの方が大きく、これも差別化の一つでしょう。

そこで、iPhone SE4のリアカメラは変わらず12Mpx前後、1/3インチセンサー、F1.8前後になると予想します。

ただ、ソフト面はなにかしらユーザーにとってうれしい改善がもたらされるのではないかと期待しています。

iPhone SE4の手振れ補正

iPhone SE2も、iPhone SE3もセンサーシフト式手振れ補正は搭載されていません。Android各社もセンサーシフト式手振れ補正は搭載しておらず、Appleの一部の機種に限っての搭載となっています。

センサーシフト式手振れ補正は素晴らしいですが、小さい筐体に導入するのは難しいのかもしれません。

そこで、iPhone SE4はセンサーシフト式手振れ補正非搭載になると予想します。

iPhone SE4のIP等級

iPhone SE2はIP67、iPhone SE3もIP67です。フラッグシップモデルは軒並みIP68を採用している昨今、IP67はミッドレンジモデル以下で採用されることのある等級です。IP等級も差別化の一つでしょう。

IP68を求める声はかなりあるのではないかと思います。フラッグシップモデルではないとはいえ、超人気メーカーのスマホですから、IP68になる可能性も捨てきれないです。しかし、ここも差別化の一つとも言えそうです。

そこで、iPhone SE4のIP等級はIP67になると予想します。

iPhone SE4のSDカードスロット

iPhone SE2も、iPhone SE3もSDカードスロットは搭載されていません。Appleはそういった外部と物理的に接続するような機構を排除したがる傾向があるように思います。そのため、今後もこういったものが増える可能性は低いでしょう。

そこで、iPhone SE4にはSDカードスロットが搭載されないと予想します。

iPhone SE4の価格

iPhone SE2の64GBモデルは49,820円、iPhone SE3の64GBは57,800円となっています。記憶容量が増えれば当然値段は上がりますが、全体的にiPhone SE3で値上がりした印象です。

某S社のフラッグシップモデルがどんどん高騰しているように、付加価値などをつけて、上げたものは下げないのではないかと思います。

ただ、値上がりすると廉価版の意味がなくなるということもあるので、据え置きとなるか、はたまたフラッグシップモデルも値上げして、全体的に値上げするかのどちらかになると思います。

そこで、iPhone SE4 64GBモデルの価格は57,800~60,000円前後になると予想します。

64GBモデルを廃止して、容量アップの代わりに値段もアップという戦略もあるかもしれませんね。

最後に

iPhone SE4が楽しみで仕方ありません。個人的な希望を言えば、何はおいても手振れ補正は搭載してほしいと考えています。というのも、ヘビーユーザーは通常のiPhone 14シリーズや15シリーズを、ライトユーザーはiPhone SEを、という分け方だとしたら、ライトユーザーが必要とする機能を最低限網羅し、かつストレスフリーに様々なことが難なくこなせる程度の端末であった方が魅力は高く、となると、カメラを開いて録画するだけでスムーズな映像がストレスフリーで撮影できるという機能は絶対的にウリだと思うからです。望遠とか、より高度な設定をしたり、重いゲームをプレイするとか、サードパーティ製の何かを使って本格的に芸術作品を作りたい場合はSEよりも通常のシリーズを買ってください、という感じが良いのではないかと。

小さい筐体にすると手振れ補正の搭載が難しいなら、その部分は多少妥協して大きくなっても良いのかなとも思います。

なお、これらはあくまでも素人が頭の中で考えているだけのことで、ただの予想なので、ただのエンタメだと思ってください。