めちゃ増える!ベンケイソウ(弁慶草)をベランダで育てる方法

ゴミ捨て場のそばに落ちていた一枚の葉っぱ。見てみるとベンケイソウであることは間違いないっぽい。ということは、落ちていた葉っぱからも芽が出る可能性あり!ということで拾って帰り、育て始めました。

ベンケイソウの何属?

たぶん子宝弁慶草の葉っぱ
たぶん子宝弁慶草の葉っぱ

拾ってきたベンケイソウと思しき葉っぱは、いったい何属のベンケイソウなのか。調べてみるとセイロンベンケイソウ(マザーリーフ/ハカラメ(葉から芽))か、子宝弁慶草が近いように感じられました。

セイロンベンケイソウ

ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属

「マザーリーフ」「ハカラメ(葉から芽)」とも呼ばれるそうです。

子宝弁慶草との違いは、葉が比較的丸まっていることと、子供の芽が出てくるのは葉が落ちてからという点だそうです。属も違います。

子宝弁慶草

ベンケイソウ科カランコエ属

セイロンベンケイソウとの違いは、葉が比較的尖っていることと、葉が落ちる前から子供の芽が出てくる点だそうです。 属も違います。

我が家のベンケイソウ

子宝弁慶草と思しき植物
子宝弁慶草と思しき植物

上記の特徴を鑑みると、我が家のベンケイソウは子宝弁慶草に近いように思います。ただ、こういうのって専門家でもない限り、なかなか同定はできないもの。花が咲くとわかりやすいかもしれませんね。セイロンベンケイソウにしても、子宝弁慶草にしても、いずれも夏型だそうです。

まあベランダで育てるだけなので、とりあえず子宝弁慶草だと思って花が咲くまで育てていこうと思います。

子宝弁慶草を育てる場所

我が家はマンションなので室内かベランダかの二択になりますが、他の多肉植物のとなり、ベランダの日当たりの良い場所で育てています。日当たりが良いと言っても、日照時間は一日に3時間~4時間程度と思われます。

子宝弁慶草を育てる容器

普通のプラスチックの小さな植木鉢に植えています。できるだけ排水性に優れた容器を使った方が良いように思いますが、基本的には多肉植物準拠でOKだとも思っています。

子宝弁慶草の土

多肉植物の土を使っています。あまり保水性の高い土では枯れて(腐って)しまうかもしれません。

子宝弁慶草の水やり

ベンケイソウは多肉植物の仲間。葉っぱを見たり触ったりすると肉厚であることがわかります。また、時期にもよるかもしれませんが、数日水をあげなかったぐらいでは枯れたりしません。逆に水をあげすぎると葉が落ちていきます。

基本的にはセダムなどの多肉植物と同様の水やり頻度にしています。イメージとしては土が乾いてからさらに数日経ってから水を与える感じです。梅雨明けの暑い日でも毎日は水やりしていません。

子宝弁慶草の増やし方

私が拾ったベンケイソウはそもそも葉っぱ1枚だけでした。それを土の上に置いておいたら子供がたくさんついて、時機に葉っぱは枯れ、子供が土に根を張り、それが成長していきました。葉挿しというか、葉についた子供が独立して成長していく形で増えていきます。

また、夏には葉っぱに子供がたくさん付きました。子宝弁慶草で間違いないように思います。

子宝弁慶草
子宝弁慶草

マンションの上階から飛んでくる子宝弁慶草の子供

そもそも私が拾った葉っぱはマンションのごみ捨て場のそばにあったものでした。それで、最近になってベランダに明らかにベンケイソウの子供と思われる「芽」がいくつか落ちていることに気が付きました。我が家のベンケイソウはまだそこまで大きくなっていません。

よく考えると雨が強く降った日の翌日などに落ちているのを発見することが多く、おそらくはマンションの上階の住民(1階上か2階上かはわかりません)がベンケイソウをベランダで育てていて、それには子供がたくさんついていて、強い雨に打たれて子供が取れ、それが階下の我が家のベランダに落ちてきているのではないかと思います。2022年はそれが勝手に我が家のベランダで根付いているのも確認しました。

子宝弁慶草は育てやすい

多肉植物の中で、エケベリアは何度も枯らしたことがあります。理由は水やりのしすぎだと思われます。エケベリアはセダムなどよりももっともっと少ない水やり頻度で良いらしく、ただ、どうしても我慢できずに水やりをしてしまい、株ごとダメにするというパターンを何度か繰り返してきました。その加減がわからず。

子宝弁慶草も多肉植物ですが、本当にセダムと同じ感じの育て方で今のところ問題は発生していません。セダムも育てやすい部類だと思うので、つまり子宝弁慶草も育てやすい部類に入ると思っています。

子宝弁慶草は増えすぎる?

子宝弁慶草の葉の周りに子供が大量についているのを見たことがある方も多くいるのではないかと思います。

実際にそれらの子供がすべて大人の株に育っていくことを考えると、1株×100、もしかしたらもっと多くになるかもしれません。

自然界ではそうやって子孫を残すことが必要だったのかもしれませんが、例えばベランダで育てる場合、そんなに増えられても困ります。

となると、例えば葉から地面に落ちた新芽については適宜処分していく必要が出てくるように思います。小さな鉢に植え替えて友人にプレゼントするのもなかなか素敵で良いと思います。

最後に

セダムも結構増えました。子宝弁慶草もたぶんかなり増えると思われます。まずは大きくし、花が咲くところまでを目標に育ててみます。