動画編集ソフトAviUtlから移行しようと思ったけどやめた理由

最近はスマホで動画を撮影でき、さらにアプリで簡単に編集までできるので、動画撮影から編集までがかなり身近になったと感じます。

一昔前にハンディカムなどを見たときは何が楽しいのだろうかと思ったものですが、いざ自分がスマホで動画を撮影できるようになると、これが結構面白くて、日々家族の様子などを撮影したり、料理を撮影したりして、時に個人で楽しみ、時にYouTubeにアップして共有したりしています。

なぜ動画を編集する必要があるのか

個人的な趣味でYouTubeに動画をアップロードしたり、家族の動画を編集したりしています。ただハンディカムやスマホで撮影しただけではなく、不必要なところや冗長なところをカットしたり、字幕などを入れた方が良い場合は字幕を入れたり、音楽を差し込んだりしているわけですが、そうなると動画を編集するソフトが必要になります。

AviUtlを使い始めた経緯

動画を編集するソフトは有料の物もあれば無料の物もあります。プロとして動画編集をするわけではないので、無料で良いソフトはないかと探していたところに目に入ったのがAviUtlというソフトでした。

AviUtlは無料ソフトで、自分で機能拡張などしながら使うソフトになりますが、使い方などは諸先輩方が多く公開していて、それを見れば初心者でもなんとか使えなくはないレベルのソフトです。

実際、私はこのAviUtlをすでに数年使ってきていて、AviUtlで編集した動画をYouTubeにアップしたりしています。ユーザーフレンドリーとは言い難い部分もありますが、それでもおすすめできるソフトです。

AviUtlから別のソフトへの移行を検討した理由

この日も普段通りにAviUtlで動画編集をしようと思っていたのですが、最近入手したハンディカムの動画ファイルをAviUtlで編集しようとすると、時間軸上の当該ファイルの上をクリックしただけで数秒動かなくなり、さらに実際の動作を確認しようとテスト再生しようとするとほぼ止まるという状況になっていました。少し前からこの状況はあったので、やっぱりかという感じではありました。

最初はパソコンのスペックの問題かとも思ったのですが、Intel(R) Core(TM) i5-8400 CPU @ 2.80GHzはそんなに悪いわけでもなく、RAMは12.0GB積んでいるのでこれも少ないわけでもないようです。

そこで、調べてみたところ、AviUtlには少々荷が重い動画ファイルだったようで、どうにもうまく編集することが難しいようでした。具体的にはSONYのハンディカムで記録されるm2tsという拡張子のファイルを編集するのが難しい(重くなってしまう)ようです。

今は1920×1080サイズ、30fpsの動画をメインに編集していますが、今後は4Kなどが当たり前になってくることを考えると、ソフトも要検討になります。そこで、別のソフトに乗り換えようと考えたわけです。

とりあえず使ってみたDaVinci Resolveの使い心地

さて、ソフトを移行するにあたって、やはり無料で探したわけですが、次に目に入ってきたのはDaVinci Resolveというソフト。Blackmagic Designという会社が出しているようなのですが、Blackmagicと言えばBMPCC(Blackmagic Pocket Cinema Camera)も有名で、このカメラはYouTubeで見る限り、驚くほど素敵な動画が撮影できるカメラです。もっと上位のプロ仕様カメラも用意されているようです。

余談ですが、プロ用のビデオカメラというとBlackmagic Design以外にARRI、RED、VISION RESEARCHなどがあり、日本のカメラメーカーであるSONYやPanasonic、CANONもプロ用機材を用意しています。確かARRIって照明機材もあったように記憶しています。

話を戻してDaVince Resolveですが、結論から言うと使うのをすぐにやめてしまいました。その理由は字幕の入力が異常に面倒だったからです。

そもそも字幕を入れることを想定されていないのではないかと思うような構造になっていて、字幕は入れられるものの、非常に面倒でした。特にAviUtlなどと比べると非常に複雑でした。

スマホでの編集にもトライ

スマホのアプリにも動画編集ができるものがありますが、これも使ってみたところ、やはり画面が小さいこともあり、パソコンのAviUtlほどの一覧性がなく、小さな画面に大きな指で操作をするというのはやはり簡単ではありませんでした。また、m2tsファイルが読み込めないアプリもあります。私がダウンロードしたアプリはそうでした。そうなるとm2ts→mp4の変換をして、それから編集をすることになるのですが、それをするならパソコンでAviUtlを使った方が良いという結論に至りました。

最後に

いずれは有料ソフトにも挑戦したいと思っていて、というのも有料ソフトの方がUIがわかりやすかったり、各種操作も簡単だったりするからです。

今はAviUtlを使い続けます。