【これいい!】不織布鉢を20ヶ月使った結果 メリットとデメリットをご紹介

ベランダで梅の木に使用している不織布鉢(中央) 植物
ベランダで梅の木に使用している不織布鉢(中央)

家庭菜園において、土を入れる容器である植木鉢は必要不可欠な物でありますが、その種類は豊富で、今までも様々な植木鉢を使ってきました。今回はその中でも不織布の植木鉢を使った結果をお届けします。

不織布鉢を20ヶ月使った結果

ベランダで梅の木に使用している不織布鉢(中央やや左)

ちょうど2023年の年末ごろに不織布の植木鉢を購入しました。それから20ヶ月ほど経過し、使用感などもわかってきたのでここに書き記します。

不織布の植木鉢とは

不織布鉢とはその名の通り不織布でできた植木鉢です。

植木鉢と言えばプラスチックや陶器、素焼きやコンクリート、木などの素材がよくあると思いますが、通販サイトなどで検索するとこの不織布の植木鉢も大量に販売されています。

いわゆる布製なので柔らかいです。園芸店などでも使用されていることがありますし、農家さんも使用していることがあります。

呼び名は不織布プランター?不織布鉢?

不織布による植木鉢は不織布プランターとも呼ばれます。私は明確に区別しているわけではないですが、丸いものを植木鉢、四角い物の中で特に長方形の物をプランターと呼ぶことが多いです。購入した不織布の植木鉢は丸い物です。そのため私は不織布鉢と呼んでいます。

不織布鉢の種類

不織布鉢は不織布の厚み、取っ手の有無、色、そしてサイズなど、様々な種類があります

我が家で使っているのは少し厚めで、取っ手が付いた白色の物で、サイズは直径25cm、深さ20cm(容量約10L)ほどの物です。

不織布鉢のメリット

ベランダで梅の木に使用している不織布鉢

不織布鉢は様々なメリットがあります。20ヶ月使ってきて感じたメリットは水はけの良さ、コスト、処理の容易さ、保管の容易さなどです。

不織布鉢は水はけがよい

一般の植木鉢の場合、排水のための穴やスリットが鉢の底部にあります。そういった鉢の場合、例えば土が古くなってきたり、根が詰まってきたりすると、どうしても水が下方向に抜けなくなってきて、水はけが悪くなります。結果、水やりをしても、ウォータースペース(植木鉢の上部)に水が溜まってしまい、なかなか排水されないということが発生します。

水はけが悪いのは多くの植物にとって良くありません。適度に水を含み、それでいて内部に空気も含んでいる状態にした方が植物の生育には良いです。

その意味で、不織布鉢は鉢全体に透水性があるため、ウォータースペースに水が溜まってしまうということがありません。たとえ土がカチカチで水はけが悪くても、ウォータースペースに該当する部分の側面から水が抜けていくでしょう。

私が不織布鉢使用している梅の木には赤玉土を中心に配合した土を使用していて、そもそも水はけは良い方ですが、それを差し引いても一般の植木鉢よりは排水性が良いと思います。

排水性が良いことは植えている植物にも良いはずです。私は種から育てている梅の木を植えていますが、非常に元気です。

不織布鉢は安い

光を透過している不織布鉢

不織布鉢は他の材質の植木鉢に比べて値段が安いです。そのため、導入しやすいというのもメリットの一つです。

1つや2つならそれほど気にならないかもしれませんが、植木鉢の数が10個、100個となってくると、結構な出費になります。

廃棄が容易

私の住む地域では、不織布は一般ごみ(日本の燃えるゴミが近い)で廃棄できます。

プラスチックの植木鉢の場合、リサイクル表示があるかないかで廃棄方法が異なりますが、表示がない場合も一般ごみなんだそうです。

リサイクルで回収してくれる方が環境には良いのかもしれないとも思うのですが、煩雑さという点において、不織布鉢は廃棄の面で優れていると言えます。

保管するのにかさばらない(新品時)

新品で届いた不織布鉢は服の如く折りたたまれていて、全くかさばりませんでした。すぐに使わないときも、折りたたんだ状態で保管すればプラスチックなどの鉢に比べて場所も取りません

植木鉢って急に必要になったりするので、そんな時のためにいくつかのサイズをストックしておきたいですが、プラスチックなどではかなりの場所を取ります。そこで、不織布鉢にすれば、新品の保管が容易になります。

不織布鉢のデメリット

不織布鉢を上から見た様子

不織布鉢は良い点がたくさんありますが、ちょっと気になる点もあります。

複数回の使用はできない

プラスチックや陶器などの植木鉢は、使用後に洗浄して再利用することもできますが、不織布鉢は一度使用すると繊維の内部にまで汚れが染み込み、たとえ洗ったとしても新品のようにはなりません。一回の使い切りとなります。

育苗ポットなどは使い捨てが基本となるので、イメージとしてはそれに近い部分があるかもしれません。

日を追うごとに汚くなる

不織布鉢は底面だけでなく側面も通気性が良く、その特性から鉢の側面を中心にどんどん苔が生えて来たり、土が染み出したりして、場合によってはカビが生えてきます。それが味でもあるのですが、見方によっては汚いとも言えます。

私はマンション暮らしなので、植物を栽培している場所はベランダです。そのベランダに汚い不織布鉢があったらどうでしょうか。それを味ととらえれば必ずしも悪い印象ではないかもしれませんが、それを味だと思えないなら、やはりベランダには合わないのでしょう。

それに、もしもベランダの床に直置きをしたなら、床も汚れていくことと思います。我が家では下に多孔性のマットを敷いて、床に直接触れないようにしています。

なお、鉢カバーなどを使えば見た目はかなり改善できるのではないかと思っています。

使い続けたい!

20ヶ月使い続けてきましたが、どちらかというとメリットの方が大きいかなと思っています。排水性、コスト、保管や廃棄のしやすさは非常に魅力的ですし、そのメリットを享受してきました。

水はけが良いことは植物にとっても良いはずで、管理のしやすさだけでなく、植物の生育にとってもメリットがあるものと思います。

最後に

無尽蔵に増えていくプラスチックの鉢にちょうど困っていましたので、今後も目的に応じて不織布鉢を使い続けていくとは思いますが、見た目に関してはカバーなどを検討した方が良いかもしれません。

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