1万円が2千円に?!スーツケースのキャスターを自分で交換!劣化したタイヤ(車輪)を格安で直す方法

旅行の際に重宝するスーツケース(トランク)ですが、コロコロ転がすのに必要なキャスター(タイヤ)は、時間とともに劣化していってしまいます。

我が家のスーツケースも例外ではなく、4つあるキャスターの全てが劣化し、ボロボロになってしまいました。

そこで!自分で交換したのでその時の注意点や感想などを書いていきます!

スーツケースのキャスター(タイヤ)がボロボロに?!もう捨てるしかないのか・・・

ボロボロになったスーツケースのキャスター(タイヤ)

ある日、遠出をしようとスーツケースを取り出した時、なにやら黒い物体が落ちてきました。何だろうとみてみると、劣化したゴムのようです。

スーツケースの部品という感じでもないし、何だろうと思っていたのですが、よく見たらスーツケースのタイヤが劣化して、それがぼろッと剥がれたのだとわかりました。

えぇ?!スーツケースのタイヤってこんな風になるの?!と驚くとともに、もうスーツケースの寿命なのかなと思いました。

思えばかれこれ15年ぐらい使ってきたスーツケースです。劣化しても不思議ではありません。そろそろ買い替え時かと思った2025年の秋でした。

実はスーツケースのタイヤは交換できる!

新しいトランクを買うかとも考えたのですが、たまたまお店に頼んでタイヤを交換してもらったという情報を見て、それなら自分でやってみよう!と思い立ち、早速タイヤ探しを始めました。

ネット通販でタイヤを探したところ、ちょうど良さそうなものを見つけたので、早速購入して古いものと交換しました。

状態確認

まずは状態の確認です。タイヤにつながる部分はまだ使えそうですし、それ以外のパーツも問題なさそうです。

ダメなのはタイヤ!4つあるタイヤすべてが劣化していて、触るとボロボロと剥がれてくる感じになっています。これは加水分解と言って、ゴムが水分などに反応して分解されてしまって起こります。加水分解してしまうとキャスターがベタベタになり、ボロボロと剥がれていきます。

劣化しているのはタイヤのみだと分かったのでタイヤと必要な部品を手に入れることにしました。

必要な物

スーツケースのタイヤを交換するには以下の材料および道具が必要です。

  1. タイヤ×4
  2. タイヤの軸×4
  3. すき間埋めのためのワッシャー×必要数(すき間が無いなら不必要)
  4. タイヤの軸を締め付けるための工具(六角など)×2
  5. タイヤの軸を切るためのノコギリ×1

私が買ったとき、1~4はセットになっていましたが、ノコギリを持っていなかったので金属用のノコギリを別途購入しました。

激安!通販で購入

今回購入したタイヤは1つあたり80台湾元(約400円)で、4つ購入したので320台湾元(約1,600円)でした。タイヤだけでなく、車輪の軸、ワッシャーと必要な六角レンチ×2も含まれた金額です。

日本では修理に出すと車輪4つ交換で10,000円を超えることもあるそうで、そう考えると圧倒的に自分で交換した方が安いです。

Amazonでも同様の交換セットがあったので「スーツケース キャスター交換」などで探すと見つかると思います。

静音タイプとそうでないタイプ

キャスターには静音タイプとそうでないタイプがあります。商品ページをよく見て、好みの方を買いましょう。私は静音タイプにしました。ベアリング構造になっているようで、確かに静かです!

キャスターが壊れていなくても、静音タイプにしたい方は交換すると良いと思います。

キャスターのサイズ選び
キャスターのサイズを計測

キャスターのサイズを選ぶために、実際にキャスターの入っている部分に定規を当てて、測りました。

軸から最下部までの計測

我が家のスーツケースのキャスターが入る部分の幅は約20~21mm、キャスターの軸(中心部)からキャスターホルダーの最下部まで約16mm(直径約32mm)、最上部までは約26mm(直径約52mm)であることが分かったので、幅は20mmに最も近い『幅18mm』、直径は32mmよりも大きく、且つ52mmよりも小さい『直径50mm』というのを購入しました。

軸から最上部までの計測

キャスターのサイズを選び間違うと交換ができなくなります!キャスターのサイズをしっかりと計測してから購入しましょう!

古いタイヤの除去

古いタイヤはノコギリで軸を切って取り外す必要があります。というのも、私のスーツケース(PLUSONE製)のキャスターはリベットで取り付けられていたためです。おそらく同様の構造になっているスーツケースは多いと思われます。

リベットは分解することを想定しておらず、永久的に固定するのに用いられます。となると、古いタイヤを取り外すには軸を切るしかありません。金属用のノコギリが必要になります。

この車輪の軸を切る作業が結構大変!私は4つで1時間ぐらいかかりました!

金属用のノコギリ

金属用のノコギリ

キャスター交換の際、軸を切るのに使う金属用のノコギリを私は持っていなかったので、近所のホームセンターへ行きました。

そのホームセンターでは金属用のノコギリが売られていました。1個80台湾元(約400円)でした。どの程度使えるかはわかりませんが、日本では100均でも金属用のノコギリが売られていると聞きました。

ノコギリは用途に合ったものを使わないと意味がないので、ちゃんと金属のリベットが切れるタイプを買う必要があります。ノコギリを買う時は必ず用途を確認しましょう。

ノコギリを使う時の注意

ノコギリを使う時、ノコギリの軌道上に足などを置いていると、誤って足を怪我してしまうことがあります。必ずノコギリの軌道上に足など体の一部が重ならないようにしましょう。

また、力を込めたところで早く切れる物でもないので、丁寧にリズムよく切っていくと良いです。力を込めて切ると勢い余ってノコギリが思わぬ方向へ行ってしまって危険です。

そう簡単には切れないネジ

キャスターの軸を切っているところ

今回私が挑戦した時は、1個を切るのに10~15分かかりました。簡単だとは思いませんでしたが、節約だと思ってがんばりました!

切るべきところ

切る場所は、もともと付いているキャスターをよく見て、軸のみを切ります。切るところを誤ると、おそらく1個を切るのに30分ぐらいの時間がかかってしまいますし、ものすごく疲れるはずです!よく見て、軸のみを切りましょう!

新しいタイヤの取り付け

取り付けはものすごく簡単です。タイヤをセットし、軸を入れ、六角レンチで締めれば完成

スーツケースのタイヤ交換で大変なのはもともと付いているタイヤを取り外す作業で、新しいタイヤをつける作業は非常に簡単です。

隙間はワッシャーで調整

4つの車輪を購入した時、ワッシャーが6つ入っていました。これは幅が合わない時の調整用なので、車輪をはめ込んだ時に隙間がなければ使用しなくても良いです。

私の場合、計算上の誤差が2mm程度で、実際はほとんどすき間がありませんでした。そこで、ワッシャーを1枚だけ挟み込みました。計算では20~21mm幅のところに19mmの物が挟まることになるのですが、結構ぎりぎりでした。

ワッシャーをはめ込むときにギリギリな場合は小さなマイナスドライバーなどでワッシャーを押し込むと良いです。この時、力の入れ方を誤ると手をケガすることもあるので要注意です!

感想

交換が完了したキャスター

正直結構な手間で、特にリベットを切る作業は時間がかかります。私は変な体勢で切ったせいか腰が痛くなりました。

工作やDIYなどが好きな方にはおすすめできるタイヤ交換ですが、慣れないと1時間ぐらいかかるので、それが面倒だと感じる方はお店に交換をお願いする方が早いと思います。

私個人としてはやってよかったと思っています。なにしろ安上がりです。しかも静音!めっちゃ静かになりました!

総費用

  • 車輪×4 1,600円
  • ノコギリ×1 400円

計2,000円!!お店に頼むと10,000円かかるところが2,000円です!!激安ですね!

作業時間は合計1時間ぐらいでした。

最後に

自分でスーツケースのタイヤ交換ができるなんて思っていなかったので、今回は成功もしましたし、ハッピーエンドでした。もうタイヤの劣化は怖くありません!また劣化したら自分で直そうと思います。

モバイルバージョンを終了