最近インスタグラムを見ているとよく半分だけ焼いたマグロのトロのような焼き魚を赤酢で作った酢飯のようなご飯に乗せて食べるどんぶりのムービーがよく流れてきます。うまそう!食べたい!そこで、作ってみました!
目次
焼きうお いし川を再現してみよう!
インスタグラムを見ているとおいしそうな食べ物がどんどん流れてきます。その中でも最近私が気になっているのが「焼きうお いし川」というお店の丼。
マグロのトロを焼き網で半分だけ焼き、それを酢飯に乗せていただくメニューのようです。酢飯にはウニやイクラが乗っているものもあります。
一目見て「うまそう!」と思ったのですが、あいにく私が住む台湾には出店していないようですし、そもそもなかなかに高級なお店のようなので庶民の私には手が出ないかなとも思いました。
ということは、庶民が自宅で「焼きうお いし川」のあのマグロ炙り丼(?)を食べるには自作するしかありません。早速やってみました!
「焼きうお いし川」は台湾に無い
念のためウェブサイトで台湾店の有無を調べてみたのですが、築地本店、六本木凛華楼、名古屋店と日本の三店舗に続き、ベトナムのサイゴン店を発見!
ベトナムのサイゴンには出店しているようですが、本記事執筆時点ではあいにく私の住む台湾には出店していません。今後、出店することもあるでしょうか。
「焼きうお いし川」の真似をしてマグロ丼を作る方法
今回の私のマグロ丼の作り方は非常にシンプルです。実際の店舗ではいろんな工夫がなされているものと思いますが、家庭で素人が作る分にはやはりシンプルな方法が良いかと思います。
結論だけ先に書くと、自分で作ったマグロ丼も非常に美味しかったです。
マグロを手に入れるのはデパート!

台湾でマグロのトロを入手するのは簡単ではありません。そもそも近隣のスーパーではマグロなど売られていませんし、市場で買おうにも大型のマグロは一部の魚市場でしか売られていません。
しかし、デパートや海鮮専門店などでは冷凍のマグロが売られていることがあります。今回購入したトロと思しき部位もデパートの冷凍コーナーで購入しました。500gで260元、日本円で約1300円です。
なお、日系のデパートなら刺し身が売られているお店もあります。そこならあるいはトロも置いているかもしれません。
お米は酢飯!赤酢がないから普通の米酢で
「焼きうお いし川」の丼のご飯は赤酢を使った酢飯だそうです。赤酢なんて買ったこともないですし、スーパーで見たこともないような気がします。もしかしたら売られているのかもしれませんが、注意して見たこともありませんでした。
赤酢がないので普通の米酢を使って酢飯を作りました。米酢を使った酢飯もおいしいです。赤酢はいつか機会があったら挑戦してみたいと思っています。
なお、配合は米2合に対して砂糖20g、塩1g、米酢30mlで作りました。ちょっと優しい感じの酢飯です。もうちょっと砂糖を入れても良いかなと思いました。
特性のタレは醤油でなんとか

「焼きうお いし川」ではマグロに特性のタレをかけ、それから鉄板で焼くスタイルです。そもそも食べたこともないので、特性のタレの調合が全くわからず、今回は普通の醤油を使用しました。
切り分けたマグロの両面に醤油をまとわせ、焼く準備万端です!
なお、台湾で市販されている醤油のほとんどはショ糖が中に含まれていますが、私はいつもショ糖の含まれていない醤油を購入しています。例えば醤油と砂糖、酒、そして出汁などを調合したタレを作れば、さらにおいしくなるのではないかと思います。
フライパンでもマグロは焼ける

写真やムービーを見る限り、マグロを焼く時の鉄板はスリットの入ったタイプです。庶民の家にそのような素敵な鉄板はございません。そこで使用したのは普通の加工フライパン。くっつきにくい加工がされたフライパンです。
高温で表面だけを焼こうと思うと、いわゆる加工フライパンは不向きです。というのも、加工フライパンは高温に弱いからです。
そういう意味ではやはり焼き網とか、高温にも耐えられる鉄板の方が適していると思います。外側だけをジュジュッと焼いていくイメージです。
一応くっつきにくい加工がされたフライパンですが、だいぶ劣化していたので、今回私はオリーブオイルを引いてから焼きました。油がものすごく跳ねて大変でした。部屋にニオイもかなり充満します。
中途半端な火加減では焼き加減が難しかったです。気持ち火を通しすぎたかなという出来栄えとなりました。また、薄く切りすぎたこともそうなってしまった原因の一つだと思われます。それから、醤油などの調味料が付いていたため、フライパンがかなり汚れました。とはいえ、味に影響はありませんでした。

なお、生焼けの物も作りましたが、よく火を通したマグロも用意してみました。よく火を通すのは、それはそれで結構難しく、中まで火を通すのには結構な時間がかかりました。
焼き上がったマグロを酢飯にオンで出来上がり!

どんぶりに酢飯を盛り、そこに焼き上がったマグロを乗せて完成です。
さっそく一口ほおばってみたのですが、もう最高!いや、うまい!生焼けも、よく火を通したマグロも最高にうまかったです!
最近ご飯をかきこむように食べることは少なくなりましたが、この丼はうますぎてかきこむように食べてしまいました。想像以上、絶対リピートしたい最高の出来上がりでした。
これ、本物の「焼きうお いし川」行ったら本当にうますぎてヤバいかもしれません。
ノドグロなどもあるらしい
聞けば、「焼きうお いし川」にはノドグロのメニューもあるのだとか。軽く炙ったノドグロを酢飯と一緒にいただくのでしょうか。
ノドグロはデパートの冷凍コーナーでも見たことがありません。ただ、普通の市場では生のノドグロが売られています。いつかそれを買ってきて挑戦するのも楽しそうです。
最後に
実際の「焼きうお いし川」には行ったことがありません。Instagramで流れてきたムービーを見て、見よう見まねで作ってみた丼でさえ驚くほどのうまさでした。また自分で挑戦してみたいと思っています。そして、機会があるならいつかは本物のお店に行って、マグロ丼をはじめ、様々な料理をいただいてみたいとも思っています。
