葵はるかは焼き芋にするのが一番おいしい食べ方!ステンレスフライパンで焼き芋を作る方法

サツマイモの葵はるか(紅はるか)は焼き芋激うま!もはや事件レベル!葵はるかは焼き芋になって初めてその真価を発揮すると言っても過言ではありません。

ホクホク系が好きな私にネットリ系の衝撃

今まで、サツマイモを選ぶなら基本的にホクホク系を選んできた私。というのも、子供のころからホクホク系の方が馴染みがあり、ホクホク系の方が好みだったからです。

先日栗きんとんを作った際も、きんとんに使用するサツマイモはホクホク系もネットリ系も試しましたが、やはりホクホク系の里むすめ(なると金時)が一番だと感じましたし、普段買うのもホクホク系が多いです。

しかし、この度ネットリ系のサツマイモ「葵はるか」をちょっと別の方法で調理したところ激ウマになり、今までの認識が崩れてしまったのでその顛末をば少し記載してまいります。

サツマイモの代表的な食べ方と言えば焼き芋

子供のころ、アルミホイルに包んだサツマイモを焚火で焼いて食べたことがあるほどに田舎で育った私なのですが、やはりサツマイモを食べるなら焼き芋が一番おいしいと感じます。ちょっと皮が焦げてるぐらいじっくりと焼かれているサツマイモは何とも言えない甘味があって最高でした。

しかし、近代化した街で焚火などしたら即通報されてしまうでしょう。やるならキャンプ場などでしょうか。家の中でなど実現できるはずもありません。

じゃあ、家の中でサツマイモを食べるにはどうすればいいかと言うと、蒸すか茹でるとなります。電子レンジを使った調理法もありますが、我が家に電子レンジはないので検討すらできませんでした。

以前から葵はるかは蒸して食べたことがありました。葵はるか、普通にうまいんです。普段手に入るどのサツマイモよりも私はうまいと思います。しかし、里むすめ(なると金時)はその更に上を行きます。もっとも、これは私個人の好みの問題でもあります。

家で焼き芋を作る方法

ステンレスフライパンで作る焼き芋
ステンレスフライパンで作る焼き芋

さて、ネットリ系のサツマイモは焼いてこそその真価を発揮するのではないか、と思い立った2023年の新春、台所に栗きんとん用に試しに買っておいた葵はるかがあったので、それを焼いてみようと思いました。しかし、どうやって焼きましょうか。テフロン加工のフライパンではテフロン塗膜が高温になりすぎて鍋がダメになるでしょうし、有害物質も発生するかもしれません。じゃあステンレスのフライパンはどうでしょう。ステンレスのフライパンは過加熱に強いので、ステンレスフライパンを使用しました。

ステンレスフライパンにクッキングシートを敷いて、洗ったサツマイモ「葵はるか」を洗った水が付いたままクッキングシートの上に並べ、さらにクッキングシートの下に大さじ1~2程度の水を入れて蓋をし、超弱火で焼き始めます。

焼き時間は合計60分。15分おきに向きを変えました。そして60分が経過したら火を消して15分ほど蒸らしました。焼いているとき、火事にならないか心配だったのでずっとつきっきりでしたが、見ているだけでも楽しかったです。

葵はるかは蜜の量が半端ない

葵はるかから溢れ出る蜜
葵はるかから溢れ出る蜜

焼いている最中から蜜のようなものが溢れ出ていて、向きを変える時にハチミツと見まがうほどの蜜がべっとりと付着していました。これだけでも期待が膨らみます。

出来上がった葵はるかの焼き芋を取り出し、試しに割ってみるとジワッと湿った感じの焼き上がり。見るからにネットリ系。

家庭でこんなにうまい焼き芋が作れるなんて

葵はるかの焼き芋
葵はるかの焼き芋

早速一口食べてみると、驚くほどの甘さと風味が口の中に広がります。うますぎる!早速家族も読んで賞味してみたところ、家族も絶賛。あっという間に食べられてしまいました。あまりにおいしく、家族にも好評で、家族の手が止まらず、私は数口しか食べれませんでした。残念。

里むすめ(なると金時)は上品で大好きな味です。ただ、焼き芋にした葵はるかはまた違った味で、焼き芋にした葵はるかもリピート決定です。

葵はるかと一般の紅はるか

葵はるかは「くしまあおいファーム」のブランド商標なんだそうです。品種としては紅はるかなのだとか。実は先日近所で紅はるかも売られていました。葵はるかと紅はるか、この二つは味が違うのでしょうか。また、まったく同じ条件で他の里むすめ(なると金時)なども焼き芋にした場合、どの程度違うものなのでしょうか。

サツマイモは食物繊維も豊富で、ぜひ継続して食べたいものの一つです。とはいえ、葵はるかも里むすめ(なると金時)も、秋からしばらくの期間しか販売されないので、この時期にせっかくなのでまた色々試してみて、お気に入りのサツマイモとお気に入りの調理法を見つけ出したいです。

最後に

素材そのものがおいしいと家族も喜んで食べてくれます。自分がおいしい調理法を見つけたこともうれしいですが、家族がおいしいおいしいと言って食べてくれたことがやっぱり何よりうれしかった新春の出来事でした。また買いに行きます。