SNSで大きな話題を呼んでいる、果物をまるごと使った「手作り果実アイス(シャーベット)」。果物を凍らせて真ん中にミルクを注ぎ、削り混ぜるだけの簡単な工程が人気を集めています。
今回は、台湾で手に入る「台湾の豆乳」と「スイカ」、さらに台湾特産の「大型マンゴー(金煌)」を使って実際に作成・検証しました。
「本当に固まる?」「甘さは足りる?」「種はどうする?」といった疑問に対し、実際に作って分かった食感・味の違いや、失敗しないための改善案を詳しく解説します。
結論:作ってみて分かった要点まとめ

- 食感: 豆乳(低脂質)を使うとスイカはシャリシャリのシャーベット状になり、マンゴーはなめらかなアイス状になります。
- 甘み: スイカは甘みが控えめになりやすいため「はちみつ追加」がおすすめ。マンゴーはそのままでも十分な甘さになります。
- 道具・選定: スイカは「種無し」、マンゴーは「大きめのサイズ」を選ぶのが失敗を防ぐ最大のコツです。
今回準備した材料と道具
- スイカ: 1個(冷凍庫に入る小ぶりサイズ / 種無しが理想)
- マンゴー: 1個(金煌などの大型種 / 日本なら特大サイズを推奨)
- 豆乳: 約100ml(台湾のコンビニで購入した加糖タイプ)
- トッピング(お好みで): はちみつ 適量(スイカの甘み調整用)
※はちみつではなく練乳(コンデンスミルク)を入れる方もいます。
「スイカ×豆乳アイス」の作り方と実際の変化
手順1:スイカの下準備と冷凍

- スイカを半分にカットします。
- 真ん中の果肉をスプーンで少しだけくり抜き、深さ2〜3cm程度のくぼみを作ります。
- 冷凍庫に入れ、一晩(約12時間)しっかり凍らせます。
手順2:豆乳を注いで削り混ぜる

- 冷凍庫からスイカを取り出し、中央のくぼみに加糖豆乳(約30〜50ml)を注ぎます。
- スプーンで周りの凍ったスイカ果肉を削り取りながら、豆乳と素早く混ぜ合わせます。
作ってみた変化: 豆乳を注ぐと、スイカの冷気によって十数秒で豆乳が急速に固まり始めました。
アレンジ検証:「台湾マンゴー×豆乳アイス」の作り方

台湾に滞在しているため、現地で手に入る大型の「金煌(ジンファン)マンゴー」でも同様の手法を試しました。
マンゴーで作る際の重要ポイント(種対策)
マンゴーは中央に大きくて硬い種が1つ入っているため、スイカのように「半分に切って中央をくり抜く」ことができません。

- 側面の皮をむき、果肉部分に深さ2cmほどのくぼみを作ります。
- スイカ同様、冷凍庫で一晩(約12時間)凍らせます。
- くぼみに加糖豆乳(約30〜50ml)を注ぎ、果肉を削りながら混ぜ合わせます。
【実食レビュー】味・食感・食べやすさの比較

自分での実食に加え、知人にも試食してもらった客観的な評価・比較結果です。
スイカの種を取り除く手間を省きたい方は、あらかじめ種無しの小玉スイカを用意するのが一番確実です。
1. 食感の違い(なぜマンゴーだけ滑らかになるのか?)
- スイカ: 乳脂肪分が少ない豆乳を使用しているため、アイスクリームというよりは「シャリシャリとしたスイカシャーベット」に仕上がります。
- 理屈: スイカは水分量が約90%以上と高いため氷結晶が大きく育ちやすく、シャリシャリした食感になります。
- マンゴー: 果肉自体の繊維質が少なく非常に滑らかなため、同じ豆乳を使ってもアイスクリームに近い滑らかな食感になりました。
- 理屈: マンゴーは食物繊維(ペクチン)や糖度が高いため、水分の結晶化が抑えられ、ねっとりとした滑らかな質感になります。
2. 甘みと満足度
- スイカ: 加糖豆乳を使用しても、スイカ自体の甘みが控えめだったため、全体的にかなりあっさりとした甘さ(甘み控えめ)になりました。ほんのり豆乳の風味が残る素朴な味わいです。
- マンゴー: 果肉自体の甘みが非常に強いため、加糖豆乳との相性が抜群でした。知人への試食でも「マンゴーの方が圧倒的に美味しい」と好評でした。
3. スイカの「種問題」について

スイカで挑戦する際、種ありの個体を使うと削り混ぜるプロセスでどうしてもシャーベットの中に種が混入してしまいます。 SNSの投稿では上手く種を取り除くかそのまま混ぜ込んでいる様子が見られますが、食べやすさを考慮すると「種無しスイカ」を用意するのがベストです。
失敗しないためのアレンジ・改善案
今回の検証を通して判明した、より美味しく作るための具体的な改善案です。
Q1. もっと滑らかなアイスクリーム感を出したい場合は?
- 改善案: 豆乳ではなく、生クリームや牛乳など乳脂肪分の高いミルクを使用してください。乳脂肪分が加わることで、シャリシャリ感が抑えられ、濃厚で滑らかな質感になります。
Q2. スイカの甘みが物足りない時は?
- 改善案: 削り混ぜる段階で「はちみつ」や「練乳」(大さじ1程度)を少し加えることで、好みの甘さに調整可能です。
スイカの甘みが弱い場合は、削り混ぜるタイミングで癖の少ない純粋はちみつや練乳を回しかけると、甘みとコクが一気に増します。
Q3. 日本でマンゴーアイスを再現するコツは?
- 改善案: できるだけ大きめのマンゴーを購入してください。果肉が多く削りやすいだけでなく、豆乳を注ぐためのスペースをしっかり確保できるため、作製手順が格段にスムーズになります。
くぼみを作って液体を注ぐスペースを確保するため、日本で試す際も果肉がしっかり詰まった大型の完熟マンゴーを選ぶのがコツです。
まとめ:台湾風アレンジは日本でも簡単再現可能!
台湾ならではの豆乳を使った今回の「果実アイス」は、ほんのり豆乳のやさしい香りが漂う、台湾らしさを感じる仕上がりとなりました。
特別な道具や珍しい材料は使っていないため、日本でも簡単に再現可能です。ぜひ「種無しスイカ」や「大きめのマンゴー」を手に入れて、夏のおやつに試してみてください。
食べ終わって柔らかくなったスイカの皮はこんなアレンジも↓



