我が家にあるワコムのペンタブレットCTL-490のお話

少し前に購入し、結局使わないままでいるペンタブレットがあります。メーカーはWacom。日本語ではワコムと読むのだと思います。Wacomはたぶんペンタブレットのメーカーでは大手なのではないかと思っています。

型番は裏面のケースを外すと書いてありました。CTL-490。Intuos Pen Tabletとも書かれています。

我が家にあるが、使われていないワコムのペンタブレットのお話です。

CTL-490を購入した目的

これ、そもそも家族が購入したもので、なんでも、パソコン上に手書きで文字を書きたかったのだとか。文字をパソコンに手書きで書き込む場合、例えばマウスを使うという方法があります。しかし、マウスで文字を書くのは簡単ではありません。例えばIMEパッドを呼び出して手書き文字で漢字を探す場合などに、マウスで文字を書いたりすることがありますが、この作業のしんどいこと。ペンタブレットみたいなものがあればどんなにか楽だろうと思ったことは、私もありました。ただ、家族の目的はIMEパッドを快適に書くというレベルのものではなかったようで。

ペンタブレットって何がすごいのか

最近ではイラストや漫画などを描くのもパソコンを使う方がいるようで、そんな方の中にはペンタブレットを使っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。え?iPadを使ってる?ええ、たぶんそんな方もいらっしゃると思います。iPadいいですよね。Apple Pencilでしたでしょうか。なんだかとっても使いやすそうです。

ペンタブレットにしても、iPadにしても、パソコンの中に手書き感覚で何かを書き込むのに使える端末ですよね。そういう意味では家族の選択は間違っていなかったように思います。紙に手書きで書いて、スキャナで読み取って、それを画像処理ソフトで切り抜いて・・・などとやる手間が削減されるので、圧倒的に便利だと思われます。それにデータなので、絵を描く場合などは、レイヤーをうまく使って絵を描くことができますよね。

CTL-490をGIMPで使ってみる

家族が使わなくなったこのCTL-490。決して安い買い物ではありませんでしたから、せっかくなので使いこなして、何かの役に立ってほしい。そう思って自分のパソコンで使えるようにしました。

私はグラフィックソフトのGIMPを持っています。GIMPでCTL-490を使ってみると、しっかり反応しているようなので、GIMPの扱いに慣れている方であれば、GIMPでCTL-490を使うことはできそうです。

私はそもそもGIMPを持っていてもあまり使いこなせていなかったので、どんな機能があるのかをしっかり確認し、CTL-490の練習をするというのがよさそうです。

初心者にとってペンタブレットの何が難しいのか

ペンタブレット初心者の私が感じた難しさ、それは、いくつかありますが、まずはペン先がどこにあるかの把握が難しいという点です。なぜなら、ペン先とペンタブレットが触れた、まさに、物理的に触れたその場所に何かが現れるのではなく、何かが現れる、反映されるのはディスプレイ上だからです。これ、マウスでも同じことが言えますが、ペンタブレットは慣れていない分、余計に難しく感じました。

そんな状態ですので、ペンタブレットを見つめながら、”エアー”で文字や線を書けば良いのか、ディスプレイを見ながら、”ブラインド”で書けばよいのかがいまいちわかっていません。マウスを使う時のことを考えると、おそらく後者のブラインド方式の方が良いのではないか、と現段階では思っていますが、それも練習が必要そうです。

CTL-490でうまく書けない場合

ペンタブレットのCTL-490を使ってパソコンに文字を書いたり、絵をかいたりすることができるようになりましたが、そもそも地の画力がないため、うまく書くことができません。これを克服するには絵を練習するしかありません。どんなに機会が優秀でも、結局技術がないと難しいということですね。逆を言えば、練習をして絵がうまくなれば、CTL-490をもっと有効に活用できることになります。がんばります!

CTL-490を使うのに向くパソコン・向かないパソコン

私のパソコンでは曲線などを書こうと思っても反応が間に合わずにカクカクした直線になることがあります。おそらくですが、私のパソコンのスペックがCTL-490を使うには適していないのではないかと思います。

そのため、CTL-490を使うならそれなりのスペックを搭載したパソコンの方が良いでしょう。おそらく購入時の外箱に推奨スペックなどが書かれていたものと思われますが、箱はすでにどこかに行ってしまっていました。

なにしろペンタブレットは必須ではないので、私個人は焦って新しいパソコンを買うつもりはないです。ですので用途を考えて、必要があればパソコンの購入も考えれば良いと思います。

まとめ

これからペンタブレットを買われる方は、パソコンのスペックに注意してくださいね。また、予算に余裕のある方はiPadや液晶タブレットというのも売られているようなので、そういったものも検討すると良いと思います。

それから、私のようにそもそも絵が上手じゃない人の場合、ペンタブレットを入手したからと言っていきなり上手になるということもない、というのは個人的に新たな発見でした。当たり前か(笑)。