バレンタインは台湾では男性が女性にチョコを渡す日だよ!と言われ続けて何年経ったでしょう。それを信じてここまでやってきました。今年はクッキーにします。
バレンタインデーの意味
起源とかそういうのはぜひググっていただくとして、我が家におけるバレンタインの意味について書きます。
我が家においてバレンタインデーとは、男性陣が女性陣にチョコレートをプレゼントする日であります。私が妻(台湾出身)と結婚して台湾に住み始めてから、いや、なんなら日本にいたときからこの習慣は変わりません。
過去にはコンビニのポッキーを適当に買って渡したこともありますが、その時の妻の顔は今でも忘れません。悪い意味で。
なんなのか。そもそも日本と台湾ではバレンタインの盛り上がりが全く異なります。日本では一大商機であり、千載一遇の告白チャンスでもあります。
結婚の契りを交わした今、もう告白など皆無であり、年に一度のこの日をどうやってやりすご、いや、どうやって過ごすかが重要なのです。
世界のバレンタイン事情
そもそもバレンタインとはチョコレートの日ではなかったはず。世界的にはパートナーとの愛を確かめる日で、一緒に食事をしたり、プレゼントを渡したりするというような日だったはず。それをチョコレートを渡して告白する日にしたのは日本のチョコレートメーカー。商魂たくましいとはこのことか。
台湾のバレンタイン事情
台湾では本当に男性からチョコレートを渡す日なのかといえば、必ずしもそうではないことはすでに知ってはいるものの、何年もそういうことを続けています。上述の通りポッキーだった年もあれば、手作りの生チョコだった年もあります。
他の人たちにもバレンタインデーに何をするか聞いてみたところ、何もしない人もいれば、プレゼントを交換する人もいたり、でも一番多いのは恋人と一緒に食事に行くという人。台湾でのメジャーなバレンタインデーの過ごし方はこれでしょう。
ホワイトデー?ナニソレオイシイノ?
日本では3月14日がホワイトデーとされ、バレンタインデーの告白に対するアンサーデーのように言われていますが、ここ台湾においてホワイトデーは忘れ去られています。いや、まじでなにもない。
おかしい。バレンタインデーは男性からチョコレートを提供するのにお返しの日がかなりぞんざいな扱いを受けている。なんなのか。
そもそも台湾は女尊男卑の文化があります。母の日は盛大に祝うのに父の日は何もしない。基本、女性の意見でものことが進むことが多い。
そういう意味でもホワイトデーなどは無意味なのでしょう。我が家はというと、妻にしつこく言って毎年何かしら(お菓子とか)をゲットしてます。
台湾では旧暦の七夕もバレンタインデー?
なんかそう、台湾は夏にもバレンタインがあるんです。確か織姫と彦星が会う日。でも旧暦だからカレンダーの7月7日ではありません。
この日は何をする日なのかいまだに知りません。それこそ恋人と食事でしょうか。これも絶対ホワイトデーなど存在しないでしょうから、何も聞かないし、何もしないことにしています。笹の葉でもあげましょか。パンダか!って怒られそう。
今年はクッキーだ!
さてさて、今年のバレンタインはどうしようかなと色々思案していました。よく考えたら妻はチョコレートがあまり好きではなかったはず。そういう人でも喜びそうなものといえば、、、クッキーだ!そうだ!クッキー作ろう!
これ名案です。チョコレートが苦手な彼でもクッキーなら喜んでくれるかもしれません。私の妻も喜んでくれそうです。ついでに子供の分も作って、一緒に食べればいいですね。
我が家にオーブンはありませんが、エアフライヤーならあるので何回かに分ければ焼けそう。型はどうしましょう。今度型を買いに行ってみます。それからデコレーションもできるといいですね。アイシングとか?粉砂糖必要ですね。食紅とかを使えばかなり見た目もキレイになりますが、健康志向の妻にとってはあまり喜ばしいものではありません。ちょっとぐらい良いではないかとも思いますが、それはあくまでも私の価値観なので、妻に合わせるのが正解でしょう。
デコレーション程度なら多少チョコがついててもいいかな。ちなみにアイシングはやったことないのですが、生卵を使うようですね。台湾の卵は生食に向かない卵なので、ちょっと心配。そんなことからおそらくはチョコレートでデコレーションする感じになると思います。
SNS映えを狙うならかわいい感じがいいですね。箱とか外装もこだわると喜ぶかも。例によって子供と作ろうかな。
最後に
バレンタインデーはあまり良い思い出がありません。でも、今年は事前準備をしっかりして、少しでも楽しみたいと思います。リハーサルとして焼いてみるのも良いかもしれません。実は以前にクッキーづくりは失敗しているので、しっかりとレシピなどを見ながら作ってみたいと思っています。