私の住む台湾では現在、いろんなトリュフを使った飲食メニューがあって、プチブームなのかな?と思っているのですが、先日近所のスーパーでトリュフソースなるものを見つけたのでそのトリュフソースを使って自宅でパスタ作ったらめっちゃ贅沢なトリュフソースパスタができたのでその報告です。
目次
買ったトリュフソースは黒トリュフ
今回購入したトリュフソースは台湾のカルフールで購入しました。イタリア産のトリュフソースです。蓋には『SALSA TARTUFATA』と書かれています。これは『トリュフで和えたソース』を意味するイタリア語なんだそうです。
原材料を見ると「夏季黑松露碎8%」とあります。これがトリュフ成分で、夏季と書かれているように「夏トリュフ」が入っていることがわかります。
Tuber Aestivumと呼ばれるもので、これはヨーロッパに生えている西洋松露の一種。特にフランス、イタリア、スペインで収穫量が多いタイプの黒トリュフです。夏トリュフはその名の示す通り、収穫期が5月から8月にかけてです。
なお、購入したトリュフソースには他に「マッシュルーム54%」、「イカ墨」などと書かれているので、このソース全体の中で実際のトリュフはそんなに多くないことがわかります。これぞ『トリュフで和えたソース』!良いんです、風味が楽しめれば。
なお、今回購入したトリュフソースは日本円で1,000円ぐらい。約80gの小瓶なので、なかなかに高級食材でした。パスタなら単純計算で13食ぐらい作れそうなので、そう考えたら1食あたり普段の材料費+80円ぐらいの計算になります。
台湾のカルフールは輸入食材も豊富
台湾には大型スーパーのカルフールがあります。カルフールはフランスの大型スーパーですが、日本からは撤退してしまったそうで、日本で目にすることはありませんでした。
日本にいる時、輸入食材と言えばカルディなどがありました。台湾にもカルディはあるのですが、今の家の立地的にカルフールの方が近く、私はよくカルフールへ行きます。カルディも買い物をしていて楽しいですが、カルフールも楽しいです。
今回購入したトリュフソースも台湾のカルフールで購入しました。カルフールがあってよかった!
トリュフソースを使ったパスタづくり
さて、トリュフソースを使って料理をしようと思ったのですが、真っ先に思い浮かんだトリュフを使った料理はパスタでした。実際トリュフのパスタは台湾でよく見られます。今回はトリュフソースを使ったパスタを作ることにしました。
トリュフソースパスタの材料(二人前)
トリュフソースパスタを作るにあたり、基本はホワイトソースパスタとしました。ホワイトソースパスタにトリュフソースを入れて作ります。なお、パスタはペンネを使用しました。
- パスタ 200g
- 塩(パスタを茹でる時に使用) 2g
- タマネギのみじん切り 1/2玉
- 豚ひき肉 200g
- しめじ 1パック
- 小麦粉 大さじ2
- チキンブイヨン 1塊(4g)
- 牛乳 500ml
- 塩コショウ 適量
- トリュフソース 小さじ2
- パルメザンチーズ(粉チーズ) 大さじ2
本当はポークブイヨンを使いたかったのですが、ちょうど切らしていてチキンブイヨンを使いました。チキンブイヨンでも美味しかったです。
問題になったのはトリュフソースをどのぐらい入れるかということ。初めて使う調味料は味が想像しにくく、使用量を悩むこともしばしば。未知の領域に足を踏み入れた私にはなおさらです。
今回使用した量は「1人前あたり小さじ1」です。実際この量でばっちりでした!
作り方
- フライパンに油(分量外)を熱し、豚肉、タマネギを炒める
- 別の鍋に2Lのお湯を沸かし、塩2gを入れてパスタを茹で始める
- 「1.」に小麦粉を入れて材料にまとわせ、火を通す
- 「3.」に牛乳、チキンブイヨンを入れて煮立て、塩コショウで味を調整する
- 「4.」にトリュフソース、しめじを入れてしっかり火を通す
- 「5.」に茹で上がったパスタを入れて和え、パルメザンチーズを混ぜて完成
作り方はホワイトソースパスタ(我が家風)準拠です。
プラス80円でできる贅沢
通常のパスタに1人前当たり+80円でできる贅沢がこのトリュフソースパスタです。この80円を高いと考えるかは人それぞれかもしれません。
私は1食80円プラスは高いと思います。庶民に80円はなかなかの出費でございます。でも、それだけの価値があり、作ってよかったと思いましたし、また食べたいなと思いました。
お店で食べるトリュフのパスタももちろんおいしいです。でも、自宅でもトリュフのパスタが食べられたらいいですよね!
トリュフソースを使った他の料理
トリュフソースは他にステーキやアヒージョなど、主に洋食に合いそうです。台湾ではマクドナルドにもトリュフソースを使ったメニューがあります。
まだトリュフソースは残っているので、また何か挑戦してみたいと思っています。
最後に
正直カルフールで値段を見たときは購入を躊躇しました。でも、購入して良かったです。というのも、本当に満足度が高かったからです。
年に1回ぐらい、たまに購入する分には良いかなと思いました。