【筋トレ】自宅でできるトレーニングのメリット

みんな大好き筋トレ。日本ではテレビでも筋トレの番組があったりするのだとか。最近はSNSを見ていても、ネットニュースを見ていても、筋トレの話を頻繁に目にしますね。

私はジムの会員になってその恩恵にあずかっているのですが、自宅でのトレーニングを検討したことが無いわけではありません。素人考えではありましたが、いくつかの理由により私はジムを選択しました。

しかし、自宅でのトレーニングに興味がなくなったわけではありません。実際、自宅トレーニングのメリットを説かれている方も多くいて、書籍も多く出ているわけです。特に自重トレーニングという言葉はかなり知れ渡っているように思います。

自重トレーニングとは

そもそも自重トレーニングですが、最近見たネットニュースでは「器材を使った自重トレーニング」を紹介されていました。私は今まで自重トレーニングと言えば何も器材を使わないで、自分の体重だけでするものだと思っていたので、そのニュースを見たときには驚いたものです。でも確かにその器材は「自分の体重」、つまり「自重」を効率よく使うための器材のようで、間違いなく自重トレーニングと言えるのでしょう。いや、専門的にはわかりませんが。

だから少なくとも今回のこの記事の中では、自重トレーニングとは自分の体重を利用した筋力トレーニングであり、器材を用いるかは別問題とします。

トレーニングの終着点は?

私がトレーニングをする目的は健康と、貧弱な体を見栄え良くするためです。ジムに通っているといろんな方がいて、最近始めたばかりの方からもう長年やっているであろう、筋肉バキバキの方まで。もう胸板が私の2倍ぐらいありそうな方もいて、そういう方を見ると、かなわないなぁと思うと同時に、私もあんな風になりたいなぁと思うこともあります。

しかし、自分の目的は筋肉バキバキで胸板2倍になりたいことではなかったと思いなおしたのです。ジムの器材はとても効率よく、ピンポイントで鍛えたい筋肉を鍛えることができます。しかも自重トレーニングでは得にくい高負荷をいとも簡単に得ることができます。だからジムの最も大きなメリットはここなんですよね。

バッキバキになるには高負荷は不可欠でしょう。実際、自重トレーニングだけという方の体もとても魅力的なケースがありますが、ジムの方が圧倒的に効率が良いように思います。

ただ、そろそろ軌道修正しても良いのかもと最近思っています。実際、バッキバキになるのはたとえジムで高負荷をかけたとしても、一朝一夕には実現できません。ボディビルダーの方のインタビューや、動画共有サイトで彼らが話している内容を見ると、トレーニングに限らず、食事なども徹底して追い込んでいることがわかります。

自分の目的は健康と貧弱な体の改善ですので、実はそこまで高負荷はいらないのかもしれないのです。

自宅トレーニングのメリット

自宅トレーニングにもメリットはあります。例えば以下のような点です。

1.会員費がかからない

ジムは有料です。当然ですね。ですが、自宅でトレーニングをする場合は基本的に会員費がかかりません。器材を用意するならもちろん器材代はかかりますが、それでも毎月必要になる固定費は普通発生しないでしょう。

2.自宅から0秒で着く

これ。やりたいと思ったらいつでもできます。自宅に一番近いジムでも、例えばジムの隣に住んでいたとしても、玄関を出て10秒はかかります。いや、10秒もとんでもなく早いですけど。でも、自宅なら0秒です。思い立ったらすぐにできます。さすがに0秒で到着できるジムはないのではないかと思います。ジムで寝泊まりしたらあり得る?

3.服装に縛られない

ジムへ行くと、とてもおしゃれな人が多いですね。もちろんそうではない人もいますが、密着度の高いトレーニングウェアをおしゃれに来ている人、タンクトップの人、なにやらかっこいい水筒を持っている人など、ジム通いのためにもろもろ用意している人が結構います。かくいう私もジム用に服を買った人の一人です。安物ですけどね。なんでしょう、首回りがヨレヨレのおやじシャツでジムに行っても良いのですが、なんとなくおしゃれがしたくなります。

それが自宅ではどうでしょうか。服装なんかどうでもよいです。なにしろ誰も見ていません。見られても家族だけです。じゃあ後は発汗対策をすればよいだけです。これ、めっちゃ気が楽です。

自宅トレーニングでかけられる負荷

ジムで器材を使っている時に思ったんですよね。ジムの器材は筋肉の発達とともに負荷を調整してどんどん負荷を強くすることができます。でも、自分が使っている器材の重さは、自重では足りないのかと。

例えば腕立て伏せ。両手両足の4か所で60kgの体重を支えるということは、重心などを無視して単純計算すれば、1か所に15kgの負荷がかかっていることになります。じゃあ両手なら30kg?ベンチプレス30kgを上げるのと同等?実際にはフォームも違いますし、そんな計算は通用しないとは思いますが、意外とそれなりの負荷なのではないかと思うのです。いや、もちろんベンチプレス100kgとか上げる場合は30kgなんて軽すぎると思いますよ。でもそこまでいかない人もそれなりにいるのではないかと。

スクワットもそうです。体重60kgでスクワットすると、足には60kgの負荷がかかってますよね。60kg。ジムにある足を鍛える器材のレッグプレスでどのぐらいの重りが上がりますか。脚は体の中でも筋肉が大きいので、自分の体重ぐらいは平気でできると思います。ただ60kgなんですよね。数字にすると意外と大きく感じませんか?自分の体重ぐらいの負荷は自重トレーニングでかけられるんです。

上記のような計算は、机上の空論かもしれませんが、腕立て伏せで30kg、スクワットで60kgの負荷だとして、さらに負荷をかけたいなら息子を背負うとか、その辺の重い物を背負うなりすると結構負荷は増えていきます。個人的には米袋とか手軽だなと思っています。あと本を詰めた段ボールを使って背筋鍛えるとか。ソファも使い方によって・・・いや、これは家族の許可がいりそうです。

まとめ

実はジムの会員権を譲ってくださった方に、今度権利を返さなければならないのです。だからこんなことを考えていました。

自宅トレーニングにもメリットはあります。健康や貧弱な体を今より見栄え良くしたい程度の目的なら、自宅トレーニングでも良いのかもしれません。まずは米袋をもってスクワットから始めてみましょうか。