コロナ禍で家族がそろう機会が増えまして、今回は家族でたこ焼きパーティをしました。いや、たこ焼き焼いただけですけどね。子供がいるとなんでもパーティ。
たこ焼きパーティ
元は妻からの一言でした。
「たこ焼き作ってよ」
海外在住だと、「日本人だから」と無理難題を突然に言われることは多々あるのですが、今回の課題は何とかなりそう。でも、コロナの影響でスーパーにも思うようにいけない上に、そもそも台湾ではタコがほとんど売られていないという状況下において、たこ焼きを作ることは少々困難に思われました。
「中身いらないから」
は?中身がいらない?ちょっと何言ってるかわからない。たこ焼き食べたことあるの?
たこ焼きの具
たこ焼きと言えば卵、小麦粉、だし汁でできた生地でタコを焼くのが一般的。ネギや刻んだ紅ショウガを入れる人もいますね。ロシアンルーレットたこ焼きということで中にわさびやらを入れることもあるでしょう。
我が家にあったのは卵、小麦粉、だし汁。以上。ん~ネギも紅ショウガも、そもそものタコもない。
たこ焼きって中にほかのものを入れてもいいんですよね。味の好みは分かれるけど。例えば以下のような物。
- イカ
- エビ
- チョコレート
- コーン
どれもよくある変わり種。我が家の小さな食糧庫をあさっていたらコーンの缶詰があったのでコーンを入れることにしました。子供はコーンが大好きですし。
イカ、エビはよくある変わり種ですね。チョコレートはやったことありますが、焼くのがちょっと難しい。なぜならチョコレートは熱を加えると溶けるから。技が必要です。いろいろ実験したら、ある程度たこ焼きが焼けてから中にチョコレートを入れた方が良い感じでした。最初からタコのように投入すると生地とチョコレートが混ざり、チョコレートが焦げ、悲惨なことになります。
たこ焼きの生地
我が家のたこ焼きの生地レシピは以下の通り。
【材料 たこ焼き約60個分】
- 卵 3個
- だし汁 1100ml(本だしでOK)
- 小麦粉 300g
【作り方】
- 生地の材料を混ぜる(だまになる場合はザルなどで濾す)
- たこ焼きプレートを温める(しっかり温める!)
- たこ焼きプレートに油を塗る(まんべんなく!)
- まずは生地を流しいれ、コーンを入れる(ここで多少焼く!)
- 90度回転させ、真ん中のまだ固まっていない生地をあふれさせるとともに、生地を追加して池のようにする
- あふれている生地に火が通ってきたらあふれている生地を巻き込むようにたこ焼きを回転させていく
- 後は細かく回転させながら成形していく(少しずつ膨らんで丸くなります!)
ポイント
「うちのたこ焼き器は火力が弱いからうまくできない」なんて思っている人も、実は加熱が足りていないだけかも。我が家もそうでしたが、焼き始める前にしっかり加熱したところ以前よりもうまくいきました。安いたこ焼き器ですよ。箱には「12個焼ける!」って書いてあるけど実際は20個焼けます。これ、台湾あるあるね。
最初に回転させる際、中央のまだ火が通っていない生地を外に垂れ流すことで中が空洞になります。これ重要みたい!
たこ焼きプレートの穴にだけ生地を流し込む作り方だと丸くなりにくいので、周りの部分にも生地を流し入れ、たこ焼きを回転させるときにはみ出た生地も巻き込むと丸くなりやすいです。よく見るとたこ焼きプレートの周りって少し土手みたいになっていることが多いので、それを利用します。
今回作ったコーンたこ焼きのカロリー
さてさて、ダイエットなどをしている人はカロリーも気になりますよね。ざっと計算すると以下のような感じでした。
- 小麦粉 1104kcal(300g)
- たまご 213kcal(3個)
- だし汁 ほぼ0(1100ml)
- コーン 300kcal(1缶)
- 油 460kcal(100ml)
- ソース 117kcal(100ml)
合計:2194kcal(60個分) ※1個あたり36.6kcal
私一人で20個以上は食べたので、少なくとも731kcal以上は食べたことになります。
市販のたこ焼き粉
市販のたこ焼き粉を使えばもっと手軽になりますし、カロリーの計算も楽になりますね。
ちなみに我が家ではホットケーキミックスやたこ焼き粉はあまり買いません。その代わり小麦粉は強力粉、薄力粉を常備しています。パンケーキを作る場合はベーキングパウダーもバニラエッセンスもありますし、今回みたいにたこ焼きを作るときだって本だしもある(常備している)ので、小麦粉さえあればそれっぽくはなります。とはいえ、市販のホットケーキミックスやたこ焼き粉の方が上手にできるのだと思います。
台湾のたこ焼き屋
台湾にもたこ焼き屋はあります。でも味が日本と全く違います。当然ですが、台湾の方向けに作られているので台湾の方が好む味付けになっています。だから自分ではほとんど買いません。
まとめ
食べたいものは自分で作る。今回は家族からの要望でたこ焼きを作りました。子供たちにも竹串持たせてひっくり返させたり、油を塗らせたりしたのですが、とても楽しそうでした。