撮った写真、どうしてますか?

スマホで写真を大量に撮ることができる時代、撮った後の写真はどうされていますか?Googleフォトで写真を整理していてふとそんなことを考えました。無制限にGoogleフォトに写真を保存するのは良いのですが、その用途がいまいちはっきりしないことに気が付いたのです。

無制限だから困ってしまう、そんな写真について書いた記事です。

写真が大好きで毎日のようにスマホやデジカメで写真を撮っています。もうそんな生活が何年になるでしょうか。思い返せば、携帯電話(ガラケー)の時代から携帯電話とカメラは一緒でした。写メールと呼ばれていたように思います。銀塩カメラ(いわゆるアナログカメラ)を使ったことなどなかった私も、インスタントカメラの楽しさを実感したことはありました。そしてそれがデジタルの世界で楽しめるようになり、写真の撮影も、管理も、処分もとても簡単になりました。そしてそのままデジカメを購入し、そして今はスマホとデジカメの両方で写真を撮るようになりました。

手軽になった 写真の「撮影」

スマホの普及により写真撮影はより身近になったと感じます。実際、スマホほど持ち出す頻度の高いアイテムもそうありませんし、なにしろあのサイズです。一般的などのクラスのデジカメよりも圧倒的に小型です(おもちゃ感覚のデジカメ「トイデジ」にはもっと小型のものが存在します)。最近では大画面のスマホが増えてますけどね。

そんなほぼ常に持ち歩いているスマホで写真が撮れるので、それはつまりいつでも写真が撮れるのとほぼ同義。街を歩けば誰かしらカメラアプリを開いて写真撮影をしています。ある時は人、ある時は物、またある時は風景を自分の思うままに写真に収める人もいます。

デジカメにはデジカメの良さがありますが、スマホの普及が写真撮影人口の増加に与えた影響は計り知れないと感じます。

手軽になった 写真の「保管」

我が家にも銀塩写真はあります。デジカメが普及する前に撮影されたものや、その後にちょっと興味があって撮影してみたものです。それらの写真はアルバムにしまってあります。枚数が増えるにつれ、本棚の容量を圧迫していきます。

また、銀塩写真は時間が経過すると変色していきます。それでも一般の写真プリントよりは銀塩写真の方がよほど日持ちするように感じるのですが、それでもやはり変色します。個人的にはそれはそれで味があって良いようにも思いますが、デジカメでは変色などは考えられません。

デジタルになり、保存はデータになりました。データですので何かしらの記憶媒体に記録していくわけです。例えばHDD(ハードディスク)。印刷された写真を保管するよりも圧倒的に少ないスペースで写真を保管することができます。また、クラウドサービスを利用することでさらに省スペースとなります。私はGoogleフォトを活用しているので、実質手元には何も保管されていません。撮影した写真の中でも気に入ったものは印刷していて、その印刷した写真が手元にあるぐらいです。

データなので変色はありません。1年前の写真も、10年前の写真も、デジカメの性能に左右されますが、品質が変わることはありません。

手軽になった 写真の「他者との共有」

写真がデータ化し、SNSで共有するという新しい楽しみが生まれました。インスタグラムやフェイスブックで「いいね」がもらえることをモチベーションに写真撮影を楽しんでいる方も少なくないと思います。

実際私もそれらのSNSで写真を共有しています。他の方がアップされた写真を見ると、自分ももっと上手になりたいと、さらにモチベーションが上がります。

手軽になった 写真の「処分」

データ化した写真は処分も簡単です。スマホやパソコン上で削除すればそれがすなわち写真の処分になります。物理的には何も変化がないように感じます。まさに手軽に処分ができるようになりました。つまりボタン一つ、押せば処分ができるようになったわけです。

以前は印刷された写真とネガの物理的な処分が必要になりましたので、それに比べれば処分も簡単になったと言えそうです。

ただ、「思い出」とか「気持ち」といった部分については、アナログでもデジタルでも処分する際に心が揺れ動いたりすることに変わりはないようです。大切な写真は処分できないですよね。

そして困った 写真の用途

際限なく撮影することができるようになった写真。実際私もたくさんの写真を撮影してきました。中には当然しょうもない写真も含まれます。気に入った写真としょうもない写真を含めて大量にGoogleフォトに保存された写真。これらをどうすればよいのか、用途を見失ったかに見えるこれらの写真の処理に困ってしまいました。

自分の写真の用途を整理します。

SNSで共有
自分で見返す

自分の用途はこれだけですね。コンテストに応募したこともありましたけど、現在はほぼSNSで共有するだけです。そしてたまに見返しますが、大量に撮影された写真を見返すのは簡単ではありません。なにしろ量が多いですから。そして実際見返すことは稀です。Googleフォトには過去の写真を思い出させてくれる機能があります。例えば「昨年のこの日の写真」等をお知らせで通知してくれるのです。子供の成長がわかるので便利な機能です。それ以外にも、「ああ、沖縄へ旅行に行ったのはもう2年前か」などと思い出を楽しむこともできます。

過去の写真をこれから利用することはありえるのでしょうか。子供の写真はきっと子供が大きくなった時に、結婚式で2~3枚使われることはあるでしょう。しかしそれ以外は想像がつきません。5年前に撮影した、覚えてもいないコップの写真とか。写真の量が増えれば増えるほど、見返すのも億劫になってきます。

先ほども最近撮影した写真を整理していました。上記の通り処分はボタン一つなのですが、どうにも処分ができません。理由は「後で見るかもしれないから」「何かに使えるかもしれないから」です。その時、その場所に、その時間にいないと撮れない写真があります。だからそんな風に思うのだと感じます。ですが、誰も見ないのだとしたら、それはどんな意味があるのか、と考えてしまいました。

用途が共有なのであれば、共有する写真としない写真を明確にし、共有に値しない写真は処分しても良いのかもしれません。

写真印刷を業務としている会社では写真の印刷を推奨していますね。選択した写真をフォトブックのようにしてくれるサービスもあります。公開はしたくないけど、家族と共有したい写真は印刷しても良いかもしれませんね。

だから私の場合、「SNSで共有したい写真」をデータで残し、「家族で共有したい写真」をデータとプリントして残す、というのが最適なように思います。問題は、それ以外を処分する勇気があるかないかだけですね。

台湾の写真事情

台湾でも写真撮影は人気です。むしろ日本よりも人気があるのではないかと思うぐらいです。「彼氏」というのは「カメラマン」とほぼ同義で、旅行大好きな台湾人は観光地でたくさんの写真を撮影します。そしてそれらをSNSで共有するのですが、少なくとも私のSNS上の友達では、日本人よりも台湾人の方が積極的に投稿しているように感じます。自分の写真も台湾人の方が多く投稿されるように感じます。もちろん人に依りますが、ほぼ毎日自分のアップ写真をアップしている女性も台湾人の友達の一人です。

スマホでの写真撮影が流行しているのは当然の事ですが、先日台湾でバケペン(ペンタックスの大きなアナログカメラ)を持っている人を見かけましたよ。写真が好きなんでしょうね。そういうの見ると私もほしくなってしまいます。ええ、ただの物欲ですけれども。

台湾で写真撮影好きな知人がいます。過去に撮影した写真をたくさん引き延ばして大きく印刷されていて、それを見せてもらったりしたこともあります。写真撮影は台湾でも人気です。