最近の雑談の話題は「寒い」につきます。いや、むしろレパートリーが少なく、その話題ばかり持ち出していると言っても良いです。
台湾の冬
台湾も冬は寒くなります。とはいえ、突発的に気温が一桁台になる数日を除けば、日本の春先と同じような気温のよう。実際、気温を調べたところ、東京の4月の気温が最高19℃、最低10℃なのに対し、台北の1月は最高が19℃、最低が13℃なので、東京の4月と台北の1月がほぼ同じということになります。
よく、「日本から来たのに寒いのか?日本の方が寒いだろう」と言われるのですが、やはり寒いものは寒いです。慣れてしまった?いや、やはり夏を過ごして秋が過ぎ、冬となると台湾でも寒いです。ダウンコートほしくなります。もっとも、今日は(今現在は)外が13℃で、室内にいる分にはそんなに寒くはありません。手は冷たくなっているかな。
台湾はもう日本の春と同じ?
先週末を利用して近所の農園へ行ってイベントに参加したのですが、そこではすでに植物の種まきが始まっていました。トウモロコシとかハーブとかです。トウモロコシって今の時期に植えても芽が出るのでしょうか。台湾ならではかもしれませんね。うちにもコーンの種があるので、近々植えてみましょうか。ベランダだからどこまで大きくなるか、収穫できるかはわかりませんが。可能であれば子供と一緒にやりたいですね。いつも嫌がられますけど。
中国語で「寒い」は?
ちなみに中国語で「寒い」を表す言葉はいくつかありますが、例えば「好冷」という言葉があって、発音的には「はおるん(※「る」の音は「U」の音を出さず、「L」の音だけ残す感じ)」に近いです。イントネーションをつけるなら「お」から「る」にかけて下がる感じです。
中国語もっと勉強しないといけないなと思いつつ、もう何年も勉強していません。YouTube見ているだけではそんなに上達しないんですよね。ちゃんと語彙増やさないと。
世界の気温
気温を調べていて気が付いたのですが、Googleは「台北 1月 気温」などと検索すると月間平均気温が表示されるのですね。めっちゃ便利。同じように「東京 1月 気温」でも検索できます。これはNOAA(NATIONAL CENTERS FOR ENVIRONMENTAL INFORMATION)という機関の情報のようです。
稚内の気温
面白くなっていろんな都市を調べてみました。まずは稚内。いつか行ってみたいと思いつつ、今まで一度も行ったことがない都市ですが、北海道の北部ということもあり、やはり気温も低い。単純に「稚内 気温」と検索したら、記事執筆時で-7℃ですって。これは寒い。そして1月の最高気温は-3℃、最低気温は-8℃。HBC(北海道放送)が定点カメラの映像をネットで公開していますね。やはり真っ白でした。台湾は山間部を除いて雪が降らないので、雪が懐かしく感じます。あ、台湾でも最近玉山に雪が積もったって聞きましたよ。うちからは見えませんが。
オイミャコンの気温
世界でもっとも寒いと言われるのはロシアのオイミャコンという町のようで、NOAAのデータによれば、1月の最高気温が-42℃、最低気温は-49℃。もう冷凍庫以下なので、想像を超えております。関係ないですけど-40℃以下って寄生虫のアニサキスも生きていられないですね。業務用冷凍庫の中で生活しているような感じでしょうか。気温が最も高い7月でも最高気温が23℃、最低気温7℃です。あれ?でも23℃ぐらいにはなるんですね。もっとも、それでも最低気温は7℃なので夜なんかはかなり冷え込むのでしょうね。これぞ極寒。
メッカの気温
それから、今度は暑い都市がないかなと思ってサイジアラビアのメッカの気温も調べてみました。1月の最高気温が31℃、最低気温は19℃。え、これ日中は基本的に夏モードということ?でも夜は結構冷えてきて、長袖も必要という感じでしょうか。そこで気になるのが本当の夏。NOAAのデータを見る限りで、年間を通してもっとも気温が高いのは6月。最高気温は45℃、最低気温は29℃。つまり朝から猛暑で、日中はかなり熱い風呂に入っている状態?!これはたまりませんね。現地の方は慣れているのでしょうか。
オイミャコンやメッカなんかと比べると台湾は過ごしやすいことがわかります。そう考えると今の時期に「寒いですね」などと世間話をしている自分は根性が座っておらず、情けない限り。なんとなく寒さも耐えられそうに思えてきました。
コロナで行けなくなった北海道旅行
台湾の方に、海外旅行でどこに行きたいかを聞くと「北海道」と答える方が多いです。ほかにも東京、大阪、名古屋なども人気なのですが、平地では雪が降らない台湾なので、雪が降る北海道へ行きたいと考える方も多いようです。実際、大人になるまで雪を直に見たことがないという方もいます。
しかし、最近はコロナの流行もあって海外旅行が難しいです。しばらくは北海道旅行もお預け。私も日本へ帰るべき事情があるのですが、しばらくは動けそうもありません。