タブレットPCにできてスマホにできないことってなんでしょうか。ちょっと考えてみました。
iPadほしい!なんとなくほしい!
iPadって新製品が出るたびになんだかほしくなってしまう人は私だけではないはず。ただ、実はスマホやパソコンを持っている人には必要ないのではないかとも思うわけです。
日本国内のタブレットの出荷台数自体は2020年が多かったようで、2021年も同等か若干下がったかなぐらいのようです。
ただ、私の周りにタブレットを持っている人はあまりいません。少なくとも私の周りでiPadを持っているのは70代と80代の女性の二人のみです。
私は「できる」ということを優先しようかと思っています。これは何かというと、便利であるとかよりも、できるということを優先するというものです。
その視点に立って考えたとき、タブレットは必要なのか、iPadは必要なのかを考えると、実はスマホがあればタブレットはいらないのではないかと。iPhoneがあればiPadはいらないのではないかと。
タブレットは「便利」なのであって「必要不可欠」ではない?
できるのかできないのかという話になった時、絶対にタブレットでないとできない何かがないか考えています。
構造だけ考えればタブレットもスマホも非常に似ています。画面があって、指で操作して、カメラが付いているという。
リーダー(読書用)として使う
タブレットの用途の代表と言えば読書。電子書籍をタブレットで読むというもの。iPad miniやiPadはiPhoneよりも画面が大きいですから、圧倒的に読みやすいでしょう。でも、iPhoneでも読書はできます。
タブレットは便利なんです。でもiPhoneでもできます。
シェア(他人と共有)する
自分以外の人に写真を見せたり、同じ画面を見せて何かをしたりしたいときってありますよね。私の場合は写真や動画をみんなで一緒に見たい時がよくあります。そんな時画面が大きいと便利です。つまり、iPadだったらかなり便利です。
しかし、画面は小さいとはいえ、iPhoneでできないかと言えばそうではありません。ただ小さいだけ。どちらかがいいかと言われればiPadなのは間違いなのでしょう。
それでも、やはりタブレットは便利ですがiPhoneでもできます。
絵を描く
iPadはペンタブのように絵をかいたりすることができます。インスタグラムなどで見る漫画などもiPadを使って描かれている方がいるそうです。
確かに絵を描くことにおいてはiPadの方がiPhoneよりも便利であることは間違いないのですが、iPhoneでも描けないことはないです。細かい部分はピンチアウトすることで拡大して描画することができます。
つまり、iPhoneでもできますが、iPadの方が便利です。
OSが違う
タブレットに搭載されているOSとスマホに搭載されているOSは若干異なります。
スマホはAndroidか、AppleのiPhoneに関してはiOSが搭載されています。Windowsが搭載された機種はあまり聞きません。
タブレットはAndroidかAppleのiPadに関してはiPadOS、Windowsが搭載された機種もありますし、ChromebookといってChrome OSが搭載されて物もあります。
Androidタブレット
Androidを搭載したタブレットの最大のメリットは画面が大きいこと。普段Androidスマホでやっている作業をもっと大きな画面でやりたい時はこれを選択すると良いです。
iPadOSタブレット=iPad
iPadOSを搭載したタブレットはiPadのみです。iPadOSでは画面の大きさを活かした機能が搭載されていて、例えばSplit Viewという機能では2つのアプリを同時に起動して2画面表示ができるそうです。ただ、対応していないアプリもあるのだとか。
まだ、Sidecarという機能を使えばiPadをMacのサブディスプレイにできるそうです。Macを持っている人にとっては、結構うれしい機能ではないかと思います。
Dock機能を使えばよく使うアプリのショートカットが登録でき、画面したから簡単に呼び出すことができます。
スライドオーバー機能を使えば、作業中でもその画面にDockから他のアプリを読みだして操作可能です。これを使えば例えば絵を描いている最中にLINEメッセージが来て、それにさっと返信して、また作業を続けるというのが簡単にできます。
クイックメモという機能を使えば、画面スワイプだけでメモパッドを呼び出せ、すぐにメモが取れます。
Windowsタブレット
Windowsを搭載したタブレットのメリットと言えばタッチ操作ができることでしょう。タッチ操作は直感的な操作を可能にするので便利な場合もあります。また、普段Windows PCを使っている方にとっては同じ種類のOSになるので操作が容易ということもあるでしょう。
Chrome OSタブレット=Chromebook
Chrome OSを搭載したタブレットはほとんどがChromebookと呼ばれます。キーボードレスのタブレットスタイルではAcerが2018年にChromebook Tabというのを販売していましたが、その後皇族製品が登場しないことを考えると、この方式は主流とはなりえなかったようです。
Chrome OSのメリットは立ち上がりが早く、動作が軽快であること。セキュリティ面にも優れるそうです。Androidアプリが使えることも多いです。
日本においてはASUSやAcerのシェアが高いようです。これは台湾でも同じです。ただ、世界的にはHPやLenovoのシェアが高いです。
最後に
タブレットとスマホの違いは画面やOSの違いが最も大きいです。
画面が大きいというのは便利!とにかく便利!
OSの違いによってはできることも若干異なります。その違いが必須であるならば、タブレット買うのもありだと思いました。
AndroidタブやChromebookなら便利さ重視、iPadなら便利さとiPadOSならではの機能重視、WindowsタブはWindowsノートの代替という感じでしょう。