自宅でもやし栽培をするのは何回目になるでしょうか。大体一週間から十日程度の期間で栽培が完了するもやし栽培は飽き性の私にはうってつけの野菜で、今回も久しぶりにもやし栽培をしてみました。
もしかして海外在住者は結構もやし栽培率が高い?
目次
もやし栽培の夏と冬
一年を通して、様々な季節にもやし栽培をしたことがありますが、成長のスピードは季節によって違うかもしれません。例えば今回は二月末から栽培を開始しました。私のいる台湾はこの時期でも日本より温かいです。それでも想定よりは時間がかかりました。異臭は全くなく、もやしの痛みもほとんどありませんでした。とても健康的なもやし栽培でした。
ただ、今回使った容器は今までと違うものだったので、それが功を奏していたのかもしれません。
我が家でもやし栽培に失敗してカビたことは今のところありません。運良く私の環境はもやし栽培に適していたのかもしれません。ただ、一部が腐ったことはあります。それでも今回はほとんど腐りませんでした。
もやし栽培に使用した容器
今回もやし栽培に使用した容器は他人様からいただいたポップコーンのプラスチックケースでした。真っ黒なプラスチックケースを見て、「これならもやし栽培に使えそうだ!」と一目惚れし、譲っていただいたのでした。なお、そのプラスチックケース、私が譲り受けなければ元の持ち主はゴミ箱にする予定だったようです。
そのプラスチックケースの良いところは黒いところと、蓋が付いていること、遮光性が高そうなことと、中に何故か網状の台があり、底面から2センチほど浮かすことができるということでした。もはやもやし栽培のために開発されたと言っても過言ではない?!
もやし栽培ではざるを使われる方も多いようです。ですが我が家にはあいにくそのようざるはなく、あるのはこのポップコーンケースのみとなります。
もやしの栽培方法
まず、緑豆を水に一晩浸します。次にポップコーンケースの中に付属の網を入れ、そこに膨らんだ緑豆を入れます。なお、ポップコーンケースの底面に近い側面には水切り用の穴を3つほど開けてあります。あとは一日2回水をまんべんなくかけ、水をしっかり切り、蓋をして放置です。なお、今回の放置場所はキッチンの台の上です。
※途中、上からの圧力を加えるために適当な小皿を中に入れました。
もやし栽培のコツ、ポイント
もやしを栽培する上で気をつけたいのは、完全に密閉しないこと、水は網などでしっかりと切ること、しっかり遮光することです。これらを守ればとりあえず育ちます。
もやしをまっすぐに育てる方法
ポイントを押さえればとりあえずもやしは育ちます。でも、くねくねと曲がってしまったり、ヒョロヒョロな細いもやしになりがちです。太く、まっすぐに育てるには上から圧力をかければ良いのだとか。まぁ、確かに土に豆をまくと、土が上から覆いかぶさっていますよね。それと似た状況にすれば良いわけですね。私は小皿を入れていましたし、最後の方はプラスチックケースの蓋が障害物となっていました。植物の成長する力はとても強く、あのままさらに栽培を続けたら蓋すら押し開けていたかもしれません。
もやし栽培はコスパが良いのか
少なくとも緑豆が簡単に手に入る台湾ではコストがほとんどかかりません。ほぼ緑豆代だけで、水は微々たるものです。
あ、今回の私のようにポップコーンのケースを利用する場合、このポップコーンがちょっと高いので初期投資も含めたコストとなると、1、2回栽培するだけではコスパが良いとは言えないかもしれません。それでもゴミを再利用したと考えればやはりコストは低い?
もやしの無限栽培構想
家でもできる、とても簡単なもやし栽培。しかももやし栽培は家庭菜園の中でもかなり早く収穫できる部類になります。そんなもやし栽培を、一日置きに別の容器で開始することで毎日もやしが食べられるのではないか、とは誰しもが考える事だと思います。
必要な容器の数は十個程度。それを24h置きに栽培開始し、毎日収穫と栽培開始を繰り返します。
日本ではもやしが驚くほど安いです。そして美味しい。台湾にももやしはありますが、私は自分で作ろうと思いました。
もしも無限にもやしが手に入ったら、毎日もやしを収穫することができたら、とっても楽しそうです(笑)。
大切なのは栽培容器
どのような容器で栽培するにしても、日を遮ることができ、重しをかけることができ、さらには水はけがよいという条件を満たせば基本的にもやし栽培はできると思います。
今回使用した最適と思われる容器は、気が付いたら捨てられていました。なにしろただのポップコーン用の黒い容器だったので、今は使っていないと思われたのでしょう。無限栽培計画などつゆ知らず。しまった、先に言っておけばよかったと、思っても後の祭りです。
まとめ
もやし栽培をする時は家族に事前に伝えましょう。また、容器を選ぶことが重要ですよ、というお話でした。