ソーラーパネル搭載モバイルバッテリーで携帯を充電する可能性

今や スマートフォンは生活に欠かせないものであることは、どなたもが認めるところだと思うのですが、電子機器である以上、充電というものが必要になります。

街中で電池が切れてしまうことを恐れ、モバイルバッテリーを持っている人も多いのではないかと思います。

さて、今回はそんなモバイルバッテリーにソーラーパネルが搭載されているモデルについて考えてみました。

ソーラーパネル付きモバイルバッテリー

その昔、比較的大きな地震に見舞われて以来、有事の際に自分の身を守るのは自分だと考え、防災グッズを用意している私なのですが、その中に「単三乾電池」と「単三乾電池でスマホが充電できる充電器」を入れています。

有事の際は、右を見てもスマホの電池切れ、左を見てもスマホの電池切れと、誰しもが電源をほしがる状況になりえます。実際、私が地震に見舞われた時もそうでした。幸い、私の住む地域のインフラの復旧は早かったのですが、もしももっと長い期間家に帰れなかったら、電気が使えなかったら、と考えると何とも心細いものです。

しかし、乾電池にも限りがあります。防災カバンの中に20個の単三電池を入れているのは多いのでしょうか。それとも少ないのでしょうか。スマホを充電したら結構あっという間になくなりそうです。だからソーラーパネル付きのモバイルバッテリーがあれば、かなり良いなと思うのです。

ソーラーパネルの出力に課題

ソーラーパネル搭載のモバイルバッテリーは、探せば結構存在します。しかし、実用的なレベルの電力を充電できるパネルはとても大きく、持ち運びに便利とは言えません。

逆に持ち運びに便利なサイズではソーラーパネルの出力が十分ではないのです。

10Wのソーラーパネルは実用的なのか

様々なスペックのソーラーパネルを搭載したモバイルバッテリーが存在しますが、携帯に便利なサイズのソーラーパネルのスペックはおおむね10W前後。果たしてこれは実用的なのでしょうか。

家庭のコンセントでスマホを充電したとき、3時間でフル充電になるとします。ただの計算にはなりますが、家庭用コンセントは一般に100Vですから、1Aだとして、1時間あたり100Wで3時間かかることになります。

100V×1A=100W  →3時間

家庭の100Wで3時間ということは、10Wのソーラーパネルではその10倍かかる計算になるのではと思います。つまり30時間。

10W →30時間

しかもソーラーパネルの場合は日照条件によって出力が左右されます。1日の日照時間が10時間として、さらに晴れの日は2日に1日程度と仮定すると、結局のところスマホ1台を充電するのに6日間かかる計算になるのではないでしょうか。1日平均で5時間の日照時間です。

30時間÷5時間=6日間

単純計算ではありましたが、スマホ一台を充電するのに6日間かかるということは、10W程度では予備的な電源であると考えられます。十分充電できるわけではない、だけど少しは充電できる、そんな感じでしょうか。

短期決戦でしっかり充電したいなら最低でも60Wぐらいはほしいように感じます。60Wなら単純計算で5時間で先ほどのスマホをフル充電できる分の電力を蓄えられます。※先ほどの計算では家庭用コンセントが100Wでしたから、その60%ということですね。

つまり、ソーラーパネル付きモバイルバッテリーの選び方は、ソーラーパネルのパワーを確認することから始まります。

大体の価格

10W前後なら5000円程度で製品があるようです。30W前後なら9000円前後。50Wなら15000円前後のようです。

当然ながら容量が大きい方が本体サイズも大きいです。ただ、先程の計算のとおり、少なくとも60Wぐらいはほしいところ。むしろ小型のものを複数台所持するのもあり?

そもそもモバイルバッテリーの大型タイプはアウトドアでも使用されるようで、アウトドア向けに販売されているものもありました。蓄電池は車用のバッテリーのような大型のものだったりします。

防災グッズとしてのソーラーモバイルバッテリー

私の場合、アウトドアではなく防災グッズとしてのソーラーモバイルバッテリーに興味があります。そう考えると、防災カバンに入るサイズがベストです。車のバッテリークラスになると、どうしてもかさばってしまって他のものが入らなくなりかねません。だからどうしても小さいサイズを望んでしまいます。

実は昔、超小型のソーラーパネル付きモバイルバッテリーを所持していたことがあります。しかし、それは本当におまけみたいなソーラーパネルで、それだけでフル充電するのは相当厳しいものがありました。それ以来ソーラーパネル付きモバイルバッテリーのニュースが目に入るとしっかと確認してしまうのですが、今後に期待という感じですね。

現状では乾電池で充電する方が手軽なのかもしれませんが、将来的にソーラーパネルの性能が上がり、もっと小型で便利に使える商品が登場することを期待しています。