シルクジャスミンを育て始めて550日経過したのでこれまでのことをまとめます

ベランダにと突然生えてきたシルクジャスミンを育て始めて550日経過しました。これまでのことをまとめます。

突然生えたシルクジャスミン

シルクジャスミン/ゲッキツ/月橘(仮)
シルクジャスミン/ゲッキツ/月橘(仮)

ベランダで柑橘類の何かが芽を出しているのを発見したのが2022年の4月ごろ。柑橘類のようではあるものの、当初は何が生えてきたのかわかっていませんでした。

大きくなるにつれてそれはどうやらシルクジャスミンの特徴に合致していることがわかり、以来、シルクジャスミンとして育てています。

なお、シルクジャスミンはゲッキツと呼ばれたり、オレンジジャスミンとも呼ばれるそうです。

日本では百円ショップなどでも販売されていることがあるほど有名な植物のようですが、私の住む台湾では園芸店などで入手するのが一般的ではなかろうかと思います。そういう意味ではベランダに勝手に生えてきたのはラッキーであると言えます。

成長速度

剪定をしているとはいえ、550日経過して30cmぐらいの高さしかなく、幹の太さもまだ直径5mm程度であることを考えると、成長速度はそんなに早くないように思います。

とはいえ、時期で言えば、春と秋は比較的よく新芽が出て生長します。

幹の変色

生長するにつれ、シルクジャスミンの幹が白くなってきました。最初は何かの病気か虫の影響かと思ったのですが、そうではなく、単に幹の色が変わっただけのようです。

観葉植物として

育て始めてから550日経過したシルクジャスミン
育て始めてから550日経過したシルクジャスミン

シルクジャスミンは生垣に利用されます。また、観葉植物として観賞目的で育てられることもあります。街のシルクジャスミンに花がついているのを見たことはあるのですが、我が家のシルクジャスミンに花が咲いたことはありません。樹齢550日ではまだ咲いておりません。

風水目的でシルクジャスミンを育てる方もいるようです。風水目的でも育てられるということはかなり人気があるということの証明でもあるように思います。

ナナ

シルクジャスミンには「ナナ」という超矮性(すごく小さいということ)の品種があるそうですが、台湾で見たことはありません。超ミニサイズでかわいいシルクジャスミンです。我が家のシルクジャスミンはナナという品種ではなく、一般のシルクジャスミンのようです。

育て方

シルクジャスミンの育て方は比較的簡単なのではないかと思います。今まであまり苦労した覚えがありません。しいて言うならカイガラムシが発生するので、それは取り去る必要があります。

屋外栽培

そもそもベランダで見つけたシルクジャスミンですが、我が家ではそのまま屋外のベランダで育てています。今のところ特段問題があるようには見受けられません。

ただ、シルクジャスミンの低温限界は5℃程度のようなので、寒くなる地域は防寒対策が必要になります。我が家は12月の夜でも15℃ぐらいあることが多いのでシルクジャスミンに関しては昨冬も何も対策をしませんでした。

ネットで検索すると室内でシルクジャスミンを栽培されている方もいます。室内でシルクジャスミンを育てる場合はハイドロカルチャーなどの養液栽培をしている方もいるようです。

支柱は不要

シルクジャスミンの根元
シルクジャスミンの根元

屋外で育てているシルクジャスミンに支柱はつけていません。今のところ必要性も感じていません。もし日照不足などで徒長するようなことがあれば、支柱を立ててシルクジャスミンを支えるということも検討した方が良いと思います。

剪定

今までに何度かシルクジャスミンを剪定しました。2月末にたくさん切り、5月と6月にも修正で剪定しました。剪定にも比較的強い印象があります

ただ、木を大きくしたい場合は剪定をしすぎない方が良いのではないかと最近考えています。このシルクジャスミンをどんな樹形にしたいか、よく考えていきたいと思っています。

肥料

これまで10月、2月、5月の三回、シルクジャスミンに有機系の固形肥料を与えました。2023年の7月には液肥も与えてみました。

その後のシルクジャスミンを見ても、正直効果があったのかはわかりませんが、これからも定期的に肥料を与えていこうと思っています。

挿し木

以前はシルクジャスミンをどんどん増やそうと思っていたので剪定した枝を挿し木にしたりもしたのですが、その時は失敗に終わりました。

今は特段シルクジャスミンを増やそうとは思っていないので挿し木はしていません。

害虫

シルクジャスミンにはカイガラムシが付きます。カイガラムシは一度付くと除去がなかなか難しいです。こまめにシルクジャスミンを観察して、見つけ次第取り除くのが良いと思います。

取り去る方法は歯ブラシを使う方もいるようですが、私は素手で取り去っています。

植え替え

我が家のシルクジャスミンは2023年4月に植え替えましたが、その時はシルクジャスミンを大きくしたくなかったので鉢を小さくしました。しかも手ごろな鉢がなかったので育苗ポットに植え替えました。

シルクジャスミンが順調に育っている場合、鉢を小さくする必要はないと思いますが、1~2年に一度は根の状況に応じて植え替えをするのが良いと思います。

最後に

成長速度が速いとはあまり感じませんが、シルクジャスミンは比較的強い印象があり、育てていて楽しいです。今後もお世話を継続します。