シシトウが全然育たない?!新芽から枯れていく理由は虫かも

2024年、シシトウの生長が今までになく悪く、収穫が用意ではない状況となりました。その理由を考えてみると、もう害虫しかないのですが、それはつまり連作障害であると言えそうです。顛末をまとめます。

シシトウの生長を阻害するいくつかの要因

2023年ごろからシシトウをベランダで育てています。その理由については以前別記事で触れましたが、台湾在住であるためか、スーパーや市場でシシトウが売られているのを見たことがなく、どうしても食べたくなってしまったからです。

種自体はネットでも購入可能で、栽培自体はここ台湾でも可能です。

2023年はそこそこ収穫できたのですが、2024年は収穫がかなり困難な状況となっております。原因はほぼわかっています。虫です。

アザミウマ見つけたら危険信号

シシトウも含め、ナス科植物にはアザミウマが付くことがあります。我が家のシシトウにも当然のごとくアザミウマが大量に付いています

我が家のシシトウに付いているアザミウマは成虫で全長1mm程度、細長い形をしています。色は白~黄色で、種類によってサイズや色は異なるようです。

アザミウマはナス科植物に限らず、例えば我が家のベランダでは桜や梅の木などにも大量に付着しています。

アザミウマが多く付着するのは葉です。特に葉脈の周りに付いて、葉の汁を吸っているようです。そして、葉は葉でも新しい葉が好物のようで、器用に新しい葉が出てきた部分に付着し、汁を吸い、そして葉を弱らせ、新しい葉が育たなくなります。

そして、シシトウに関しては実にも大量に付着します。むしろ実ができた後は葉から実に移動して実の汁を吸い続けるようです。

汁を吸われた葉は奇形となり、生育を阻害され、ひどいと枯れていきます

汁を吸われた実は生育も阻害されますし、傷果になるだけでなくそもそも実が大きくならなくなることもあります。

なお、アザミウマは意外と動きが素早く、茎を移動している場合もあります。この前、木のせいかもしれませんが、飛び跳ねたのか飛んで行ったのか、突然葉に付いていたアザミウマが消えたことがありました。

アザミウマの対策

もうとにかくアザミウマが付いていたらピンチだと思った方が良いと思います。

例えば唐辛子ニンニクスプレー、木酢液、廃油石鹸スプレー、葉水シャワー、ニームオイルスプレー、いろいろ試しましたが、劇的な効果を上げるものはありませんでした。

全く効果がなかったとは思いませんが、あるとすればニームオイルスプレーか葉水シャワーでしょう。しかし、それらを併用しても、結局毎日毎日アザミウマを見る日が続きました。

アザミウマは新しい葉の周りに付くことが多いため、その枝を切り取ることで根こそぎ捕まえることができます。

ホコリダニ見つけたらほぼアウト

虫の害に遭ったシシトウの新芽付近
虫の害に遭ったシシトウの新芽付近

我が家のシシトウにはホコリダニも大量に付いています。ホコリダニはシシトウだけでなく、イチゴにも大量に付着します。

ホコリダニは体調0.1mmぐらいで、その名の通り拡大してみればダニの形をしているのですが、如何せん小さすぎて肉眼で見るのは非常に困難です。

目の良い方なら見えることもありますが、動いていない状態だとホコリなのかホコリダニなのか非常にわかりにくいです。虫メガネなどで見ると見やすくなります。

ホコリダニが多く付着するのは葉です。あれ?葉が変色している?とか、葉がくるくるに丸まってきた?などがあるとホコリダニが付いている可能性があります。

ホコリダニに吸われた葉は変形し、そして変色します。緑だった葉が、枯れているのとは違う茶色になってきたら要注意です。

ホコリダニは実にも付着します。そして実の汁を吸い、正常な生育を阻害し、シシトウの実が傷物になります。

ホコリダニの対策

ホコリダニを見かけたらほぼアウトです。小さすぎて除去がかなり困難です。

今までアザミウマと同様に各種スプレーなどを試してきましたが、そもそも目で確認することも困難なほど小さく、根絶するのはかなり困難でした。

結局ホコリダニについても付着率の高い新しい葉のある枝を切り落とすなどの対策を取り、それでもダメなら株ごと処分となります。

そういえば思いっきり連作でした

よく考えてみるとここ数年、唐辛子、パプリカなども栽培していて、もう何年もナス科を連続で育てていました。それもあってアザミウマやホコリダニが爆増しているのかもしれません。

連作障害って結局その作物が大好きな虫が卵を産み、そして毎年孵化すると美味しい食べ物がある状態になって、虫が増え、時に病気を媒介し、ということになるようです。

なるほど、連作障害って怖いんですね。シシトウで思い知りました。

化学系の農薬について

化学的な農薬を使用することも検討してしかるべきだとは思いますが、現状できれば化学的な農薬は使用しない方針なので、こうなると株自体を処分するなどの対策が必要になります。

農薬は容量用法を守って使えば安全に使えると考える方もいます。実際現代の農業において、化学系の農薬なしにきれいでおいしい野菜を作ることなど簡単ではないでしょう。

問題は我が家の家庭菜園がある場所がマンションのベランダということで、近隣住宅に化学系の農薬を毛嫌いする人がいる場合、どうしてもそちらまで薬剤が飛散する可能性があり、自分だけの問題ではなくなってしまいます。そういうこともあり、できるだけ化学系の農薬は使わないようにしています。

ただでさえベランダでの活動を隣家から監視されている状況なので、変なことはしないように、クレームにつながることはしないように心がけています。

最後に

2024年はシシトウかなりキツイです。ナス科全般を処分しようと思っています。また、同様にウリ科も連作が続いているので、現在育てているものが一段落したら処分しようと思っています。