【トラブル回避】ベランダ桜が手すりを超えたら落葉に注意?! ベランダで花見とかいう以前の話

大型スーパーで売られていた桜の苗を衝動的に購入したのが4.5年前。我が家のベランダにある桜の木に花が付くことはなく、4.5年経過した今、改めて冬を迎えています。

生育が悪いわけでもなく、ちゃんと樹高も高くなっているのですが、樹高が高くなるということは、それだけ上の方に葉が付くということで、となると上の方に付いた葉が落ちる時は、ベランダの外に落ちる可能性もある、ということになります。

そうなるとベランダから外に向かって葉をまき散らすことにもなりかねません。そんな落葉対策のための一年でした。

ベランダで育てる桜

ベランダで花見がしたい、ただその一点で4.5年も桜のお世話を続けております。2024年も頑張ってお世話をしていました。

毎年毎年いろんな工夫をしています。花が咲かないのは私が住んでいる台湾の気温が高すぎるのだと考えて冬に毎日氷を与えたり、樹形を希望の形にするために針金を巻いて枝を曲げたり。

すでに2024年も11月末となりましたが、この一年間に起きたことなどを書き記したいと思います。

なお、まだ花は咲いたことがありません。

2024年は樹高を抑えた一年

この一年は樹高を抑えることに注力しました。というのも、マンション住まいのためあまりに大きくなって階下に落葉などしようものなら階下に住まわれている方の迷惑になってしまうからです。

気にしない人もいるかもしれません。でも、それが嫌な方もいるかもしれません。ベランダという限られたスペースで植物を育ているのは何かと制約があるものです。

隣家を見てみると大きな植物がベランダにあって、ガッツリベランダからはみ出ています。上階から落ち葉が落ちてくることもあります。それをどうこう言うつもりもないですし、むしろそういうのはお互いさまで、本人が楽しんで、好きで育てているのだから良いのではないかとも思うのですが、自分のこととなると、他の家に御迷惑になる可能性はできれば排除したいので対策したいと思っています。

樹高を抑える方法

桜の樹高を抑える方法はいくつかあると思います。例えば誘引して枝を低くする方法、またはこまめに剪定をする方法です。

そもそもの鉢が大きくなければ、成長速度も遅くなり、葉も小さくなると聞いたことがあります。盆栽などはそういう技術を用いられているのだとか。

私が2024年、一年を通して取り組んだのはこまめに剪定をする方法でした。

こまめに剪定した結果

桜は剪定に弱いと言われます。それでも、樹高を抑えないわけにはいかないと考え、まだ茶色くなる前の緑色の枝がまだ短いうちに切るというのを何回も繰り返し行いました。

主な剪定は2023年12月の強剪定、そして2024年6月ごろの透かし剪定です。それ以外にも数回切り戻し剪定を行いました。

2023年12月の強剪定の結果
2023年12月 桜の剪定結果
2023年12月 桜の剪定結果

2023年12月、強剪定をしました。桜は剪定に弱く、知人の家でも五月ごろに剪定をしたら枯れてしまったと言っていました。そもそも桜の強剪定は冬が良いと言われます。

そういうこともあり、2023年末、12月に強剪定をしました。12月はまだ葉がたくさん残っており、もしかしたらあまり良くないのかもと思いつつの剪定でした。

そもそも冬に剪定をした方が良いのは、落葉して樹液の流れが穏やかになるからなのだとか。だとすれば、葉がまだ残っている状態で剪定するのは良い選択ではなかったかもしれません。

2024年末はしっかり落葉を待ってから剪定をしようと思っています。

2024年5月の透かし剪定の結果
2024年6月 葉が茂るベランダの桜
2024年6月 葉が茂るベランダの桜

2024年になり、枝がたくさん出てきたのですが、かなり込み合っていたので透かし剪定をしました

主幹に太陽光が当たるように、かつ、枝と枝ができるだけぶつからないように剪定しました。また、先端をいくらか切って、切り戻しもしました。この段階の剪定では主幹は切っていません。2024年に新しく出てきた枝だけです。

6月は生長が著しく、切っても新しい芽がどんどん出てきていました。そこで、樹高が高くなりすぎないよう、上旬と中旬の二回、頂点を切りました。

2024年11月の様子
2024年11月のベランダ桜の様子
2024年11月のベランダ桜の様子

2024年は台風がいくつか襲来して、葉がボロボロになりました。

そして11月になり、黄変したものから落葉しています。この落葉が階下にまで及ぶとご迷惑になるので毎日朝夕の二回見回って黄変した葉は落葉前に取ってしまっています

思えばもっと新しい枝を短く切ってもよかったかもしれません。結局暴れ始めていて、2023年ほどではないものの、若干ベランダの手すりを超える高さになっています。強風が吹けば葉が階下に落ちることもあるかもしれません。

2024年末の強剪定について

2024年末の強剪定については年を越してから実施しようと思っています。というのも、12月はまだ葉が多く残っている可能性が高く、木のダメージが大きくなるかもしれないからです。

どのぐらい切るかはまだはっきりとは決めていません。希望は2/3ぐらいの高さにすることなのですが、ちょうど良いところに枝がなく、中途半端に切って枯れてしまっても困ります。難しいですが、10~30cm程度切って樹高をさらに低くするのが限界かと思います。

また、一回り小さな鉢に植え替えられたらなとも考えていて、でもそれは根の様子を見てから決めたいと思っています。

最後に

ベランダの桜はいまだ咲いたことがありません。それでも桜の葉の塩漬けを作ったり、活用の方法はあるので、2025年も変わらずお世話をしていきたいと思っています。