実は身の回りにはリスクがたくさん! 選択と予防

身の回りのリスクについて考える機会が今までに何度もあったのは、もしかしたら非常に貴重な体験をしてきたのかもしれないとも思うのですが、ただ単に臆病なだけとも言えて、むしろ後者なのではないかと思う今日と言う日。

さて、今回は身の回りのリスクについてのお話です。

身の回りにはリスクがたくさん転がっています。そもそもリスクって良いリスクや悪いリスクと言ったりします。良くも悪くも変化する可能性があるということだと認識しているのですが、例えばどんなリスクが身の回りに転がっているでしょうか。

平穏な日常が不穏になるリスク

そもそも私自身、自分の日常が平穏かどうかはわからないのですが、少なくとも今より悪くなるリスクというのが存在します。例えば家族構成が変わる可能性、自然災害に巻き込まれる可能性もリスクの一種だと言えると思います。

例えば現在私は台湾に滞在しているわけですけれども、台湾は日本と同じで地震が非常に多いです。数年に一度大規模な地震が発生しており、ニュースで台湾の地震について見たことがある人も多いでしょう。地震も身の回りのリスクであると言えます。更に台湾は強烈な台風が来ることでも知られ、台風も日常が変化する可能性があるリスクと言えるでしょう。

選択できるリスクと選択できないリスク

先ほどの自然災害は自分で選択することのできないリスクです。特に地震はいつやってくるかわからないので、日本や台湾などの地震帯に暮らす私たちは常に大地震のリスクにさらされていると言えます。

さて、身の回りには選択できるリスクも存在します。例えば転職です。転職にも当然リスクはつきものです。まずは転職しない場合を考えてみると、転職をしないで現在の仕事を続けた場合、会社が傾く可能性もあれば業績が好調に推移し、昇進や昇給が待っている可能性もあります。そんな中転職をするということは、それらの可能性を断ち、新しい可能性に挑戦することになります。

新しい職場ではどうでしょうか。うまく馴染んで順調に良い成績を残し、バラ色の未来が待っているかもしれませんが、失敗する可能性だってあります。何しろたとえ同じ業界内での転職であったとしても、新しい環境、新しい仲間とスタートするわけですから、うまくいかない可能性だってあるわけです。

私自身、転職は何度もしてきました。新しく選択した会社に入ったことを後悔したことは何度かあります。全てがうまく行ったわけではありませんでした。だから個人的には転職しないで済むならしない方が良いのではないかと思うこともあります。なにしろ転職は悪い意味でのリスクが大きすぎます。新しい環境と言うのはそれだけでストレスです。その中で成績を残すというプレッシャーが加わると正直しんどいです。ただし、今の環境でうまくいっていないなら転職も有りかなとも思います。全ては好転させるため。転職には良いリスクも悪いリスクもあることを理解して、新しい仕事場を探すと良いと思います。

予防できるリスクと予防できないリスク

さて、世の中には予防できるリスクと予防できないリスクがあります。例えば、地震などの自然災害はいつ来るか予測は困難でも、いつか必ず来るであろう事なのであれば事前に準備をし、被害を最小限に食い止めることはできるかもしれません。

自宅の耐震強度が心配であれば然るべき機関の方に見てもらったり、補強が必要ならば補強をしたり、インフラの寸断に備えて数日分の食料や水、毛布や、けがをした時のための応急処置セットなど、予め準備をすることはできます。

我が家にも簡単ではありますが防災セットを用意しています。ただ中身が十分とは言えないので定期的に見直しは必要だと思います。

地震は身の回りに存在するリスクの中でも予め準備をしておくことのできる地震と言えます。ただし、想定外の地震の場合、全てが無駄になる可能性はあります。やはりリスクなんですよね。それでもやはり準備はしておきましょう。

飲み水の管理を一人に任せるという小さなリスク

なんでまた身の回りのリスクについて考えたのかと言うと、実は先ほど飲み水がなくなってしまって近所のコンビニまで水を買いに行ったんです。台湾は水道水の硬度が高く、そのまま飲むわけに行きません。だから濾過し、さらに沸騰させ、冷めたものを飲むようにしているのですが、それを切らすと飲み水が無くなります。できるだけそうならないように毎日毎日朝と夜にせっせとお湯を沸かして、冷めたものをポットに移動させているのですが、今朝、ちょっと手抜きして水を沸かさなかったから飲み水が無くなってしまったんです。

飲み水の管理を一人の人間に任せるということは、飲み水がある日突然なくなるかもしれないというリスクを放置していると言えます。ただ、災害でも発生しない限り、今の時代はコンビニで簡単に飲み水が手に入りますから、リスクの程度はそれほど深刻ではありません。しかし、その飲み水を買いに行く過程で事故にあったり、財布を家に忘れたりするリスクだってあるわけです。そう、身の回りにはリスクが大量に転がっているのです。

なんて思って身の回りのリスクについて考えてみたのですが、要は朝と夜に忘れずにお湯を沸かせってお話。はい、すいません。