2021年12月に我が家にやってきたポインセチアは2024年12月に枯れてしまいました。なぜ枯れた?寿命?それとも何か良くなかった?いろいろ考えられることはあります。今後の参考になればと思い、ここにまとめることにしました。
目次
ポインセチアは枯れる
ポインセチアに限らず、植物はいつか枯れます。植物を育てることが好きな人にとって、枯れるというのは非常に悲しい現象ではありますが、致し方ないことでもあります。
でも、できれば枯らしたくない!そう思って適切なお世話を模索している人も多いでしょう。私も日々試行錯誤しながら好きな植物をできるだけ長く楽しむためにお世話をしています。
ポインセチアが枯れる原因
そもそも植物が枯れる原因はいくつか考えられます。虫害、病害、その他さまざまな障害、そして不適切な管理などです。
ポインセチアが枯れる理由も同様で、害虫による被害、病気になってしまった、各種障害が発生した、水やりが適切でなかった、生育環境が良くなかった、などが考えられます。
でも、原因がよくわからないときもあります。今回、我が家で枯れたポインセチアは台風で枝が折れ、それが原因で枯れたのではないかと思っています。ほかに、この冬が例年より寒かったことも原因の一つかもしれません。また、毎年秋になるとポインセチアの下葉が枯れ落ちる現象が発生していて、なにかしらの障害があった可能性も否めません。
寒すぎた可能性
枯れたのは12月末、冬が始まったころでした。このころは寒波も来ていて、気温が10℃前後になることもありました。例年よりも寒い日が多いな、なんて思っていたのですが、それでも10℃を下回ることはほぼ無く、であればポインセチアは生きながらえられるだろうと考えていました。
実際、毎年我が家のポインセチアはベランダに置きっぱなしです。今年は例年よりも寒い感じではありましたが、それが原因だった可能性もゼロではありません。
同じくベランダに置いている植物で寒さに弱いウツボカズラも、この冬はダメージが大きかったです。
下葉が落ちていたのは前兆だった?

3年間ポインセチアを育ててきて、秋に下葉が落ちるのを止めることは一度もできませんでした。
土の水はけを改善したり、日当たりの良い場所に置いてみたり、水やりを控えてみたり、いくつかの対策をしましたが、いずれも下葉が落ちることには効果がありませんでした。
春から夏にかけては非常に健康的な葉を茂らせていたので、秋だけ下葉が落ちる現象は、気候とも何か関係があるのかもしれません。また、秋に繁殖する虫などの害だった可能性もあります。
虫と言えばポインセチアにはコナカイガラムシがたくさん付きました。コナカイガラムシは夏から秋にかけて多く付いたように思います。しかし、それが原因だったかははっきりしません。
台風で枝が折れるのは防げたはず

台風が来た時にポインセチアの枝が一つ折れてしまいました。
台風で枝が折れたのは防ぎようがあったと思っています。強風にさらされなければ折れることもありませんでした。
つまり、強風対策、台風対策さえしていれば折れることはありませんでした。たとえば台風が来る前に室内に入れていれば、台風が来る前に強風対策で誘引したり、壁を用意していれば、もしかしたら折れることは無かったかもしれません。
枝が折れた後も新しい葉が出てきているようだったのですが、すぐに枯れてしまいました。
ポインセチアは育てやすかった?
ポインセチアが我が家にやってきたのは2021年12月ごろでした。それから枯れるまで3年、比較的育てやすいと思っていたのに突然枯れました。
当初は比較的育てやすいと感じたものの、果たして本当にポインセチアは育てやすかったのか。
この3年間を総括すると、確かに当初は育てやすいと思いました。挿し木も比較的簡単でしたし、ポインセチアは環境さえ整えられれば比較的簡単に育てられると思います。
しかし、なぜか秋になると下葉が落ちてしまったり、3年目の冬を前にして枯れてしまったりしたことから考えると、環境によってはうまく育たないこともあるということもわかりました。
つまり、環境が適していると簡単、我が家の環境では少々難しい、というのがポインセチアを3年間育てて感じた結論です。
でも、難しくてもあの赤い葉はクリスマスを感じさせる、とても魅力的な葉ですよね!きっとまた手に入れることもあろうかと思います。
最後に
毎年クリスマスになると販売数が増えるポインセチア。クリスマスの代名詞とも言える観葉植物です。
実体験として、我が家のポインセチアは3年間生きながらえましたが、4年目を迎えることはできませんでした。今回は残念ながら枯れてしまいました。