今年は梅干しを作るのをやめようと考えていたのに、結局梅を買って、梅干しではなく梅シロップを作り始めている私がいます。
自宅で梅干しづくり
さて、今年は予算(お小遣い)の関係と、以前作った梅干しが残っている都合で梅干し作りはパスしようと考えていたのですが、とある理由により梅を入手し、梅シロップを作り始めました。
今年梅干しを作らない理由
毎年梅の時期になると梅仕事をしなければ!と思うわけですが、実際梅干作っても家族で食べるのは私だけで、自家消費ではなかなか減らないのです。じゃあ誰かにお裾分けでもしたら?と思われるかもしれませんが、ここ台湾で梅干を喜んでくれる方など皆無でして、誰も食べようとしません。
台湾にも梅の加工品はたくさんありますが大体砂糖入り。日本の梅干しは台湾の梅加工品たちと比べた場合、かなり尖った存在と言えそうです。本当に誰も欲しがらない。
で、残ってるんです。過去に作った梅干しが。それに、冒頭に書いたように諸事情により小遣いで買うのがちょっとしんどくなったからですね。青梅一袋800元だったかな。
小梅を100元でゲット
とか書きながら結局梅買ったんですけど。思ったんです、「梅の種、植えたい!」って。「梅の花、見たい!」って。
いやいや、それでも一部の梅を植えるために取り置いたとしても、大量に余った梅をどうするのかと。梅干しまだたくさん余ってますし、そもそも小遣いが、、、とも思ったのですが、農協のスーパーなら時折小袋100元で売られているのを思い出したんです。
なんで失念していたかというと、次回梅干しを作るときは大きな梅にしようと考えていて、農協で大きな梅は手に入らないから(売られているのはいつも小ぶりの梅だったから)です。
で、そもそも梅干しじゃなくて、他のものを作ればよいのではないかと。例えば梅シロップとか。
来たーーーーー!!!そんな案があったか!!!
(なお、家族は梅にまつわるものは一切食べないので梅シロップも消費するのはおそらく私一人になります。なんなんホント。)
ということで農協スーパーに行くんですけど全然見つからず。4月も後半になるとダメかなと半ばあきらめていたら近所でも少し大きめのスーパーにありました!小ぶりの梅1kgぐらい150元ぐらいだったかな?氷砂糖と一緒に買って帰りました。
例によって梅は少し水につけておいて、ヘタ取って乾かします。その時傷んでいるものは弾くのですが、それを使って発芽実験をやる予定です。
そもそも梅の発芽ってどうなんでしょうか。同じバラ科には桃やりんごがあって、りんごは土にそのまま播いても芽が出ることがあります。実際、富士と王林はそれで発芽しました。金星は冷蔵庫に入れていたら4ヶ月ぐらいで発芽していました。桃は冷蔵庫で3ヶ月前後放置したら発芽しました。一般的にバラ科の植物は冬を経験させないと発芽が難しいと言われるようです。今回傷んでいた梅は十個ぐらいあるので、冷蔵庫に入れる組とそのまま播く組に分けてもいいかもしれません。
ちなみにチェリーも同様に冷蔵庫で発芽させましたが、なんとなく、とにかく放置した種の方が後々元気に育つように感じます。実際、半年ぐらい冷蔵庫で放置して外に出した場合も、冷蔵庫の中でかなり芽が伸びたものが一番元気です。
桃やチェリーはかなり硬い殻に覆われていて、それを割ってあげると良いなどとも聞きます。更にいうと茶色い薄皮のさらに中の白い薄皮まで剥いて根の出るところを露出させてあげると発芽率が上がる気がします。梅では色々実験しようと思います。
さて、梅シロップを作っても誰も飲まないとなるとやはり寂しいので、家にいた息子を巻き込みました。一緒に作ったら多少は味にも興味が湧くのではないかと。作業は楽しく終わり、あとは完成を待つのみなのです。最初はシロップの様子が気になっていた息子なのですが、二日目になるとどうでも良くなってきたみたいです。気のせいかな?興味持ってくれるといいのですが。みんなで美味しく梅シロップ飲みたい。家族で楽しく梅シロップ飲みたい。そうだ。そもそも妻にも飲まさないと。最近は「あなたの好きなものは私が嫌いで、私が嫌いなものはあなたが好きよね」なんて言ってるから我が家で飲んでくれる可能性が一番低いのは妻であります。妻が飲まないと子どもたちも飲まないということがあるのでなんとか巻き込みたい。
前回梅シロップ作ったときは思っよりも薄味、しかもなんだか発酵し始めていました。今年はどうなるでしょうか。4月下旬に急に始めた梅シロップづくり、上手くいくといいなぁ。
ちなみにベランダには種から育てているのチェリー、りんご、桃の木があります。去年植えたものなのでまだまだ小さいですが、少しずつの成長が楽しいんですよね。春になって特にりんごの成長が著しいです。
苗で買った桜は今年花を見ることはかないませんでしたが、枝がいくらが出てきたので形で気には去年よりも整っている感じです。来年の春には咲くかな?
春は楽しみがいっぱいです。