仕事でパソコンを使っていると、諸々壊れていくものがあります。パソコン本体もそうですが、周辺機器もそう。
最近マウスの調子がおかしかったのです。何とも予期せぬ動作をするというか。物理的にもボタンが押せなくなるなどの不都合があり、実際に仕事に差し支えてしまっていたのでこれはもう買い替えた方が良いということで、新しいマウスを買うことにしました。
大げさに言えば、「台湾で初めてマウス買ってみた」的なお話でございます。
マウスを買う場所
さて、台湾でマウスを買おうと思っても、果たしてどこでマウスは売られているのでしょうか。マウスはパソコンの周辺機器ですから、当然パソコンショップにはあるでしょうが、できれば品ぞろえの良い店で、しっかり選んで買いたいところ。
例えば光華商場(台北のパソコンパーツショップが集まったショッピングモール)のようなところに行けばきっとたくさんある、いや、間違いなくあるのでしょうが、光華商場までは自宅からちと遠いので、近場でどうにかするしかありません。
近場でマウスを販売している店と言えば、ディスカウントストアか家電量販店ぐらいしか思いつきませんでした。あ、大型スーパーでも置いてそうです。それで、結局家電量販店に言って買うことにしました。
マウスの選び方
元々は有線で、たぶん何かのおまけでもらったと思われるマウスを使っていました。実際そこまでマウスにこだわりがあるわけでもなく、それほど繊細な作業をするわけでもないのでこだわらないといえばそうなのですが、以前別の周辺機器を購入した際に、今後買い物をする時は、少々高くても、お金を貯める時間が必要でも、必要な機能をしっかり満たしたものを買おう、と強く思ったので、今回はできるだけ機能をしっかり確認してから買うことにしました。
お店に行くと、ゲーミングマウスというのが大量に並んでいます。見たこともないようなメーカーの物です。でもあれだけの品ぞろえですから、ゲーミングマウス業界では有名なメーカーなのかもしれません。いくつかのメーカーを確認することができました。でも、ゲーミングマウスというのはボタンがたくさんついていて、いわゆるショートカットキーをマウスで押せるようになっているのだとか。ゲームで遊ぶときは便利かもしれませんが、事務作業が多い私にはもったいない装備だと感じます。だからゲーミングマウスは候補から外しました。
有線か無線かと言う話でいえば、将来的にタブレットとかでも使えるといいなと考え、Bluetoothは必須と考えました。でも、Bluetoothよりも無線レシーバーを使ったものの方が接続が安定するようなイメージがあり、あわよくば両方対応しているものがないか探しました。結論から言うと両対応の物もありましたが、1つだけしか見つけられませんでした。
ふと、「SILENT」という文字を見かけました。静音という意味ですよね。ああ、そうか、マウスも静音なら今までクリック時に鳴っていた「カチッ」という音が気にならずに済むのかなという気がして、これはあった方がいいなと考えました。ただ、そのカチッがないと打鍵感ならぬクリック感がなくてモヤモヤするのでは?なんてことが気になりました。これも結論を言うと、ただの慣れでした。むしろ静音のマウス最高です。大好きです。
というわけで、Bluttoothと無線レシーバー両対応で、静音タイプのマウスを購入しました。クリック感も申し分ないし、無線レシーバーを使った時の安定性も申し分ありません。
マウスを買う際の予算
さて、マウスと言うのはどのぐらいの価格なのでしょうか。日本円では2000円も出せば手に入るような気がするのですが、台湾ではどうでしょうか。
今回私が購入したマウスは価格は700元ぐらいだったので、日本円で2500円ぐらいだと思います。もっと安い物もありました。当然高い物もありました。でも、機能を検討した結果これになりました。良い買い物ができたのではないかと思います。
購入した「logitech M590」
購入したのはロジテック(日本ではlogicool(ロジクール))のM590というマウスです。早速Bluetooth接続で使用してみるとかなり快適です。
その後、いろいろ試してみました。M590には接続機器を2つ登録できるのですが、日本で購入したパソコンと台湾で購入したパソコンの両方でCh.1に日本パソコン、Ch.2に台湾パソコンをBluetoothペアリングしたところ、特段問題なく接続しました。しかし、数時間連続で使用していたらペアリングはされているものの、一切反応しなくなり少々困りました。電池交換で復帰したケースもありましたが、復帰できずにペアリングをやり直すということもありました。
M590には無線レシーバーが付属しています。私は過去にlogicoolの無線キーボードを購入していたので無線レシーバーは2つ持っています。それらを2台のパソコンに接続したところ、Bluetoothの時よりも切り替えボタンを押したときの反応が良好でした。それ以来無線レシーバーを使っています。
2台のパソコンを使う場合、Flowという機能が使えて、それは2台のパソコン館をマウスが行き来できるというもののようなのですが、日本製パソコンにロジクールのソフトを、台湾製のパソコンにロジテックのソフトを入れているからか、うまく使用することはできませんでした。ソフトを統一するなどしないといけないのかもしれません。それは今後やってみることとします。
ともあれ、新しく、とても快適なマウスを入手することができました。満足です。