台湾で朝食? 迷ったら『早安山丘』へ行こう!注文も簡単で入りやすい朝食屋さん

海外旅行で現地のレストランに行くと、どのように注文すれば良いかわからず、不安になる方もいると思いますが、今回ご紹介する台湾の朝食屋は非常に簡単なので、気軽に台湾で朝食を食べたい方は行ってみると良いと思います。

台湾と言えば朝食屋さん

台湾旅行の楽しみはもちろん観光スポット巡りもそうですが、台湾グルメも台湾旅行の楽しみだと言われることが多いです。

一般のレストランならやはり鼎泰豊へ行く方が多いですし、例えば雲林のバーワン、台南のルーローハン、新竹のビーフン、嘉義のジーローハンなども有名です。その地域地域で有名な食べ物があります。

さらにさらに、台湾には朝食屋さんがたくさんあることをご存じの方も多いはず。そう、台湾は朝食屋さんも有名で、地元民が楽しむだけではなく、観光客にとっても旅行の楽しみの一つとして認識されています。

朝食屋さん?それとも豆乳屋さん?

台湾で朝食を食べる場合、もちろんホテルで朝食が用意されているケースもありますが、外のお店で朝食を食べる場合、大きく分けると二つの選択肢があります。

一つは朝食屋さんです。朝食からブランチぐらいの間に朝食やブランチを提供するお店で、朝から昼前ぐらいまで営業しています。お店にもよりますが、一般的にダンピン(蛋餅)や台湾式の揚げパン(油條)などはこの朝食屋さんで食べられます。

もう一つは豆乳屋さんと呼ばれるお店で、豆乳屋さんは夜から朝にかけて営業していることが多いです。いわゆる深夜営業のお店ですが、こちらでは水煎包や肉まんなどが主流です。もちろんお店によります。

私も最近までこの違いを知りませんでしたが、台湾の方が教えてくれました。確かに近所の豆乳屋さんは深夜も営業しています。

朝食屋さんの注文方法

朝食屋さんで注文する方法はいくつかあります。店員さんに口頭で伝えるパターンと、メニュー表に書き込んでそれを店員に渡すパターンです。これらは朝食屋さんだけに限ったことではなく、多くのレストランで採用されている方式です。

朝食屋さんの店員さんは記憶力がものすごく良いのか、次から次へと注文される内容を、メモも取らずに記憶していき、手早く調理していきます。店員さんの記憶力に驚かされますが、中国語が苦手だと難易度の高い注文方法です。

もう一つのメニューに書き込んで注文する方式の場合、落ち着いて注文ができるので安心です。今回ご紹介する早安山丘はメニューに書き込む方式です。台湾に複数年住んでいてもこのメニューに書き込む方式の方が焦って注文しなくていいので気が楽だなと感じます。

朝食屋さん『早安山丘』で朝ごはんを食べよう!

早安山丘は台湾中南部の嘉義を中心に展開している朝食チェーンで、英語名を『Morning Hill』と言います。

北部なら新北市に複数店舗ありますし、台中、雲林などの中部にも店舗があります。台湾で多くの方に親しまれている朝食店の一つと言えるでしょう。

看板メニューはハンバーガーではあるものの、ハンバーガー以外のメニューも一通りそろっているので、台湾風の朝食を体験したいなら行って損はありません。

台湾の朝食と言えばダンピン(蛋餅)!

早安山丘のダンピン(蛋餅)
早安山丘のダンピン(蛋餅)

台湾の朝食で思い浮かべる物は人それぞれ違うかもしれませんが、私の場合それはダンピンです。台湾の朝食と言えばダンピン、実際私もこれまで多くのダンピンを食べてきましたし、これからもダンピンを食べ続けていくことになると思っています。

早安山丘でもダンピンを食べることができます。むしろ朝食屋さんでダンピンが無いことの方が珍しいぐらいには台湾でメジャーな朝食メニューです。

ダンピンは小麦ベースの生地と卵焼きを合わせた食べ物です。早安山丘のダンピンは安定のおいしさで、初めてのダンピンにもってこいです。

朝から餃子もOK!台湾式焼き餃子『煎餃』

早安山丘の焼き餃子(煎餃)
早安山丘の焼き餃子(煎餃)

早安山丘では焼き餃子も食べられます。特別変わった焼き餃子ということではなく、非常にオーソドックスなお味の焼き餃子です。

朝から餃子なんて・・・と日本では敬遠されそうですが、台湾ではごくごく普通に朝から焼き餃子を食べることがあります。

早安山丘の焼き餃子は日本の多くの物とは違う味ですが、非常に食べやすい一品です。

トーストは薄焼き2枚セットか厚焼き1枚で!

早安山丘のトースト(薄片)
早安山丘のトースト(薄片)

台湾の朝食屋さんと言えばトーストも有名です。台湾風の味付けではなく、ピーナッツバター、ブルーベリージャム、ストロベリージャムなどのオーソドックスな味付なのですが、台湾の朝食屋さんにおけるトーストは一般的に「厚片」と「薄片」に分けられます。

厚片は厚み2cmぐらいの1枚のトーストの上部に、隙間がないようにジャムが塗られているメニューです。薄片は1cmぐらいの2枚のトーストの中に隙間がないようにジャムが塗られているメニューです。

どちらがおいしいかは甲乙つけがたいですが、今回は薄片のトーストにしました。食べ応えがあるのは厚片かなと思います。

カフェラテ添えて

台湾の飲み物と言えばタピオカミルクティーですが、同じぐらいにコーヒーも人気で、朝食屋さんの多くでもコーヒーを楽しむことができます。

特に多いのはカフェラテで、漢字で「拿鐵」と書かれています。

今回は早安山丘のカフェラテを「半糖」でいただきました。「半糖」は結構甘いです。個人的にはもっと砂糖を少なくしても良かったかもしれません。

最後に

早安山丘は注文方法も明快で、中国語が話せなくてもほとんど困りません。気軽に台湾の朝食を体験したいならおすすめのお店です。たぶんこれからも行き続けます。

そういえば早安山丘で油條を見たことがないかもしれません。油條を食べたいなら他の店に行きましょう。